菩提寺で「御本尊大聖不動明王大仏」を造粒する事に成り、「運慶」「快慶」の流れをくむ
大沸師「松本明慶」氏の制作に当たり吉例儀式が行われわれました。
実像の五分の一サイズの仏像を作って本堂で読経した後に境内に運び
湯釜を用意して五分の一の仏像を湯に入れながら少しずつ分解して行きます、
約3センチの厚みずつに作られたパーツを強力な接着剤で張り合わせて行くそうです。
制作して有る仏像を解体しながら説明して行きます、この一つ一つの精巧に作られた
パーツが元に成り五倍の大きさの大仏像を完成させるのだそうです。
此処までの湯入れ式のみ見て帰りました、この後鑿入れ式も逢ったのですが、
見ず仕舞いでした、めったに無い行事を見られて感動をしました。
滅多に見られない行事にて大勢の人達が本堂に向かいます。
五分の一の仏像を本堂に安置し、住職と一緒に皆も読経しました。
その後境内に出て用意して有る湯釜に神輿を担ぐように仏像を
担いで持参し仏像の頭、腕、と少しずつ分解しながら湯釜に入れて
行きます。
此れから仏像の湯入れが始まります、頭を外し腕を外し、顔の
部分の縦割りを端から接着されている部分を剥がしながら、約3センチ
厚のパーツをどんどん剥がしてゆきます、仏像の内部は空洞にして
軽微化し強度にも強くする非常に難しい作業のようです、昔は
膠しか接着剤が無かったが今では非常に強力な接着罪がどんどん開
発されてノリの後が解らなくなる色も残らない素晴らしい接着剤が
有るそうです、
湯入れ式に見入る壇徒の皆様
境内には藤が綺麗に咲いて居ました。
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