県警 不審なら立ち入りも
県警は15日、全28警察署を通じ、県内の許可銃の一斉検査を始めた。1か月前に起きた長崎県佐世保市での散弾銃乱射事件を受け、4月ごろに年1回実施している定期検査を約3か月前倒しした。県警は銃の使用、保管状況を従来より入念に調べ、県内に約1万丁ある銃の実態の把握に努めたい考えだ。
県警によると、昨年12月末現在の県内の銃所持者は5242人。所持の許可を受けた散弾銃やライ . . . 本文を読む
徳島県境に位置する三嶺でのニホンジカによる食害について考えるシンポジウム「『どう守る 危機に立つ三嶺の森』―深刻化するニホンジカ食害」が19日午後1時~4時30分、香美市香北町美良布の保健福祉センター香北で開かれる。
依光良三・高知大名誉教授がコーディネーターを務め、第1部では香美市の門脇槙夫市長らが三嶺山系のニホンジカ食害の現状などを報告。第2部は神奈川県職員の永田幸志さんが丹沢山系でのニ . . . 本文を読む
農作物を荒らす害獣ヌートリアによる被害が県東部に及んできたことから、鳥取市は15日、すみかとなっている同市叶の清水川に捕獲用おり1基を設置した。同市吉方温泉の袋川でもすでに今月、2基を仕掛けた。さらに狩猟期間(2月15日まで)が終われば、生息するほかの河川にも置く。
県内では1990年ごろから日野郡内で、野生化したとみられるヌートリアによる被害が発生。その後、県中部に生息地が広がり、2003 . . . 本文を読む
■県、駆除奨励金に加え わなの講習も■
愛くるしい見た目とは対照的に気性が荒く、農作物の被害が心配されるアライグマが県内でも増えているようだ。県は「被害が少ないうちに防除したい」と県や市の広報誌に外見の特徴や好物などを掲載。市町村と協力し、狩猟免許がない人でも捕獲に協力できる態勢づくりにも乗り出した。
■「ブドウ・梨食べている可能性」■
県生産振興課によると、県内で最初にアライグマの目撃 . . . 本文を読む
JA新ふくしまは、専門スタッフ3人を常駐させ、農作物に深刻な被害をもたらすニホンザルの獣害対策に乗り出した。福島市との二人三脚で取り組む。管内を機動的に巡回しながら、猿の捕獲や山へ追い返す作業をする。猿による被害額はリンゴや桃など果樹を中心に毎年1億円近くに上り、農家からは期待の声が上がっている。
専門スタッフは市の委嘱を受けた狩猟免許を持つ人で、JA営農企画課に置く。昨年10月から取り組む . . . 本文を読む
寒地型牧草のイタリアンライグラスを使った冬期放牧は、イノシシ対策には逆効果――。こんな研究結果を、近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チームが発表した。獣害対策で冬場にも牛を放牧するため、各地で利用されているイタリアンライグラスだが、イノシシが冬場の餌に利用しており、農地周辺に誘引する危険がある。
これまで、牧草はシカの冬場の餌となり、農地周辺に呼び寄せる原因になっていることは分かっていた . . . 本文を読む