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獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080207】運動不足解消できた? 高山で雪中放牧

2008年02月09日 | 牛・ヤギ放牧
 高山市清見町の県畜産研究所(酒井謙司所長)で、飼育している飛騨牛に、雪の中で日差しを浴びさせる「雪中放牧」が始まった。  放牧された牛は、今年の初夏から盛夏にかけて出産する平均6、7歳の黒毛和種の雌牛ばかり27頭。昨年11月以降、牛舎にこもっていた牛は、積雪約40センチの銀世界の中をゆっくりと動き回っていた。  研究所の話では、冬場は牛が運動不足になりがちなため、ストレス解消を図る狙いがある . . . 本文を読む

【080116】冬の放牧、逆効果 牧草餌にイノシッシ猛進/近中四農研センター

2008年01月16日 | 牛・ヤギ放牧
 寒地型牧草のイタリアンライグラスを使った冬期放牧は、イノシシ対策には逆効果――。こんな研究結果を、近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チームが発表した。獣害対策で冬場にも牛を放牧するため、各地で利用されているイタリアンライグラスだが、イノシシが冬場の餌に利用しており、農地周辺に誘引する危険がある。  これまで、牧草はシカの冬場の餌となり、農地周辺に呼び寄せる原因になっていることは分かっていた . . . 本文を読む

【071217】県仲介で牛の放牧

2007年12月17日 | 牛・ヤギ放牧
広がる耕作放棄地活用  農家の高齢化や後継者不足から、拡大を続ける中山間地などの耕作放棄地に、牛を放牧する取り組みを推し進めようと、県や農協などが、和牛農家と放棄地所有者との仲介に乗り出した。荒廃した土地が害虫の発生源やイノシシなど害獣のすみかとなることを防ぎ、和牛農家の飼育頭数の増加を実現できると期待する。取り組みの現状を探った。  「放牧していると世話はあまり要らず、負担が軽くなった。広々と . . . 本文を読む

【071123】ヤギ研究会:雑草対策、産業振興…活用法考える

2007年11月26日 | 牛・ヤギ放牧
 飼育頭数が減少しているヤギ(ウシ科)を増やし、耕作放棄地の雑草対策やせっけん製造などの産業振興につなごうという第1回西部ヤギ研究会(県西部総合事務所主催)が米子市糀町1の同事務所であり、ヤギを活用する効用や将来性が報告された。  ヤギ乳は牛乳より栄養価が高く、アレルギーが出にくいほか、高品質のせっけん原料になるとの報告もあり、多面的活用を目指す同事務所は今後、簡単に飼育できるヤギの増殖対策と飼 . . . 本文を読む

【071119】ヤギでイノシシ出没防げ!! 環境大ヤギ部が実験

2007年11月19日 | 牛・ヤギ放牧
 イノシシ被害で苦しむ中山間地域の集落にヤギを放し、イノシシが出没しにくい環境を作る試みが、今月から鳥取市鹿野町鬼入道(きにゅうどう)で始まった。鳥取環境大学ヤギ部の学生が飼育しているヤギの母子二匹が県道沿いの耕作放棄地に放たれ、ムシャムシャと生い茂っている雑草を食べる働きぶりに、地元住民や大学生たちのさまざまな期待が膨らんでいる。  高齢化が進む鬼入道は二十世帯の小さな集落。イノシシ被害は大き . . . 本文を読む

【071029】“牧牛犬”が大活躍2頭チームで柵内へ誘導/長野・上田市の菅平牧場

2007年10月29日 | 牛・ヤギ放牧
 長野県須坂市の菅平牧場畜産農業協同組合が牛を放牧する上田市の菅平牧場で“牧牛犬”が活躍している。ボーダーコリー2頭が草地に散った牛を柵に追い込む。「人間数人分かそれ以上の働き」と関係者は大喜びだ。  同組合は数年前、北海道池田町の農場から牧羊犬の雄1頭を24万円で購入。雌1頭を、同組合職員の池田公保さん(63)が自ら購入した。「羊用の犬は牛を怖がって使えない。子犬で購入し、牛に慣れさせながら訓 . . . 本文を読む

【071023】遊休荒廃農地への牛の試験放牧、成果得て終了

2007年10月24日 | 牛・ヤギ放牧
 辰野町上島区の大庭地区で22日、遊休荒廃農地に牛を放牧して雑草を減らし、農地を再生するため、県が試験的事業として導入した「牛の舌草刈りで郷(さと)耕し事業」が成果を得て終了、役目を果たした2頭の牛の撤収作業が行われた。  飼料の値上がりに頭を悩ます畜産農家と遊休荒廃農地の拡大に加え、有害鳥獣被害に苦慮する農村集落を支援しようと、県が普及を始めた新規事業で、地元の大庭共同耕作組合(根橋俊夫組合長 . . . 本文を読む

【071018】休耕田に放牧、いいかモ~ 滋賀・獣害防止など一石三鳥の試み

2007年10月19日 | 牛・ヤギ放牧
 山に近い荒廃農地や休耕田などに牛を放牧する動きが滋賀県内で広がっている。耕作されない田畑の荒廃を防ぎ、獣害防止に役立てるとともに、近江牛の「動く広告塔」とする一石三鳥の試みで、本年度は15カ所に上っている。県は近江牛の生産振興につながる可能性に期待している。  近江八幡市大中町。1・3ヘクタールの休耕田で、人の背丈ほどに茂った草を隣接牧場の繁殖牛2頭が食べ続ける。  グリーン近江農協(本店・ . . . 本文を読む

【071014】イノシシ被害防止へ若狭牛が一役 鯖江の山林に放牧

2007年10月17日 | 牛・ヤギ放牧
 牛の放牧で里地のイノシシ被害を食い止めようと、鯖江市上河内町の山林に十三日、県嶺南牧場のメスの若狭牛二頭が放牧された。山林に牛を放牧するのは県などによると、県内初の試み。放牧によってイノシシの餌や隠れ家となる下草などを減らし、イノシシが近寄りにくい環境づくりを目指す。  県が進める「鳥獣害のない里づくり推進事業」の一環。放牧が獣害防止に役立つか実証するため、市と河和田地区東部四集落(上河内町、 . . . 本文を読む

【071005】牛の舌草刈りで郷耕し

2007年10月07日 | 牛・ヤギ放牧
 穴田第2農家組合は、県北信地方事務所農政課などの支援で28日、中山間地域の遊休荒廃農地に牛を放牧して農地の保全と野生獣害防止に役立てる「牛の舌草刈りで郷耕(さとおこ)し事業」を、小林貞夫さん(67)所有の20アールの農地に牛2頭を放牧するなどして始めた。  事業は県と農業関係団体が協力して県内14カ所を対象に8月から実施しているもので、北信地方事務所管内では初の試み。(1)20~30アール . . . 本文を読む