今、南方向の夜空に3つの惑星が並んでいます。夕暮れ時、南の空に見える明るい星が木星、同じ頃南東の低い空に土星、南東に21時頃昇ってくる赤い星が火星です。
このうち火星は、7月31日に地球に大接近し、視直径(見かけの直径)が木星の60%に達します。なので小口径の望遠鏡でも比較的観望し易い対象となると思います。(前回の
最接近は2003年でした) 下の写真は、7月14日夜~15日未明かけて撮影したものです。惑星撮影に適した大気の安定した季節ですが、時折薄雲が流れ像はパッとしませんでした。。
既にかなりの視直径となっている火星大きさの参考に。 一番右は、撮影に使った望遠鏡(dobgoto10)です。非常に堅牢で、鏡筒長も調整できるので惑星向きです。
DATA 2018/07/14 GOB GOTO 10 D250mm f1200mm F4.8 Kasai ×2.5 Barlow / Camera ASI120MC / RegiStax6