きつねの戯言

銀狐です。不定期で趣味の小説・楽描きイラストなど描いています。日常垢「次郎丸かなみの有味湿潤な日常生活」ではエッセイも。

経過報告・改

2023-05-07 18:41:30 | 日記
 GWも最終日となり、この飛び石連休中に何とか中断中の小説原稿を進めようと頑張って来た結果、先ほど第1稿を書き終えた。とはいえ、まだまだ完成には程遠く、「やっとこれからが本番」という所まで来た感がある。
そもそも2月に一旦完成していた物語を、少々腑に落ちないからと言って、マルチエンディング方式に変更して書いてみようなどという身の程知らずな企画変更をしてしまったのが運の尽き。当初の勢いで何とか書けるところまで書いたけど、詰まったらそのまま放置して、60日以上経過して、GWをきっかけに一念発起、4/29に再開して、最終章前後で当初の予定していた形とは異なる終わり方を余儀なくされたものの、何とか一通りの入力を終えたのが、つい先ほどのことで、そのまま終わろうかと思ったが、またGW明けから停滞してしまいかねないということで、とりあえずここまでの経過だけは残しておこうと、現在に至る。

 序章と第1章までは元々書いていた物語の本筋そのものなので、もう2月段階で出来上がっていた。本来その続きでラストまでの物語は書き上がっていたのだが、第1章ラストに最初の分岐点を設けて、第2章を幾つかの選択肢に分けて、元々の本筋以外の展開のキーワードくらいを作り、第2章で終了するルートを除いて、第2章ラストに第2分岐点を設ける。同じように本筋以外の展開のキーワードを作って、第3章で終了するルートを除いて、第3章ラストに第3分岐点を作ったまでは良かった。その後の第4分岐点の選択肢は作ったが、
「どうも第4章までで物語的には終了しそうなんでどうしよう」
「第4章ラストの第4分岐点に繋がらずにどのルートも全部終わってしまう」
「組み立て直さないといけないとなると、何処から手を付けたら良いのか」
と悩んだ辺りで終わっていた。

 GWに入って再開してみたら、保存してあったはずの2章以降の本筋の草稿がなくなっていたのに驚き、少々凹んだが、頑張ってプロットを基に一応大筋は再現した。書きにくい展開を後にして書きやすい展開(主にバッドエンド)からどんどん書いて行って、ほぼ物語は終盤へ。
 態と見て見ない振りをしていた最後の大問題、「最終章手前で話が収束してしまって次へ繋がらないんじゃないか案件」を無理やりクリアして(後から改変するのはどうにでもなるから、とにかく何でも良いから書いとけ、みたいな勢いで)最後の分岐点はもう次章に繋ぐのではなく、最終章の中に内包してしまう形で「何とか胡麻化した」というと聞こえが悪いが、「工夫して話を収めた」ということで。

 各ルートを書くのに、毎回タブをいっぱい立てて、あちこち見比べながら書くという方法を取っていたが、これだとスクロールもめんどくさいし、まだタイトルもサブタイトルもついてないから、何番目がどのルートだか毎回メモを見ながら探さないといけなくて、ものすごく効率が悪い。よく毎回こんなことして入力やってたなと我ながら呆れてしまう。
 それで、昭和生まれのアナログ人間らしく、今日は意を決して、それぞれの草稿をWordにコピペしてプリントアウトすることにしたのだ。これなら並べて見られるし、メモも書き込めるし、目印だって付けられる。何で今までこれをやらなくて、GW最終日にやるかなと思ったが、これはこれで、かなり手間と時間もかかるので。

 その作業を一通りやってから、まだ書けてなかった残り2ルートと最終章もとりあえず一応の草稿を入力して、これもプリントアウトした。
 結構なヴォリュームになってしまい、3年間くらいでためたA4サイズの裏紙約60枚が全てなくなってしまい、最後は新品?のコピー用紙も突っ込んで、モノクロ印刷用のインクも切れて、途中で取り替えて、出来上がったのがA4用紙67枚。と言っても、全頁びっしりという訳ではないので、正味65枚あるかどうか?(もっと少ないかな?)くらいである。
 1章は本来の物語のクライマックス手前までの部分に当たるので、1章だけで15枚半はあるけど、序章と終章、2~4章は各ルート1枚~4枚、平均3枚ずつくらいである。それでも2~4章の各分岐点でルートは4~5個はあるから、まあ、そうなるか。

 さて、全ての印刷作業が終わって、ルート毎にホチキス止めされたずっしり重いA4用紙の束68枚を前にして、とりあえず今後の作業指針だけメモしたところで本日のミッションクリア。
 これからこれを読み込んで、「ルート毎の展開に問題はないか」から「誤字脱字言葉遣いに間違いはないか」まで、大小さまざまなチェックと手直しをしていかないといけないのだが、GWが明けると、再び週末まではほぼまとまった時間が取れない日常の中で、完成までの長い長い道程に思いを馳せて、ちょっと途方に暮れている。
 とはいえ、あまり集中しすぎるのも近視眼的になって逆に悪影響を及ぼすかもしれないから、インターバルを挟むことでリフレッシュされる?と期待するしかない。まずは物語全体のタイトルとサブタイトルの候補でも考えるとするか。

追記:アナログ作業中にプリントアウトミスで同じルートを2部プリントし、別の1ルートがプリントされてないことが発覚したので、上記の内容に一部訂正を加えました。



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