きつねの戯言

銀狐です。不定期で趣味の小説・楽描きイラストなど描いています。日常垢「次郎丸かなみの有味湿潤な日常生活」ではエッセイも。

楽描きイラストと経過報告

2023-04-30 21:06:29 | 日記

 先日来長女から推しキャラのイラストをリクエストされていたが、GW前で本業が忙しくてなかなか機会がなく、「描かなきゃなあ」と気になりつつ放置していた。
 昨日と今日は休日なのだが、二日とも休養優先とした結果、動き始めるのが午後から夕方になり、昨夜は日付の変わるまで執筆中の自作小説の入力作業、終了して寝る前にうっかりメールチェックすると、1年前投降したブログ記事のリンクが送られて来てしまって、やめときゃいいのに開いて読んでしまった。帰省している次女が毎度ほぼ徹夜に近い夜更かしをするもので、一晩中隣室の灯りが点っているのに油断して、結局あとがき解説含めて全編読破して、目が冴えてしまって明け方まで眠れなかった。生活垢に書いた通りである。
 そして今日は入力作業よりも先に課題のイラストを片づけるかと、ネット検索してよさげなお手本画像を拾い、模写して少々アレンジしたのが上掲のイラストである。

 さて、では小説原稿下書きの方はどうなっているかというと、昨日ログインしてみたら、実は約60日以上も放置していたようで、これも生活垢に書いたように、生活垢の日記カテゴリーの投稿は何度かあったが原稿入力は中断したままだった。
 少々言い訳がましくはなるのだが、実は一旦は全編完成していた。しかしどうもしっくりこなくて、どこをどう改変すべきか悩んでいたところ、とあるゲーム原作のアニメ録画を長女が見ていたのにヒントを得て、マルチエンディングにしたら面白いんじゃないか、という突拍子もないことを思いついてしまった。
 何年も前から折に触れて小説を書き進める上での悩みを相談していた友人とちょうどその頃にたまたま話す機会があり、
「昔は情熱で押し切ったので、拙いなりに魂がこもっていたと思っていたが、近年どうも嘘くさいというか、魂が入ってないような気がする」
という私の悩みに
「内容よりも技巧の方に傾いているのかも」
という意見をもらったことがあった。
それならそれで、技巧に全振り、ではないけれど、それを踏まえてというか、開き直ってというか、推理ゲームとかによくあるように、選択肢の選び方で展開が変わる、というのも面白いのではと思った。よく長男がそういうゲームをしているのを見ていて面白いなと思っていつも見ていたからだ。

 そして、マルチエンディングにするには、選択肢毎に展開を考えて、プロットを書き直した。(あくまでもざっくりと、であって、元の原稿ほど緻密に書き込んでいた訳ではないが。)
 とりあえず最初の転機となる場面で第1分岐点を作り、その選択肢5つのうち、比較的簡単で早く終わるバッドエンド系の展開を3つほど書いたところで中断したのであるが、現実世界の問題や時間の制約、体調等もありつつ、熱が冷めると「本当にマルチエンディング小説って面白いか?」というそもそも論に悩んでしまい、もうこのまま続けられないかなあと諦めかけていたが、(潜在意識の誘導なのだろうが)複数の占い師の4/29の運勢がどれも「小説の続きを再開した方が良い」と示唆してるように取れたのだ。
 それなら、と気合を入れて始め、残り2つの選択肢に続く展開を書き終えて、その先の第2分岐点まで繋げるところで昨日は終わった。第2分岐点での選択肢は4つ。そのうち一番簡単に書けそうな1つは先ほど書き上げた。次の3つのうち1つは本来の最終局面、クライマックスに繋がる本筋として、所謂「じゃない方」の展開2つは、その結末に至る途中展開をどうすれば違和感なく繋げられるかがかなり難しい。
 更に、ここへ来て衝撃の事実に直面した。元々の本筋にあたる原稿の下書きが見つからない。何処にも保存されていない。元のプロットは手元にあるので、一言一句同じというのでなければ、これから入力しさえすれば再現は可能だが、あればコピペからの改変が出来るのに、ないとなると手間も暇もかかるし、前に書いた時の正確な記憶やイメージがないのは、先入観なく書けるとはいうものの、確認した上で書きたかったのでかなりショックである。
 消した記憶もないので、誤って上書き保存してしまったのか、自動保存されていたのを誤って破棄してしまったのか、何にしろ今更どうすることもできない。奇しくも先ほど見た占いで「過ぎたことはどうにもならないから忘れること」と出ていた。まあ、それしかないよな、とは思うけれど。

 ということで、現在クライマックスに至る手前の分岐点を執筆中なので、ややネタバレすれすれになるが、次章は本筋でいうところの最終決戦が控えている。ここはまだプロット上でも完全に決まっていなくて、ざっくり4つほどの選択肢を想定しているが、まだ確定ではない。そこが決まらないとその先は変わって来るので詳しくは言えないが、最終決戦での主要登場人物の運命と決戦の勝敗及び戦後展開が分岐点になろうかと思っている。

 まだまだ先は長そうなので、再び気力が尽きないことを祈るのみだが、明日は本業があるので、今日の続きは明後日からになるだろう。恒例過去作品再掲企画も多少気になってはいる。今回は見送ろうと思っていたが、もし気が向いたら、初期作品と数年後に書いた続編(どちらもそれほど長くない)をまとめて投稿するのもありかなあ、とも思っている。(実現するかわからないので、ここはただの独り言ということにしておこう。)
コメント
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