今回のきっかけは二つのネット記事でした。
「樋口一葉」と「山川登美子」についてのものです。
樋口一葉といえば、五千円札にもなった女流作家として有名ですよね。
文学史で代表作「にごりえ」「たけくらべ」などなどを暗記した記憶があるかもしれません。
一方の山川登美子は樋口一葉に比べるとちょっと知名度は低いかもしれませんが、女流歌人で与謝野晶子のライバルでした。
文豪が異能を使って戦うコミック『文豪ストレイドッグス』では、瀕死の患者をフル回復する能力を持つ女医与謝野晶子(中途半端なダメージの場合は医者自らが瀕死にさせてから治療する)や上司兼先輩の芥川龍之介に憧れるヤンデレ女ギャング樋口一葉をはじめ、いろいろなキャラクターが活躍します。勿論私の推しは心中したがりの探偵太宰治ですが、樋口一葉の健気さは結構好きでした。
そのコミックの樋口一葉から興味を持ち、記事を読んだ後、ネット記事にありがちな、「この記事を読んだ人はこんな記事もオススメ」的なリンクで次に読んだのが、山川登美子の記事でした。
身内に国語教師もいて、自分自身も国語は得意だったけど、失礼ながら二人とも作家名や代表作は知っていても、あまり作家自身については詳しく知らないので、興味を持ったのです。
その結果、樋口一葉と山川登美子を足して2で割ったようなヒロインという発想が生まれたのです。
樋口一葉の師匠・半井桃水と山川登美子の師匠・与謝野鉄幹を重ね、ちょっと太宰治のエッセンスも加え、ヒロインの憧れの師匠としました。
ヒロインの先輩でありライバルでもあり、憧れの師の妻というキャラクターは与謝野晶子がモデルです。
元ネタに興味を持たれた方は検索して頂くとして、ほぼ元ネタのままの部分もあれば、細かい部分では元ネタと真逆の部分もあります。
物語の前半のヒロインは樋口一葉、後半は山川登美子を想定して書いていますが、違和感なく二人を融合することに力を注いだものの、設定だけは元ネタからですが主要キャラは全て殆ど独自の妄想から作り上げた人物かもしれません。
実はヒロインが亡くなってから後の部分は、勢いで後付けした部分でして、最初は何も考えていませんでした。
結局最後はこれかい、とセルフツッコミしてしまいそうではありますが、重要な場面で師匠が語る言葉の中に既に伏線がありまして、登場人物は皆どこかしら作者の分身ですので、その流れのままに身を任せるとここに流れ着かざるを得ないのかな、という感じです。
本来ならばもっと時間をかけ、もっと膨らませ、もっと掘り下げるべきなのだろうとは思いますが、そこは素人の限界とご容赦願えればと思います。天才小説家を描くのに、作中作品のクオリティがこれかと、冷汗三斗の思いで書いていることに免じて何卒ご勘弁ください。
この作品より遥かに前から執筆中の作品がありまして、そちらは最終章(エピローグの手前)の途中なのですが、書きあがったところで全体の見直し、メンテナンス作業もあり、まだ完成のめどは立っておりません。
何よりも、今はまだ魂がこもっていない気がしていまして、世に生み出されるために必要な、一番大切な鍵を探しているような感じです。
「樋口一葉」と「山川登美子」についてのものです。
樋口一葉といえば、五千円札にもなった女流作家として有名ですよね。
文学史で代表作「にごりえ」「たけくらべ」などなどを暗記した記憶があるかもしれません。
一方の山川登美子は樋口一葉に比べるとちょっと知名度は低いかもしれませんが、女流歌人で与謝野晶子のライバルでした。
文豪が異能を使って戦うコミック『文豪ストレイドッグス』では、瀕死の患者をフル回復する能力を持つ女医与謝野晶子(中途半端なダメージの場合は医者自らが瀕死にさせてから治療する)や上司兼先輩の芥川龍之介に憧れるヤンデレ女ギャング樋口一葉をはじめ、いろいろなキャラクターが活躍します。勿論私の推しは心中したがりの探偵太宰治ですが、樋口一葉の健気さは結構好きでした。
そのコミックの樋口一葉から興味を持ち、記事を読んだ後、ネット記事にありがちな、「この記事を読んだ人はこんな記事もオススメ」的なリンクで次に読んだのが、山川登美子の記事でした。
身内に国語教師もいて、自分自身も国語は得意だったけど、失礼ながら二人とも作家名や代表作は知っていても、あまり作家自身については詳しく知らないので、興味を持ったのです。
その結果、樋口一葉と山川登美子を足して2で割ったようなヒロインという発想が生まれたのです。
樋口一葉の師匠・半井桃水と山川登美子の師匠・与謝野鉄幹を重ね、ちょっと太宰治のエッセンスも加え、ヒロインの憧れの師匠としました。
ヒロインの先輩でありライバルでもあり、憧れの師の妻というキャラクターは与謝野晶子がモデルです。
元ネタに興味を持たれた方は検索して頂くとして、ほぼ元ネタのままの部分もあれば、細かい部分では元ネタと真逆の部分もあります。
物語の前半のヒロインは樋口一葉、後半は山川登美子を想定して書いていますが、違和感なく二人を融合することに力を注いだものの、設定だけは元ネタからですが主要キャラは全て殆ど独自の妄想から作り上げた人物かもしれません。
実はヒロインが亡くなってから後の部分は、勢いで後付けした部分でして、最初は何も考えていませんでした。
結局最後はこれかい、とセルフツッコミしてしまいそうではありますが、重要な場面で師匠が語る言葉の中に既に伏線がありまして、登場人物は皆どこかしら作者の分身ですので、その流れのままに身を任せるとここに流れ着かざるを得ないのかな、という感じです。
本来ならばもっと時間をかけ、もっと膨らませ、もっと掘り下げるべきなのだろうとは思いますが、そこは素人の限界とご容赦願えればと思います。天才小説家を描くのに、作中作品のクオリティがこれかと、冷汗三斗の思いで書いていることに免じて何卒ご勘弁ください。
この作品より遥かに前から執筆中の作品がありまして、そちらは最終章(エピローグの手前)の途中なのですが、書きあがったところで全体の見直し、メンテナンス作業もあり、まだ完成のめどは立っておりません。
何よりも、今はまだ魂がこもっていない気がしていまして、世に生み出されるために必要な、一番大切な鍵を探しているような感じです。