きつねの戯言

銀狐です。不定期で趣味の小説・楽描きイラストなど描いています。日常垢「次郎丸かなみの有味湿潤な日常生活」ではエッセイも。

折衷案クリア? 2019.01.30

2019-01-31 01:12:46 | 日記
昨日から考えていた第3章の改変について、今日突然折衷案が閃いた。

前回の下書きで想定していた登場人物の年齢層を引き上げることで、具体的に描写はしていないが、ヒロインに求める女性像の設定年齢層も必然的に上がるし、後から思いついた案に近い方が違和感がない気がする。

そしてそうすることでこの後の展開に繋げやすくなり、プロローグで張った伏線にも繋げられる。

とりあえずは前回の下書きの設定年齢層を上げることで台詞や外観の描写を書き直し、如何にも取り繕った感のある一節を大胆にカットしたら、すっきりした。

まだ推敲の余地は十分残されてはいると思うが、大筋この方向性でいける気がするので、今日のところはこれで良しとしよう。

この第3章は終わり方についてはもう少し考えるとしても、ほぼ終わったも同然で、次の第4章からはいよいよ転換期を迎えるので当初の発想を思いだそうと努力しながら、それでも無理はせずに新しい今の発想も取り入れて行こうと思う。

いつも感じることだけど、昔の作品は拙いけれど、いくら書いても昔の作品を越えられないというか、拙いなりに自分としては達成感があった気がして、年齢的な衰えや日常生活の余裕の無さもさることながら、何か段々下手になってくるように思えてならない。
それは多分思い付いたら一気呵成に書き上げられたからで、やはり創作は「なまもの」なんだなあと思ってしまうのである。

折衷案模索中? 2019.01.29

2019-01-29 20:32:28 | 日記
塩漬けの小説原稿の打開案のヒントを得て、保存してある下書きを読み返してびっくりした。

無理やり登場人物の動機を考えてこじつけて書き進めようとしていたことをすっかり忘れていたことに気づいた。

それはそれで一つの案としてないわけではないのだが、どうにも違和感がぬぐいされなくて、納得がいかないからこそ悩んでいたはずなのに。

はからずも今回思いついた代案とは真逆と言っても過言ではない展開だったことを知って、今少し混乱している。

まだ結論が未確定なので、ネタばれを避けるため詳しくは述べないが、言うなれば、件の人物がヒロインに求める女性像が180°違うというか。

発想の根源は同じところから発生しても解釈というか展開する方向性というかが全く違う。

どちらも今回新たに思いついたキーワードには結びつけて行けそうではあるが、問題はどちらがより私らしいか、私の物語の世界観に合うか、更にこの後の展開にどう繋げるかと考えた時にどちらがより相応しいかということだ。

エログロになるかならないかギリギリのところを攻めているような過去作品の傾向から言うと、寧ろ後から思いついた案は綺麗過ぎるのかもと思ったりもする。

それを言い出すと、この先の物語は一体どうするつもりなのか、がまたあやふやで、初期の段階でどんな風に想定していたかの定かな記憶がない。
漠然としたイメージながら大筋の骨組みはわかっていたつもりではあるが。

ここは暫し折衷案ではないが、ボツにしようとしていた下書きのそのままでもなく、真逆の方向に今から方向転換してしまうでもなく、何とかうまく収める方法を模索するしかなさそうだ。

その指針となるのはきっと次の章からのヒロインと主人公との物語の中で、今度は主人公の心情なり過去なり今に至る動機や過程なりをある程度しっかりと構築することで示されるのではないかと思う。

伏線の回収というか、自分の中で今まで設定した背景に理由づけというか。その辺りが重要なポイントになるのでほないかと思う。

何を言わんとするか、何のためにこの物語を紡ぐのか、その辺をもう一度真摯に考える必要がありそうだ。

できれば過去作品の虫干しではないが新しくブログの存在を知って下さった皆様にお勧めの物語をご案内できたら良いとずっと考えているのだが、それもおいおい。

ウリエルは降臨するか? 2019.01.21

2019-01-21 21:21:37 | 日記
先日来、何とか停滞中の原稿のヒントになるものはと考えていた。

登場人物の一人の「動機」的なものがあやふやなために先に進めない、という話は前回ブログでも書いた通り。

何故だろう、どうしてだろう、と考えるうち、いくつかの、「案」等というにはあまりに漠然としたイメージではあるが、浮かんでは来た。

そこから、客観的に評価を加えてみる。
これだと現実的ではない、とか。
これだと動機としては少し弱い、とか。
これだと矛盾や齟齬が生じる、とか。

そうこうするうち、例によって自分や周囲の誰かの体験であったり、過去に読んだり観たり聴いたりした何らかの素材だったりの中からそこそこ有力なヒントが浮かんでは来た。

だが、それは以前にも候補として上がったことがあるものの、今一つ何か足りないような、そんな感じがして決定には至らなかった。

私の創作活動においてよく用いるのが、いわゆる「キーワード」である。

それは物語のコンセプトを表す言葉だったり、決め台詞的なものであったりする訳だが、今回は発想から時間が経ち過ぎたし、前の携帯に残されたネタ帳のメモがあっても、その時の脳内を完全に再現することは難しくなっている。

過去にも塩漬けになっていた作品の執筆を再開するにあたり、半ば「新しい作品」としての発想で改変することでうまく行った経験はある。

かつて作りかけてきた作品とは似て非なるものにはなるかもしれないが、創作とはある意味「なまもの」だと思っている。
ある程度勢いに任せて一気に作り上げ、微調整は後程ゆっくりと、という風にしか不器用な私にはできない気がする。
ならば、過去に作りかけた土台の上に新しいものを載せてみて、あとはいかにうまくそれを整えるか、ということではないか。

今回はたまたま見ていたドラマで何度か繰り返し使われていたある言葉が私のアンテナにヒットした。
物語全体のキーワードではないが、探していた件の登場人物の動機について欠けていた最後のピースなりパーツなりを見つけた感じがする。

早速新しい携帯のネタ帳にメモは入力したが、さて、小説の天使ウリエルは降臨するだろうか?

本日の作画リハビリ 2019.01.21

2019-01-21 13:04:26 | 日記

長女のリクエストで描いてみた

資料がフィギュアやらアクリルキーホルダーやらの画像をアレンジしたものなのでこんな感じ

ちゃんとした等身の高い画像はどれも同じような構図しかなくて
自分のイメージするのとちょっと違ったため
…ということにしておこう

久々なんでチビキャラしか描けんかった( >Д<;)とは認めたくない…ボソッ

明けましておめでとうございます2019.01.15

2019-01-15 09:00:34 | 日記
とうとう昨年は全く執筆が進まないまま終わってしまいました。

現実世界の忙しさや体調もさることながら、執筆の進まない主たる原因はとある登場人物についての悩みです。

物語にとってさほど重要ではない人物であればさらっと流せるのですが、キーパーソンとなる人物だとそうもいきません。

以前ある友人に話したことがあるのですが、私は子供の頃家族で一番オセロゲームが強くて、トレーニングとして自分vs自分のゲームをやっていました。
まるでRPGの終盤のラスボス戦みたいだけど。

小説を書いていると、それぞれの登場人物にかわるがわる感情移入したり、物語に描き込むかは別としてその人物の背景や心情を掘り下げたりします。

今回はキーパーソンとなる人物が何故ヒロインと関わることになったか、という点で動機とか真意とかそういうところがわからないので、先に進めない状況です。

こういう事態はよくあることで、珍しくはありません。
毎作品一度くらいはあると言っても良いです。
そういう時打開案が閃くのはたいていうんうん悩んでいる時ではなく、日常の何かがヒントになって突然目の前がぱあっと明るくなるみたいな展開です。
ヒントは現実の出来事であったり、小説や映画やドラマ、コミックやアニメだったりします。

そんなうまい具合に小説の天使ウリエルが降臨してくれることを祈りつつ、日々アンテナを張っておきたいなと思います。