そこの貴女、本日は銀狐稲荷にようこそお参りになられました。
そちらの桜の枝に文を託されたのは貴女ですね?
三狐神様よりお告げがございましたのでどうぞこちらへ。
『私は周囲から頑張り屋だとか真面目だとか良く言われますが、実のところ他人の評価が気になって仕方なくて顔色ばかり覗ってしまいます。こんな自分を変えたいのですが、どうしたら良いのでしょうか?』とのお尋ねでございますね?
失礼ながら貴女はご自分のことをどのように評価されているのでしょう?
必要以上に辛い点数をおつけになっているのではありませんか?
人というものは愛されたことがなければ、いえ、愛されたという実感がなければ、自分自身を愛せないものでございます。
そしてささいなことでもほめられ、認められることで自分を認めることができるのです。
ご自分ではどれほど頑張っても認められたと言う手ごたえが得られなかったのではありませんか?
そのような環境にある時、人はおおむね2つの方向に向かうようでございます。
一方はただひたすら自分を高めるべく努力して、そのためには周囲を堕としめることさえ厭わず、「心は常に戦場にあり」の心境でプライドとコンプレックスの奴隷となることです。
他方は全てを諦め、受け入れることです。自分には何の価値もないと信じることで、強かに靱やかに汚ないことも厭わず、虚ろな心でただ日々を生き抜くことです。
どちらの方向に向かわれたとしても、そこに安らぎはございません。ただ、果てしない疲労や虚しさが積もりゆくのみ。いつしか心が病んでしまうことも少なくありません。
そんな世界から抜け出すヒントは「自分の本心に耳を傾ける」ということにございます。
今まで何かを決めたり選んだりする時、貴女はどのように考えておられましたか?
その答えは本当に自分自身の内なる声でしたでしょうか?
「こういった方が賢いと思われる」「こうした方が良い人間だと思われる」などと他人の反応を予想して選択しておられませんでしたか?
時としてそれは貴女の本心とは違っているにもかかわらず、それに気づくことすらなかったのではありませんか?
自ら作り上げた理想の貴女の型に無理やり自分を押し込めようとなさいませんでしたか?
耳を澄まして貴女の本当の心の声を聴くよう努めてごらんなさいませ。
例えそれが他人からどのように思われたとしても構わないと強く念じてごらんなさいませ。
実際には行動に移せなかったとしても、気付ければ充分です。
「本当の私はここにいたんだ」と。
あとは常にそのように思える訓練を日々重ねていかれるだけです。
少しずつ変われるような気がして来られるはずでございます。
お役に立てましたでしょうか?
三狐神様のお告げは以上でございます。
またのお参り、心よりお待ち申し上げております。
そちらの桜の枝に文を託されたのは貴女ですね?
三狐神様よりお告げがございましたのでどうぞこちらへ。
『私は周囲から頑張り屋だとか真面目だとか良く言われますが、実のところ他人の評価が気になって仕方なくて顔色ばかり覗ってしまいます。こんな自分を変えたいのですが、どうしたら良いのでしょうか?』とのお尋ねでございますね?
失礼ながら貴女はご自分のことをどのように評価されているのでしょう?
必要以上に辛い点数をおつけになっているのではありませんか?
人というものは愛されたことがなければ、いえ、愛されたという実感がなければ、自分自身を愛せないものでございます。
そしてささいなことでもほめられ、認められることで自分を認めることができるのです。
ご自分ではどれほど頑張っても認められたと言う手ごたえが得られなかったのではありませんか?
そのような環境にある時、人はおおむね2つの方向に向かうようでございます。
一方はただひたすら自分を高めるべく努力して、そのためには周囲を堕としめることさえ厭わず、「心は常に戦場にあり」の心境でプライドとコンプレックスの奴隷となることです。
他方は全てを諦め、受け入れることです。自分には何の価値もないと信じることで、強かに靱やかに汚ないことも厭わず、虚ろな心でただ日々を生き抜くことです。
どちらの方向に向かわれたとしても、そこに安らぎはございません。ただ、果てしない疲労や虚しさが積もりゆくのみ。いつしか心が病んでしまうことも少なくありません。
そんな世界から抜け出すヒントは「自分の本心に耳を傾ける」ということにございます。
今まで何かを決めたり選んだりする時、貴女はどのように考えておられましたか?
その答えは本当に自分自身の内なる声でしたでしょうか?
「こういった方が賢いと思われる」「こうした方が良い人間だと思われる」などと他人の反応を予想して選択しておられませんでしたか?
時としてそれは貴女の本心とは違っているにもかかわらず、それに気づくことすらなかったのではありませんか?
自ら作り上げた理想の貴女の型に無理やり自分を押し込めようとなさいませんでしたか?
耳を澄まして貴女の本当の心の声を聴くよう努めてごらんなさいませ。
例えそれが他人からどのように思われたとしても構わないと強く念じてごらんなさいませ。
実際には行動に移せなかったとしても、気付ければ充分です。
「本当の私はここにいたんだ」と。
あとは常にそのように思える訓練を日々重ねていかれるだけです。
少しずつ変われるような気がして来られるはずでございます。
お役に立てましたでしょうか?
三狐神様のお告げは以上でございます。
またのお参り、心よりお待ち申し上げております。