コスプレが趣味の知り合いが、イベントに参加すると言うので、
無理矢理おしかけた。
嫌がってもイジワルでも、彼は大人なので、
結局、居場所を教えてくれた。
男子更衣室の前で待っていたら、階段を降りてくる着物姿が、
本当にしとやかで女のようだったので、思わず目を奪われた。
中性的な顔立ちは、メイクしても何の違和感もない。
クレ・ド・ポーのファンデが、美しく肌になじんでいた。
写真を撮ったり、荷物の番をしたりして過ごした。
様々なキャラの衣装を着た若い人達を見ているだけで、頭がカラッポになった。
レベルの高いコスプレで、友人と合わせる人達、
似合わなくても満足気に、1人でウロウロする人…。
みんな、日常の何かから逃げているのだろうか。
ここに来て、一番逃げているのは私だけど…。
そして何より、年が同じで静かな彼と、一緒にいる事が心地良かった。
ありがとう、蓮音。
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