CGSというユーチューブ動画の中で、日本の歴史に関する動画を見つけました。
私たちが、学んだこと、現在の日本の常識的なもの、テレビ、新聞、教育(歴史教育)で言われていることとは、違ったものですが、私たち日本人が、知っておくべきことだと思います。
斎藤武夫さんという方が講師をされ、参政党の神谷宗幣党首が進行役のような感じです。
中学生向けの授業ですので、分かり易いと思います。
以下、内容です。
日清戦争、日露戦争に勝った結果、日本に何が起こったか。
アヘン戦争から始まった日本の近代化の物語がゴールする。
奉天会戦で勝利、日本海海戦で勝利した日本には、これ以上、戦争を続ける力は残っていなかった。
アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領が講和の仲介。
明治38年(1905年)8月 ポーツマス講和会議
日本代表 小村寿太郎
ロシア代表 セルゲイ・ウィッテ
ポーツマス条約
① 韓国のことは日本に任せる
② 日露は満州から撤退(日本は満州の占領地を清に返した)
③ 樺太の半分、遼東半島を日本が得る。
④ 南満州鉄道の経営権を日本が得る。
× 賠償金はなし。
日本国民は、小村寿太郎とブーイングと暴動で迎えた。
日露戦争の意味(整理)
・日本にとっては祖国防衛戦争だった。
・世界は、白色人種対有色人種の最初の本格的な戦争だと見た。日本が負ければ、白人が世界を支配し、有色人種が奴隷化される世界が確定した。
・有色人種の中で、日本だけが、白人列強に勝ち、彼らと対等な独立国になろうとした。
・植民地の有色人種やアメリカの黒人たちは、日本の勝利から勇気と希望を得た。
「これは、アジア人の欧州人に対する勝利だった。日本の勝利は全アジアに影響を与え、全アジア民族は歓喜し、きわめて大きな希望を抱くようになった。」(孫文)
・白人にとって、日本は、白人列強の世界支配を、おびやかす唯一の有色人種国となった。
小村寿太郎の偉大な仕事
1911年(明治44年)関税自主権の回復
日本は、西洋列強と対等な独立国となった。
岩倉使節団が、言っていた、ちょうど40年目のことだった。
以上です。
そして近代日本が完成した【CGS 斎藤武夫 歴史の授業 第59回】
日本の先人たちは、他国に支配されることに対抗したということでしょうか。
生命をかけて、がんばった結果、国としての目標を達成したということだと思います。
この後、いろいろあって、大東亜戦争、太平洋戦争へと続きます。
国と国との戦いという面だけでなく、そこに、ある思想が入ってきます。
この思想は、世界を覆います。
既存の全体主義思想と新たな出た社会主義・共産主義思想が、ぐちゃぐちゃになって、日本は戦争へと突き進んでいきます。
単純に、陸軍が暴走した、というものではないようです。
この辺のことは、もう少し勉強して、いつかアップしたいと思います。
多分、いつか。
このブログを見てくれた皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。
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