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善なる売上高と悪なる売上高  あか~ん チン No63

2024-06-28 12:30:54 | 会計



 売上高とは、企業が顧客に、モノやサービスを提供した対価として受け取る金額のことです。
 悪なる売上高とは、顧客を害する、不幸にするモノやサービスを顧客に提供した際に対価として受け取る金額のことです。
 善なる売上高とは、顧客を良くする、幸福にするモノやサービスを顧客に提供した際に対価として受け取る金額のことです。
 売上高は、損益計算書に記載されていますが、損益計算書を見ただけでは、それが、善なる売上高なのか、悪なる売上高なのかは、分かりません。
 会計基準に、善なる売上高と悪なる売上高を分けて計上するという規定を設けたとしても、モノやサービスの提供時点では、明確に分からないものが多いので、区別することは困難であろうと考えます。
 顧客の使用方法、使用頻度等によっても、悪影響が出る場合もあります。
 そもそも、悪なる売上高などと堂々と損益計算書に計上する企業なんて存在しないでしょう。
 そのような顧客を害する、不幸にするモノやサービスを販売している企業は、情報を操作したり、政治を利用したり、お金を利用したり、その他いろいろな手段で、モノやサービスの悪を隠しているのですから、損益計算書にも悪なる売上高などと記載するはずがありません。
 会計で、この点を解決するのは無理でしょう。

 悪なる売上高なんて、存在するのかと思われる方もいると思います。
 このブログでも、何回か取り上げた新型コロナワクチンという製品がそうです。
 製薬会社が損益計算書に計上しているであろう新型コロナワクチンの売上高は、悪なる売上高だと考えます。

 ワクチンは、病気を予防するためのものです。
 病気になってから使用する薬ではなく、病気になる前に使用します。
 製薬会社、病院、医師にとっては、仕事が増えます。売上も増えます。
 医師や病院が、新型コロナワクチンを接種し、売上高が増えたとします。
 接種した方に、他のワクチンと比較して多大な死亡者や後遺症の方が出たとします。
 これは、医師や病院にとって、悪なる売上高となります。

 話を戻すと、会計の力で、悪なる売上高を止めることはできません。
 会計で無理なのですから、監査の力でも無理でしょう。
 
 ひとつの解決策として、国民の認識力を高めるという方法があります。
 新型コロナワクチンの危険性に関して言えば、学歴は関係ないように思います。
 どうしたら、国民の認識力を高めることができるのでしょうか?
 接種代金について、政府等の補助を止めれば、立ち止まって、情報を入手し、考えてくれるかもしれません。

 死亡者や後遺症の方の状況を大手メディアが伝えれば、考えてくれるかもしれません。
 
 別の解決策として、善なるものを押し広げるということがあります。
 悪なる売上高が存在するということは、儲かるものが即、善ということではありません。
 本当に善なるもので、儲かるというのが、正しい企業活動であろうと考えるのです。
 本当に善なるものを提供している企業は、堂々と、公表する財務情報の冒頭に、その旨を宣言してもらいたいものです。
 この宣言について、監査することはできるかもしれません。

 日本も、世界も、善と悪が、入り乱れて、何が正しく、何が間違っているのか分からないようになっています。
 人間の自由でいいじゃない? では、解決しない状況です。
 もう、グチャグチャです。



 梅雨入り前に、散歩の途中で撮影しました。
 のんびりと日向ぼっこしているようです。
 気持ちよさそう。
 厳しい現状を知った上で、気分転換しているならいいのですが、危機感もなく、能天気に、無関心のまま過ごしているなら、駄目でしょう。
 人間じゃないから、いいかぁ。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



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