継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【29】-反社会的勢力-

2020-06-08 11:21:08 | 新型コロナウィルス

昨年だったでしょうか、お笑い芸人の方が反社会的勢力からの仕事を受注したとして、たいへんな非難を受けました。
「収入が増えるとしても、悪いことをしている人たちから仕事を受けるのは駄目でしょう」ということ、つまり、「損得ではなく、善悪で判断すべきでしょう」ということだったと思います。
メディアも連日大きく取り上げたように記憶しています。
ところが、これが国家レベルになると、メディアもあまり取扱いません。
今、中国は、世界が新型コロナウィルスでたいへんな時に、香港の民主主義を実質無効にするような法案を成立させようとしているようです。
この他にも、
以前から中国は民主主義に反するようなこと、人権を弾圧するようなこと、情報操作、他国への不正な進出等、いろいろと悪いことを行っていると言われてきました。
そして、今回の香港の問題です。
中国は、世界レベル、国家レベルでの反社会勢力と言えるのではないでしょうか。
欧米諸国では、このような中国の動きを非難する声明を出しているようですが、日本の政府は出していません。
非難するどころか、中国の習近平主席を国賓として日本に招くことをまだ諦めていないようです。
このような日本の政府の対応に対して、大きく取り上げて非難するメディアも見当たりません。
善悪よりも、損得を重視するという姿勢の表れでしょう。
でも、このような中国をこのままにしておく悪影響は、上記のお笑い芸人の方が反社会勢力からの仕事を受注したレベルとは比較にならないくらい大きいものです。
いずれ大きな損を日本にもたらすことになると可能性は大きいと考えます。
私は会計の専門家ですが、決算書類には、損得は表示されますが、善悪は表示されません。
善の下での損得の表示であることが当然の前提となっているようなところがあります。
悪の下での損得であっても、その時点では分かりませんが、それは将来、大きな損となってきます。検査データを改ざんして売上を上げてきた企業等を見れば分かります。
今、日本が新型コロナウィルスの影響でたいへんな状況にあるのは分かります。
しかし、日本として中国との関係をどうするのかは、日本の将来を方向付ける重要な問題です。
日本の政府や日本のメディアは頼りになりません。
頼りになるのは、良識のある国民の方々です。
日本の政府に対して、日本のメディアに対して、少しでも声を上げていただければと考えます。
届けーっ!

自らの目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境は必ず終わります。
今日できる努力を継続していってください。
がんばれ。
58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。