こんにちは
うさぎ組(2歳児)担任の永澤美香です
今回の子育てインフォメーションは「ごっこ遊び」についてお話します
ごっこ遊びとは、何かになりきり、模倣して遊ぶことです。
当園の子ども達もままごとや先生ごっこ、ヒーローごっこなどをして、楽しんでいます。
<ごっこ遊びが楽しめる年齢>
イメージする力は、1歳半頃つくと言われ、真似っこ遊びをする姿があります。
2~3歳ぐらいになるとお友達同士でのごっこ遊びも楽しめるようになります。
又、4,5歳になるとさらに盛んに展開されるといわれています。
<ごっこ遊びの大切さ>
ままごとは、身近な大人や子どもががモデルとなり、普段の生活の様子を見ている為できます。
又、絵本や友達の影響なども受けますが、まずは身近な大人の生活の中から強く印象に残ったことをイメージして
心に描きながら発展します。なので、イメージする能力が育まれます。
当園では、子どもが「仕事行ってくるからね!」「今日のご飯は○○だよ」などとお家の人になりきって会話を楽しんでいます。
まずは、1人遊びの中でつもり遊び(~したつもり)、見立て遊び(何かを何かに見立てる)
ふり遊び(~したふり)ができる1~2歳児にこのようなイメージする能力がつき、
イメージを共有することで、コミュニケーション能力が育まれます。
自分のイメージを相手に伝えるには、言葉のやりとりが必要なので、言語の発達にもつながり、
それを使って人とのやりとりを楽しむことで人間関係も学べます。
子どもは自己中心的な世界の中に存在し、友達との遊びの中で、おもちゃの取り合いなどがあり、
「貸して」「嫌だ」と言うことがあります。
しかし、「次貸してあげるね」と約束を自分たちで考え、順番に使うことができます。
このように、お互いの要求のぶつかり合いがあることで、それを解決しようとする能力がつきます。
時には、自分の気持ちを抑えなければいけない場面もあるため自分の気持ちをコントロールする能力も身に付きます。
こういったやりとりの中で、順番やルールを守り、社会性が身に付きます。
又、ごっこ遊びでは、自分がお母さんになったり、お店の人や様々な人になるので、
お母さんが子ども達にするお世話やお店屋さんがお客さんにするやりとりや友達等と関わって楽しむ遊びを経験することで、
人の気持ちを考える力や思いやりの心を育むことに繋がっていきます。
そして、ごっこ遊びでは、石がケーキになり砂がご飯になったり物が何にでも変身するということは、想像力も豊かになります。
ですから、「ごっこ遊び」は子どもの成長発達にはとっても大事なのです。
当園では、ご飯を作っている子どもに「ご飯何作ってるの?」「おいしそうだね」などと
話し掛け、子ども同士の関わりを見守るようにしています。
言葉の発達を促し、人とのやりとりを通して思いやりの心やコミュニケーション力と社会性、
そして想像力を育むごっこ遊びをご家庭でもお子様と会話をしながら楽しんだり友達、
兄弟などで遊んでいる様子を見守ってあげて下さい。
サイト名:ごっこ遊びって大事!育児DIARY