品質管理の基本である解析について考えてみよう。
問題点からテーマを選定して、問題解決のために現状把握をする。現状把握は特性要因図,品質機能展開、連関図などを書く、これは現状を定性的に捉えただけだから、どこに問題の要因(重要な原因)があるか、データをとりながら考えていく。従来のデータあれば、解析し、無ければ、実験計画法など活用して試作をする。このように、真の原因がわかるまで解析を繰り返す。新製品の開発はこのようなことが繰り返される。
さて、システムの作成のときはどうするのだろうか。
お手本となるISO規格を見て頭にある現状と比べながらシステムを文章で表現していく、お手本がなかなか難解だから、現状と食い違うところは、お手本にあわせる。この作業の問題は、現状把握と解析が甘くなることである。
設計の段階の問題は、後にならないと結果が見えないため難しい。
このために解析が必要だが、最近のISO流品質管理では、解析が重視されない。
設計者も統計的方法の教育を受けてないので、いたしかたない。
設計審査・DRで問題があると設計変更をするが、この変更の解析をして、変更が出ないようにすることでシステムを見直すことが出来る。ところがISOでは、変更の処理については要求されるが、変更の再発防止にはふれられてない。
この不足を補うためISO/TSでは、部門横断的アプローチがある。
部門横断的アプローチとISOでは直訳したから目新しいが、部門間連携である。以前から部門間連携というと、会議が考えられるが、本来の連携は日常のシステムでおこなうべきである。後工程で問題を起こさないためにする、設計段階の解析は部門間の連携がなければできないはずである。
このように、設計段階の問題は解析やシステムで補強すべきである。
ISOやISO/TSの弱点はここにある。
問題点からテーマを選定して、問題解決のために現状把握をする。現状把握は特性要因図,品質機能展開、連関図などを書く、これは現状を定性的に捉えただけだから、どこに問題の要因(重要な原因)があるか、データをとりながら考えていく。従来のデータあれば、解析し、無ければ、実験計画法など活用して試作をする。このように、真の原因がわかるまで解析を繰り返す。新製品の開発はこのようなことが繰り返される。
さて、システムの作成のときはどうするのだろうか。
お手本となるISO規格を見て頭にある現状と比べながらシステムを文章で表現していく、お手本がなかなか難解だから、現状と食い違うところは、お手本にあわせる。この作業の問題は、現状把握と解析が甘くなることである。
設計の段階の問題は、後にならないと結果が見えないため難しい。
このために解析が必要だが、最近のISO流品質管理では、解析が重視されない。
設計者も統計的方法の教育を受けてないので、いたしかたない。
設計審査・DRで問題があると設計変更をするが、この変更の解析をして、変更が出ないようにすることでシステムを見直すことが出来る。ところがISOでは、変更の処理については要求されるが、変更の再発防止にはふれられてない。
この不足を補うためISO/TSでは、部門横断的アプローチがある。
部門横断的アプローチとISOでは直訳したから目新しいが、部門間連携である。以前から部門間連携というと、会議が考えられるが、本来の連携は日常のシステムでおこなうべきである。後工程で問題を起こさないためにする、設計段階の解析は部門間の連携がなければできないはずである。
このように、設計段階の問題は解析やシステムで補強すべきである。
ISOやISO/TSの弱点はここにある。