仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

旭川~ソウル間に新路線

2005年12月27日 | 社会・政治・経済
『読売新聞』(2005/12/24)に、「日韓、旭川-ソウルなど4路線の新設で合意」との記事があり、「国土交通省は12/24、韓国・ソウルで21~23日に行われた日韓航空協議で、旭川~ソウルなど4路線の新設で合意したと発表した。新路線は、旭川~ソウルのほか、札幌~釜山、函館~ソウル、広島~釜山で、韓国側の要望に応えた」との内容だった。
韓国側の要望ということなので、やはり韓流ブームに乗って少しでも多くの観光客に来てもらおうとの狙いがあるのだろうか。
ここ何年か、台湾からは多くの観光客が北海道にやってきているというが、今回の航空路線の新設とともに、韓国で『北の国から』などの北海道を舞台にしたテレビドラマや古い映画を放送すれば、韓国から北海道への観光客も増えて、両国ともに利益になるかもしれない。
増毛を舞台にした映画で最初に思い浮かぶのは、映画『駅』(1981年/降旗康男監督/高倉健主演)なのだが、テレビのロードショーなどでこの映画を放送したら韓国内ではウケルだろうか?
やはり、これは健さんありきの映画だから、ちょっと無理か。
それよりも『歩く、人』(2001年/小林政広監督/緒方拳主演)のほうがウケルかな。

必殺仕掛人

2005年04月07日 | エンタメ
昨日(2005年4月6日)はどうにも眠くて、午後8時前には気絶するようにして眠りに落ちたのだが、午前3時30分という夜中のとんでもない時間に目が覚めてしまって、本日午後からは何だかボケボケしているのだった。
もしかすると(『新増毛町史』用に)探している目的の記事は見逃してしまったのだろうか。
しかも、記事を探しているというよりテレビ欄を中心に見るようになってきた気もするのであるが・・・。
さて、今回は1972(昭和47)年9月2日のテレビ欄に【新番組】『必殺仕掛人』第一回「仕掛けて仕損じなし」の紹介記事があって、そこにまた目が止まってしまった。
この『必殺仕掛人』という時代劇は、池波正太郎が原作、深作欣二などが監督。
出演は山村聡(音羽屋半右衛門役)、林与一(西村左内役)、緒方拳(藤枝梅安役)、中村玉緒(半右衛門の妻くら役)、松本留美(西村美代役)、津坂匡章(岬の千蔵役)といったところで、♪パラパ~♪というトランペットの音は鮮明に仁左衛門の記憶にとどまっている。
物語は「お金を払って、法で裁くことができない悪人を殺してもらい、恨みをはらす」というもので、その実行犯が仕掛人というわけだった。
いかに江戸時代といっても犯罪を取り締まり、それなりの処分を下す制度は存在したわけだが、あまりにも生々しすぎて現代の設定にできず、時代劇で作ったのがこの話なのだろうか。
それとも単に時代劇ブームだったのか。
いや、実際にそんな稼業があったのか。
現代でも江戸時代でも、法は人間の行動を制限しているが、その制度の範囲を逸脱しさえしなければ「悪事を企てている」「他者の権利阻害を目論んでいる」「お金の力で人をひざまずかせている」というような日本人の道徳に反した行動をしただけでは処罰されることはない。
だから、「人の心にそむいたひどいことをしてもギリギリのところで法の処罰から逃れている腹黒い奴を懲らしめる」というドラマの内容が大衆の心をくすぐり、これがウケてシリーズ化もされ、更には映画になるまでの相当に高い支持を得た。
そんなところが、その後"必殺シリーズ"として何十年も続いた理由なのだろうか。
"はらせぬ恨みをはらし、許せぬひとでなしを消す"というコピーがあったはずだが、今だったらさしずめ、買収されたニッ○ン放送の関係者がライ○ドアの・・・って、それはないか・・・。
(^_^;)