落語『一文笛』 三遊亭圓楽(六代目)。
噺は、「時代が江戸から明治に変わりしばらく経った頃。往来で見ず知らずの男に声を掛けられ、近くの茶店に誘われた旦那。聞くと自分はスリで、旦那の腰の煙草入れをスリ取る権利を三円で買ったものの、スキが無くてどうしても仕事が出来ない。誰も出来なかった仕事を自分が出来たと仲間内に自慢したいので、煙草入れを十円で譲ってくれないかと言う。いい気持ちになってその煙草入れを十円で譲ったものの、その金ごと財布を持って行かれてしまった。"お前ら、仕事というのはこういうふうにするもんだ"と言うその男は、ヒデという腕の良いスリで・・・」という内容。
六代目三遊亭圓楽師匠は、五代目三遊亭圓楽(1932年~2009年)師匠の弟子。
三遊亭楽太郎を名乗っていた昭和52(1977)年から、テレビ番組の『笑点』に出演しているので、随分と名の売れている落語家の一人だろうと思う。
この噺は、人間国宝・三代目桂米朝(1925年~2015年)師匠が創った噺で、昭和36(1961)年が初演だという。
どうしても演じたかった圓楽師匠は、米朝師匠に稽古をつけてもらいたかったもののそれは叶わず、仲のよい桂ざこば師匠に教わったのだという。
枕では、「あんなに稽古が怖かったのは初めて」と話されていた。
(^。^)
とても良くできた面白い噺で、"しいないわお"の名前が出てきた所も笑ってしまった。
(^_^)
噺は、「時代が江戸から明治に変わりしばらく経った頃。往来で見ず知らずの男に声を掛けられ、近くの茶店に誘われた旦那。聞くと自分はスリで、旦那の腰の煙草入れをスリ取る権利を三円で買ったものの、スキが無くてどうしても仕事が出来ない。誰も出来なかった仕事を自分が出来たと仲間内に自慢したいので、煙草入れを十円で譲ってくれないかと言う。いい気持ちになってその煙草入れを十円で譲ったものの、その金ごと財布を持って行かれてしまった。"お前ら、仕事というのはこういうふうにするもんだ"と言うその男は、ヒデという腕の良いスリで・・・」という内容。
六代目三遊亭圓楽師匠は、五代目三遊亭圓楽(1932年~2009年)師匠の弟子。
三遊亭楽太郎を名乗っていた昭和52(1977)年から、テレビ番組の『笑点』に出演しているので、随分と名の売れている落語家の一人だろうと思う。
この噺は、人間国宝・三代目桂米朝(1925年~2015年)師匠が創った噺で、昭和36(1961)年が初演だという。
どうしても演じたかった圓楽師匠は、米朝師匠に稽古をつけてもらいたかったもののそれは叶わず、仲のよい桂ざこば師匠に教わったのだという。
枕では、「あんなに稽古が怖かったのは初めて」と話されていた。
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とても良くできた面白い噺で、"しいないわお"の名前が出てきた所も笑ってしまった。
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