仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

女王蜂

2007年05月18日 | ムービー
『女王蜂』(1978年/市川崑監督)を見た。
横溝正史原作&市川崑監督&石坂浩二主演の一連の金田一ものだが、これほどまでに面白くないのはどうしてなのだろうかと考えてしまう。
(^_^;)
さすがに終盤の金田一の謎解きの部分には見入ったが、あんなに時間をかけなくてもいいだろうと思った。
序盤から中盤にかけても、中井貴恵(大道寺智子役)の学芸会の演技を見せられているようでとても退屈だった。
毎度の横溝作品のパターンを材料として、その後の展開を想像しつつ見ていたに過ぎない仁左衛門だが、この作品は仁左衛門の想像力を上回ってくれなかったということなのだろうか。
いっそのこと、『刑事コロンボ』のように最初から犯人が解っているうえでの展開のほうが退屈しなかったのではないだろうか。
この映画には少々がっかりしてしまった。
(-_-;)