仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

湯屋番 / 古今亭文菊

2018年02月06日 | エンタメ
落語『湯屋番』古今亭文菊
噺は、「遊びが過ぎて勘当になってしまった若旦那。棟梁の家の二階に居候させてもらっていたが、梅の湯に奉公することになった。いきなり女湯の戸を開けて、"ごめんください"と中に入っていく。すぐにでも番台に座りたい若旦那に、いろいろな仕事を覚えてもらうため、外回りから始めてもらおうと言う銭湯の主人。"夢にまで見た女湯だよ"と言い切る若旦那は、主人がご飯を食べに奥に入っている間だけ番台に座っていてくれと言われ、喜んで番台に上がったのだが・・・」という内容。
銭湯の玄関前に立つなり、「今日はどっちから入ろうかな」とつぶやく若旦那。
それは駄目だろう・・・。
(^_^;)
そして、番台に上がってからの若旦那は妄想三昧で、根っからの遊び人らしく、すべて歌舞伎役者ばりの名調子で喋りだすのが面白い。
さて、演者の古今亭文菊師匠は、古今亭圓菊(1928年~2012年)師匠の弟子。
髪を何ミリに刈っているかは分からないが、テカテカで、青く光っている。
とても個性的であり、これは必ずといっていいほど、記憶に残るだろう容姿だ。
(^。^)