仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

カンヌ映画祭

2005年05月14日 | ムービー
木曜日だったか、「カンヌ映画祭に小林政弘監督の『バッシング』が出品された」とのNHKテレビの報道を見たので、○本氏に話した所、「【ある視点】でしょ?」との冷静な反応だった。
「いや、今年は違うみたいで、確か【コンペティション部門】ですよ」
そうでなければマスコミに取り上げられる筈がない。
幾分興味がある話題だったのでネットで検索をしてみたのだが、フィクションとはいえ題材が題材なだけに、かなり批判的なコメントを掲載しているブログが多いことにも気づいた。
おそらく監督には政治的な意図はないんだろうから、これだけ騒がれてしまって本人が一番驚いているだろうなと推測したが、日本のブロガーの反応など、現地ではまだ分からないか。
とにかく、静かだった池に石が投げ込まれたわけだから、監督の帰国後どんな展開になっていくのか興味が沸いてくるところである。
上の画像は、平成10(1998)年11月21日に行われた【BOOTLEG FILM完成記念上映会】の手作りポスターで、当日はステージで小林監督と出演した柄本明氏へのインタービューも行われた。
改めていろいろ写真を見なおしてみると、「あの頃から随分と時間が経過しているんだなぁ」と驚くのだった。
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