仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ハンコック

2017年06月21日 | ムービー
『ハンコック(原題Hancock)』(2008年/ピーター・バーグ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロサンゼルス。銃撃に見舞われても身体には傷ひとつかない不死身の男ジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は、まるでアルコール依存症でもあるかのように酒浸りで、小さな子供からもクズ呼ばわりされている。凶悪犯罪が起きていると知れば、まるで酩酊状態であるかのようにふらふらと空を飛んで現場に駆け付けるのだが、周囲のことを一切考えないのでビルや道路は破壊されつくす。それ故、ロス市警からは感謝されるどころか、"ニューヨークへ行け"と突き放される始末。しかし、彼に命を助けられたレイ・エンブリー(ジェイソン・ベイトマン)は、嫌われ者のハンコックが一転ヒーローになれるようなイメージ転換戦略を彼に持ちかけ・・・」という内容。
ハンコックは、スーパーマンやバットマンのように市民から敬愛される存在になりえる存在なのだろうが、いかんせん、態度が横柄な酔っ払いなので、誰からも嫌われている。
子供からも生意気な態度をとられるだなんて、少しばかり可哀想な気もするが、まぁ、あの感じでは仕方がないか。
(^_^;)
レイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)は最初から妙にハンコックを嫌っている様子だったので、随分と潔癖な人なんだろうなぁと思いながら見ていたのだが、どうにもあの感じは不自然だった。
まぁ、それでなければ話は面白くならないのだけど。
(^。^)
素直になって、感謝の気持ちを言葉で表現する。
それができさえすれば、ハンコックは無敵になれるのだろうし、また、それはすべての人間に当てはまることなのだろう。