仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ダイ・ハード3

2017年04月20日 | ムービー
『ダイ・ハード3(原題Die Hard / With a Vengeance)』(1995年/ジョン・マクティアナン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「人やクルマが行き交うニューヨーク5番街で、白昼にデパートの爆破事件が起きた。その直後、重要犯罪課のウォルター・コッブ警部(ラリー・ブリッグマン)宛にサイモン(サイモン・ピーター・グルーバー/ジェレミー・アイアンズ)と名乗る犯人から電話が入り、ジョン・マクレーン警部補(ブルース・ウィリス)をハーレムのど真ん中、138丁目の交差点に立たせろとの要求が出される。要求に従わない場合は再度公共の場所で爆発が起きるという。"I HATE NIGGERS"と書かれた看板を抱えて立つマクレーンは、早速ギャング達に取り囲まれるが、危ういところを家電修理店の店主ゼウス・カーバー(サミュエル・L・ジャクソン)に救われる。署に戻ったマクレーンは、遊園地で見つかった最新の液体爆弾のことを知る。2種類の液体が混ざり合うと爆発するという代物だ。そこへサイモンから再び電話が入り・・・」という内容。
マクレーンがゼウスに「なぜ助けたんだ?」と訪ねると、「今日1人の白人警官が死ねば、明日は1,000人の警官がやってくる」との返答だった。
ゼウスがマクレーンを助けようとしたのは、単に親切心からということではなく、面倒なことにならないようにするためだったらしい。
日本国内で暮らしている仁左衛門にとってはまったくピンとこないのだが、現実社会でも白人警察官による黒人への過度な暴力事件というのはたびたび報道されるし、それを原因に暴動にまで発展することもあるようなので、アメリカ国内における人種問題というのは本当に根が深そうだ。
針金の先にほんの少しつけただけの液体が大きな爆発音をあげるという新型の液体爆弾の威力は絶大で、それが約900キロも盗まれたというのだから、これは一大事だ。
新型液体爆弾の威力を説明するために警察署内で小さな爆発を起こしてひんしゅくを買ったチャールズ・ワイス(チャーリー/ケヴィン・チャンバーリン)だったが、爆破装置の解除の際、強い正義感から逃げ出すことなく最後まで奮闘した姿は格好良かった。
(^_^)
停職中だというのに強引に呼び出され、ニューヨーク中を駆けずり回る羽目になるジョン・マクレーン。
まさしく、"世界一運の悪い男"だった。
(^。^)