ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『その人は昔』DVD発売

2023年08月21日 | 舟木一夫

ついに『その人は昔』のDVDが発売になりました。

『その人は昔』のオリジナルはLPレコードで、1966年(昭和41年)11月の発売でした。

アルバム『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

このアルバム『その人は昔』は30ページの写真と詩で構成された物語で、その詩を舟木一夫さんの歌で綴っていきます。

映画『その人は昔』は、翌年の昭和42年(1967年)7月1日の封切りです。共演が内藤洋子さんであることを知った時は、何となくレコードのイメージと違うという感じでしたが、映画館で『その人は昔』を見終わった時は、すっかり内藤洋子さんの虜になっていました。

映画の封切りにあわせ、2枚のシングルレコードが発売されました。
舟木一夫さんの歌う主題歌「心こめて愛する人へ/じっとしてると恋しい」と内藤洋子さんの歌う挿入歌「白馬のルンナ/雨の日には」です。

 
 

映画の中で「雨の日には」を歌う内藤洋子さんの姿は忘れられません。ピンクのパラソルを持って病院の屋上でこの歌を歌う内藤洋子さん。風になびく黒髪と真っ白な包帯、それにピンクのパラソルが一つに溶け合って、記憶に焼き付いています。このシーンをもう一度観たいと、長い間願っていました。

昭和57年頃からでしょうか、「廃盤ブーム」がありました。「真夏の出来事」などとともに内藤洋子さんの「白馬のルンナ」もその中心となりました。そこからシングルレコードの復刻盤が各社から発売されました。

コロンビアからはシングル3枚組で発売されました。内藤洋子さんの「白馬のルンナ」、酒井和歌子/江夏圭介さんの「大都会の恋人たち」が入っていました。そして、もう一枚のシングルレコード。

内藤洋子・舟木一夫「恋のホロッポ/今度の日曜日」です。復刻盤?このレコードはまったく記憶にありません。当時もいろいろ調べたのですがわかりませんでした。レコード番号からみても、この時が初めての発売だったのですね。とんでもない掘り出し物でした。この発売は本当にうれしかったです。

昭和63年(1988年)にはアルバム「その人は昔」がCD化されました。写真は掲載されず歌詞だけですが、それでもCD化は大歓迎でした。

そして平成9年(1997年)3月30日、ビデオ『その人は昔』が発売になりました。飛び上がって喜び、秋葉原まで買いに行ったのを覚えています。

このビデオによって、懐かしいシーンも観ることができるようになりました。昔映画館で観た時とは少し印象の違う場面もありました。特に「雨の日には」を歌うシーンはビデオでは少し物足りない感じでした。

それからまた月日が流れ、平成22年(2010年)11月27日の土曜日、43年ぶりに映画館で『その人は昔』を観ることができました。もう観ることはできないと思っていたので、本当にうれしかったです。

銀座シネパトスで上映された『その人は昔』です。11月20日(土)から28日(日)までの上映で、2本立て上映です。『その人は昔』は毎日上映、併映は『いつか来るさよなら』『絶唱』『君に幸福を~センチメンタルボーイ』でした。

27日は『君に幸福を~センチメンタルボーイ』でしたので、一番見たかった組み合わせです。両作品とも、舟木一夫さんと内藤洋子さんの共演です。ビデオは購入したのですが、もう一度映画館で観られるとは思ってもみませんでした。

長い年月の中で、想いだけが膨らみすぎたのかとも考えていたのですが、上映を観て昔と同じ感動を味わいました。

DVDの発売により、繰り返し『その人は昔』を楽しむことが出来ます。またこれを機会に映画館でも上映されるとうれしいですね。

 

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西島三重子さん Birthday Live 2023

2023年08月19日 | 西島三重子

8月17日(木)、ラドンナ原宿で開催された西島三重子さんの2023年バースデイライブに行ってきました。

午前11時過ぎの特急で東京駅へ行き、中央線に乗り換えてお茶の水駅へ。JR駅前の地下鉄新御茶ノ水駅から千代田線に乗り赤坂駅で下車、宿泊するホテルは歩いて数分です。

昨年と同じホテルです。腰に不安があるので、なるべく歩かなくて済むルートを選びました。ライブの中で西島三重子さんが「乗り換え案内」がないと現在の東京は動けないと言っていましたが、私も便利に使っています。

東京はめちゃくちゃ暑いです。ホテルでシャワーを浴び、ゆっくりしてからライブ会場へ。ラドンナ原宿は指定席なので、ゆっくりでだいじょうぶです。千代田線の明治神宮前駅からだと、ライブ会場まで数分です。

5時開場、6時開演です。西島三重子さんと平野融さんが登場、ライブが始まりました。

最初の曲は「一瞬の夏」、フジテレビの8月15日ドラマスペシャル「一死、大罪を謝す」の主題歌でした。

続いて「愛に流されて」。テイチク・コンチネンタルに移籍して最初のアルバム『BYE-BYE』に収録されています。

この曲もリクエストに応えた選曲で、「グラスハウス80」の話がありました。東京12チャンネルで放送されていたテイチク提供の音楽番組です。当時この番組はビデオに録画して、その後もずっと見ていました。(ベータテープで今ではカビだらけになってしまいましたが。)

音楽評論家の伊藤強さんとの対談も話題に上がりました。伊藤強さんといえば西島三重子さんをデビュー時から評価してきた評論家です。

伊藤強のチェックポイント 音楽賞の審査員として

3曲目は「目黒川」でした。今のところ「最新」のシングルです。当日のサイン会ではこのCDを購入し、サインをいただきました。

なお、「目黒川」は水森かおりさんが次のアルバムでカバーされるそうです。

余談になりますが、西島三重子さんの提供曲・カバー曲を2番目に多く歌っているのは、木の実ナナさん、沢田聖子さん、高見知佳さんの6曲でした。

1番は石川ひとみさんの7曲でした。水森かおりさんはこれまで6曲でしたが、「目黒川」のカバーで7曲となり、石川ひとみさんに並びます。

「目黒川」は地名ソング3部作に続く4番目の歌です。期待に応えて地名ソング3部作が続けて歌われました。

池上線」、デビューアルバム『風車』に収録、シングルカットされました。

次の曲は「千登勢橋」。アルバム『シルエット』収録で、シングルカットされています。


6曲目が「飛鳥坂」、アルバム『夢のあとさき』収録です。

7曲目が「泣きたいほどの海」でした。4枚目のアルバム『水色の季節の風』収録です。

ライブ会場のラドンナ原宿の入口に、堀江美都子さんのチラシが置いてありました。

堀江美都子さんはアルバム『ウィークエンド』で、「泣きたいほどの海」をカバーしています。

第一部最後の曲は「おひさまのたね」でした。この曲も『夢のあとさき』収録です。

「おひさまのたね」は、ニューバージョンや子供合唱バージョンなど5曲入りCDとして発売されました。

また、『Bon Courage』にはフランス語版の「おひさまのたね~GRAINS DE SOLEIL~」が収録され、2016年には新しいCDシングルも発売されるなど、西島三重子さんの代表曲の一つになっています。

「おひさまのたね」はソプラノ歌手の宮島浩実さんがカバーしています。

「あの「池上線」の西島三重子による「おひさまのたね」を宮島浩実がソプラノ(弦楽カルテット+ピアノバック)でカヴァー !!」

20分弱の休憩の後、第二部が始まり最初の曲が「永遠の少年たち」でした。この曲も『夢のあとさき』収録で、アルバムから3曲目の選曲でした。『夢のあとさき』は私の好きなアルバムの一枚です。

CDシングル「おひさまのたね」にも収録されています。

次の10番目の歌は、この日のライブで一番驚いた選曲で、またうれしかった歌です。フランソワーズ・アルディの「もう森へなんか行かない」、アルバム『想いのとどく日』収録です。日本語詞は西島三重子さん。

シャンソン等の名曲を歌った2枚のアルバム、『ペルソナ』と『想いのとどく日』から毎回1、2曲は歌っていただきたいですね。次回のライブは「夢の中に君がいる」をリクエストしようと思っています。

次の歌は「晩夏」テイチク時代のアルバム『SOFT-I』収録です。

12曲目がリクエストに応えて、「青葉の里」。デビューアルバム『風車』収録です。

次の歌もリクエストのあった曲で、木の実ナナさんへの提供曲「うぬぼれワルツ」。西島三重子さんの提供曲の中ではいちばんヒットした曲です。

木の実ナナさんもこの曲には思い入れが深いようで、何度も再録音しています。

14曲目が「わたしはどこへいくの?」『つまんないものよ、私の心』収録で、大好きな曲の一つです。

次の曲は研ナオコさんへの提供曲「川は流れる」でした。以前はライブの度に歌われていましたが、最近はあまり聴くことができなかったので、これもうれしい選曲です。

川は流れる」は研ナオコさんのアルバム『名画座』に収録されています。

プログラム最後の曲が「サイレント・デイズ」。何度聴いても良い曲ですね。「おひさまのたね」のCDシングル発売の際にカップリング曲としてCD化されました。


そしてアンコールが「星屑のララバイ」でした。『Bon Courage』収録です。

ライブ終了後のサイン会では「目黒川」のシングルCDを購入、サインをいただきました。

絵本『ふたごパンダとおともだち』のチラシがあったので、これもいただきました。

絵本は発売すぐに購入しました。来年の2月か3月には「ふたごパンダ」シリーズの3冊目が発刊予定とのこと、楽しみです。

この日は珍しくエッセイ集第2弾の『わすれもの』が並んでいたので、購入してサインをいただこうと思っていたんですが、残念もう売り切れていました。

次回ライブは12月21日(木)、南青山マンダラです。

この日のセットリストです。

 第一部
1.一瞬の夏(「一瞬の夏/One O'clock Rhapsody」)
2.愛に流されて(『BYE-BYE』)
3.目黒川(「目黒川/時の扉をノックして」)
4.池上線(『風車』)
5.千登勢橋(『シルエット』)
6.飛鳥坂(『夢のあとさき』)
7.泣きたいほどの海(『水色の季節の風』)
8.おひさまのたね(『夢のあとさき』)

 第二部
9.永遠の少年たち(『夢のあとさき』)
10.もう森へなんか行かない(『想いのとどく日』)
11.晩夏(『SOFT-I』)
12.青葉の里(『風車』)
13.うぬぼれワルツ(for.木の実ナナ)
14.わたしはどこへいくの?(『つまんないものよ、私の心』)
15.川は流れる(for.研ナオコ)
16.サイレント・デイズ(「おひさまのたね/サイレント・デイズ」)

 アンコール
17.星屑のララバイ(『Bon Courage』)

ファンサイト『水色の季節の風』更新しました。

水色の季節の風

 

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西島三重子さん『2023 Birthday Live』行ってきます

2023年08月17日 | 西島三重子

西島三重子さんの2023年 Birthday Live、チケットの購入から大分待ちましたが、やっとライブ当日になりました。今日8月17日(木)、会場はラドンナ原宿です。

ホテルは東京メトロ千代田線が便利なので、「京王プレッソイン赤坂」にしました。昨年と同じです。ただ、開演時間が1時間早くなっているので、銚子発は11時の特急にしました。

昨年8月、久しぶりに Birthday Live が開催され参加しました。

昨年はまだコロナが猛威をふるっており、自分自身の体調も良くなかったため、参加するか悩みましたが、思い切って参加しました。

今年の Birthday Live も参加することができました。これから出発します。

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犬吠テラステラス、具緒さんの個展

2023年08月15日 | 銚子

8月13日(日)、犬吠に来たもう一つの目的が、犬吠テラステラスで開催中の具緒さんの個展でした。

犬吠埼灯台から犬吠テラステラスへ

お盆の日曜日、犬吠テラステラスも混んでいます。最初に2階の具緒さんの個展へ

オリジナルプリントグッズ、ハンドタオル2種類を購入しました。

プリントに少し時間がかかるので、1階でひとやすみ。休日はつくし寿司さんのだて巻きが買えるのがうれしいです。だて巻きと銚子灯台コーラで昼食

30分ほど待って、ハンドタオル2枚を受け取りました。

リボン部分に名前が入れられるので、ハンドルネームを入れてもらいました。絵柄が見えるように包装していただけるので、ビニール袋に入れたままスキャンしています。

具緒さんのプリントハンドタオルもこれで5枚になりました。2021年の最初の個展で、2種類販売されたのに『総州銚子 犬吠埼灯台』1種類しか購入しなかったのを悔やんでいます。

昨年の個展では迷わずに2種類購入しました。

2021年当時のモノクロの絵も素敵ですね。

 

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久しぶりに犬吠埼灯台

2023年08月13日 | 犬吠埼灯台

8月13日(日)、久しぶりに犬吠埼灯台に行ってきました。

今日の見学記念券

2024年、もう来年なんですね。10年前の「犬吠埼灯台点灯140周年」記念イベントです。

タイムカプセルの写真もありましたが、子どもたちが写っているので、記念のバグパイプ演奏です。

出口のドアが開いていました。

犬吠埼灯台資料展示館へ

一等レンズ、今日は回転していました。

重要文化財の霧笛舎へ

プレートが重要文化財のプレートに変わっていました!

昨年はまだ「登録有形文化財」のプレートでした。いつ変わったんでしょうか。そういえば、今年になってからはまだ確認していませんでした。

霧笛舎の中へ

南側のドアが開いています。これも珍しいですね。

台風が日本に接近しています。波が荒いです。

お盆の日曜日なので、犬吠埼はかなり混んでいました。普段だと絶対に来ないのですが、あえて来たのは、不動まゆうさんのSNSで、「灯台どうだい?」新刊の発行を知ったからです。

今号からサポーター制度がなくなったので、犬吠埼灯台までいただきに来ました。幸い残っており、いただくことができました。

「灯台どうだい?」を最初に入手したのは、「犬吠埼灯台点灯140周年」記念イベントの日でした。

サポーター制度ができてからは、サポーターになって確実に入手していました。よく3号雑誌といって、フリーペーパーの継続発行は難しいと思うのですが、「33号」すごいですね。

犬吠埼ブラントン会とコラボした「犬吠埼灯台だいすき」も2冊発行されています。

これからも発行を楽しみに待っています。

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