西のつぶやき

日々考える事

メーデー開催。蒲島知事も出席。

2008-05-01 10:06:42 | Weblog
4/29
 今年は5月1日ではなく4/29日にメーデーが開催された。いつもどちらの日を選ぶかで紛糾するが、今年は参加しやすい休日を選んだということだろう。
 さて、例年白川公園で開催するメーデーだが、今年は天気に恵まれ3000人近い参加者があった。
 しかも、蒲島知事自ら出席をされた。壇上に立つと自然と拍手が沸き起こり、挨拶終了後も万雷の拍手があった。県民の知事に対する期待感の表れではないかと思った。
 実はこの後県民運動公園で、ロアッソの試合が行われたのだが、そこにも知事が訪れて、場内の観衆の拍手に包まれていた。いろんな箇所に自ら足を運んで、県民と触れ合う誠実さは、素晴らしいものがあると思う。

 さて、知事の件は別として、今年のメーデーの宣言文特別決議分は、非常にわかりやすく時宜を得ていた。

 4月30日の暫定税率復活の決議を目前として、とにかく生活者の視点から、「ガソリンの値上げは反対。」合わせて、「後期高齢者医療制度の廃止」、「年金問題の解決」がいま国民が一番求めている課題である。

 そして、ワーキングプアーと呼ばれる労働者が圧倒的にふえたこと。正規非正規雇用の問題。この根幹は労働者派遣法の規制の緩和の行き過ぎであることは間違いない。

 いずれも、小泉政権時代に今の路線はひかれている。劇場型政治に翻弄された国民がいけないのかもしれないが、有無を言わせない圧倒的多数の与党が強引に進めた結果だ。
 しかも今回の道路特定財源問題等については、法律の仕組みを盾に粛々と多数与党の力で進めている。

 4月30日の法案成立後に「国民に理解を求めたい」と福田首相が記者会見で述べていたが、逆に国民はノーと言っていることを首相は理解すべきではないだろうか。

 本来、労働者の祭典メーデーは勤労に感謝し、労働者同士が楽しむべき祭りとなるべきなのだろうが、今はどう見ても政府に対する不満をぶちまける祭典となっていると思う。

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