熊本市長選の行方は

8/9
　いよいよ熊本市長選が動き出した。
　幸山市長の突然の不出馬宣言により、関係者は大慌て。大本命が出なければ、それぞれ思惑のある人にとって大チャンスだろう。

　しかし、これまで、水面下の動きで、なかなか手を挙げる人がなかった。あとだしじゃんけんが有利という話も出ている。
　これから、噂されている人がそれぞれ手をあげるのだろうか。それともこのままスーッと行ってしまうのか。

　私としては、政令市と熊本県の関係をしっかり認識をしていただき、県と政令市が一体となって活動してくれる方を希望する。合わせて、職員を大事にする首長が希望だ。

　組織は人でできている。最近は、職員のモチベーションが下がるような、行革や給与カットが続いている。政令市の市民サービスを充実させるためにも、適切な人員配置を行い、やりがいのある職場にしていただきたい。そのことが市民サービスの向上に繋がると考えている。現在のように、交付税の圧力で国からの一方的な人員削減や給与削減を実施していたら、地方はボロボロになってしまうと感じている。

　熊本市が４５市町村自治体の代表としてしっかりした行政運営をできるような市長が選出されることを望む。