しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

指導と稽古

2008-12-12 16:06:53 | インポート

12月11日(木)今回は参加者が少なかったですね

しかし、元生くんの元気は立派です!!率先して号令をかけてくれました気合は十分ですが、我流的な動きをしますので、彼には、きちんと基本を伝えたいと思います。

準備運動は、気合が入って素振りや一挙動の素振り、跳躍素振りをしました。

新期生の参加者は、和香ちゃん、かなこちゃん、まゆちゃんとママさん剣道の中村さん、伊藤さんでした。うほー!少なっ!!でも、一人一人じっくり見れます

かなこちゃんは、胴着を着てました!おおぉ!!かっこいい

素振り、一挙動の素振り、左右素振り、すり足、踏み込み足、打ち込みと、サクサクこなしていきます。その中でも、和香ちゃんが随分とよくなりました。構えも力んでないし、打ち込む時の踏み込みなど、あんな小さな体で良い音だしてます!!強いて言えば、声がもう少しかなw

かなこちゃんも、まゆちゃんも直ぐに出来るようになりますよ!稽古が終わってはなしましたが、一週間に2時間程度じゃ上達は遅いです。お家で素振りをしてください。

いつも新期生の指導に集中しているので、あまり上級生の稽古は見てないのですが、今回見てみて・・・気合が入っとらん!!準備運動はしっかり声が出てるのに・・・

私が前に立った時は声を出すけど、他の先生なら注意されないから、声を出すときつい(声を出さないと楽だから)等の入れ込みじゃ寒い中稽古に来てるのに何の役も立たなくなります!人を見て剣道しちゃいかん!!どんな先生でもどんな相手でも一生懸命でないと!!

それと、先生方が面を着けて待ってらっしゃるのに、急ぐ素振りもしない・・・逆に掛かって行く生徒達が先生を待つくらいで丁度良いんです!

そこら辺の意識が薄い事ともっと私達指導者が技術だけでなく竹刀を持つ前の基本を教え行かないといけないと思いました。

 

防具を着けての稽古で、掛かって来たのは、伊藤知博くんと大淵豊晴くんと大淵貴晴くんです。気合・声・やる気が見えません。。。「親から掛かれと言われたから掛かって来た」程度の感覚。掛かり稽古で10本程打つと「ハァハァ」息が上がってます

ん~これで良いのだろうか?いやいや、良くない!!だから、試合で負けてもヘラヘラしていられるんだ!2回戦敗退して満足しているんだ!この子達の中に「くそ根性」はあるのだろうか・・・「くそ根性」とは、負けて「くそ~今度こそは!」とか稽古中できつくても「くそ~負けるか!」などの肯定的な自分を奮い立たせる「心」です。

この「くそ根性」を芽生えさせ、切っ掛けを与えるのは指導者の役割ですが、やるのは本人です。週2回、1時間程度の稽古では中身で勝負しないと他の道場には到底追いつきません。

他道場と比べるのは、良くない事ですが、勝つ事を主にした当てっこ剣道でなく、心も剣道も立派な少年剣士になってほしいと思う気持ちからです。

 

先ずは声=気持ちです!!しっかりと声を出せば、自然に気持ちが入ってきます。→意欲が沸きます。→ケガをしにくくなります。→稽古に充実感があります。→褒められて嬉しくなります。→次も頑張ろうと思います。→上達に実感があります。

ほら~良い事ばっかり!益富の子ども達の第一の課題です。今年も残り少ないですが、納め稽古で来年に繋げる稽古をしてください!!


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