しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

年納め紅白戦

2006-12-22 18:59:07 | インポート

_037_1 12月21日(木)とうとう2006年最後の稽古となり年納めの紅白戦を行いました。私は先生達との稽古もあると思い稽古着を着てきました(ーωー;)ションボリ

紅白戦の前に準備運動を入念に行い、のんちゃん、れなちゃん、ゆかちゃん、さつきちゃん、裕人くんの5名が日頃の基本稽古をご披露しました。みんな良く声も出て打ち込みもしっかり踏み込みスピードがありました。終わった後に秋吉先生から褒めて頂きましたよ♪来年も基本稽古をしっかり身に付け防具を着けてバンバン打ち合いましょうねw

そして、いよいよ試合開始!!小学校低学年の子達は試合コートへの入場がいまいち分からず立ち往生する場面もありましたが何とか始める事が出来ました。

 

私が見ていて思った事は、先ず、①打突のタイミングが単調でその技も単調な所、②声をしっかり出し竹刀を裁いて前へ攻める所です。

①に関しては攻防が一体になっているがために中々決着が付かずヘロヘロになってたねw自分の打つタイミングをずらしたり、フェイントをかけて相手の技を崩せばGOODです。その時の技は崩した相手の空いた所を打つといいでしょう。例えば代表的な技が面すかし面や小手すかし面などです。上下左右→面、小手、胴を打ち分けるならそれなりの稽古が必要です。ここで最も大切になるのが毎回言います「足」です。前に出る瞬発力と打突の強さは足から生まれます。

②に関して、竹刀は相手を打つためだけの物ではありません。相手の打突を避けたり、相手の攻撃を止めたり、相手のタイミングを狂わせたり、と使いこなさなければいけません。その為には研究が必要ですね。そして目立ったのが、構えた時にその場でジ~ッとしている人や後ろに下がる人がいました。その時点で相手に負けてます。積極的に前に出る!打たれてもいいから前に出る!その気持ちが大切ですね。

 

最後になりますが、少年少女剣士のみなさんは冬休みに入ります。暖かい部屋でコタツに入ってゲームしたりテレビを見たりするのでなく、遊ぶときは外で!そして必ず一日一回は竹刀を持ち素振り200本(20本×10セット)とランニングやすり足で下半身を鍛えておいてください。初稽古で怪我をしないためにも必要ですし、人がしていない時の自主トレはとても大切です。剣道は年中無休>(`Д´″)

 

それでは保護者の方々へ・・・今年の4月から新参者があれこれ言いまして大変恐縮に思います。また、ブログを立ち上げ皆様から色々なお言葉を頂き嬉しく思いました。私も毎年郡民大会や県民大会には出ていましたがそれ程稽古をやっておらず10年ぶりに竹刀を持ち剣道を人生の一つにしたいと行動に出ました。少年の船をやっていたおかげでどうにかこうにか子ども達とも上手く付き合って行けてると自負しておりますが至らない点や自分自身の修行不足な所が多々あるかと思います。その時は遠慮なくお話頂きお子様達が剣道を通じて何か少しでも将来の役に立てることを願ってます。今年は大変お世話になりました。2007年も皆様が健康で楽しく剣道ライフを送れますことをお祈りします。


指導と稽古

2006-12-15 18:08:24 | インポート

12月14日(木)今年も残りわずかとなりました。早いですね~私が4月から指導するようになって8ヶ月も経ちます((´∀`*))

さて、今回の稽古ですが流行の風邪などで欠席者が多く半分程の参加でした。剣道でしっかり鍛えて風邪に負けない精神と身体を作り上げましょう!!p(`Д´″)オー

私の指導している子ども達はのんちゃん、ゆかちゃん、さつきちゃんの3名。。。寂しくもありますが、ここはポジティブに考えて「マンツーマンでしっかり教えられるねっ!」で行きました。最近は手の内を注意いていたせいか足が疎かになってしまいました(ノд`)三歩進んで二歩下がる♪ってな感じですがここは気長に~気長に~いきましょう。

そこで新兵器投入!!剣道マシーン!!その名も「クスチャン1号」・・・ヤバイかw??このマシーンはライオンズクラブの楠原先生に寄付していただいたそうで結構年期物でしたがモノは試しで使ってみることに。。。んん・・・?・・・んん・・・(ーωー;)ビミョー

って言うか、人数が多い時なんかは画期的でいいのですが、子ども達が怪我しそうで怖い!!見ている私はハラハラでした。んでもって不採用!!!打ち込みは私が立って身体で受け止めます。それが一番!子どもの打ち込みは肌で感じないといけませんね。

さて、防具を着けての稽古です。矢野文悟くん、伊藤知博くん、有江洋平くんが掛かって来ました。矢野くんは先ず切り返しが気になりました。左手が体の中心を通る軌道で右手の返しによる左右の打突は最も基本的な部分になります。大人でも綺麗に出来る人は中々いない程難しいのですが、初心者から上級者までが意識をして稽古をするところです。矢野くんに限らずみんなに言える事です!その後は面打ちでした。声も良く出ていましたし打ち込むスピードと足の踏み込みも良かったですね。相手と対峙した時の一歩は剣線を喉元に付ける事。続いて伊藤くんは声も出て気合十分でしたが踏み込みが今ひとつ。しっかりと踏み込めばとても綺麗な面打ちになりますが・・・ここは日頃の稽古で意識してやらないと身に付きませんので先生も気が付いたら注意するのでお互い気を付けて行きましょうね!最後に有江くん、彼とは久しぶりの稽古でした。が・・・初っ端から怒られてばかりで本人も辛かったでしょうが今日は気持ちが入ってませんでしたね~そんな時もありますが、そこを如何にコントロールするかが稽古であり、相手に勝つ前に自分自身に勝つところです。ちょっと難しいかな・・・

技術より気持ちだと思いました。最後の言葉でガクッと来ましたが、次の稽古は気持ちを切り替えて挑んでくださいね!

来週の木曜日で今年最後の稽古になります。2006年の総仕上げのつもりで稽古に来てください。


反省会

2006-12-11 09:49:36 | インポート

12月9日(土)19:00より保護者の方々と反省会及び忘年会を行いました。約15名の参加で一次会は荻原、二次会は750(ナナハン)で行いました。

今後の指導やみなさんのお子様に対する気持ちなど保護者の方々と色んな話が出来て大変参考になりました。その中で多く出た質問が他道場とうちの違いや試合で勝つためには等、試合で勝たせたい保護者の気持ちが伝わりました。

私は今年の4月から指導に参加し、まだまだ分かっていないところは多々あると思いますが稽古や試合内容などを見てきて、日々の稽古内容や個別の改善点を感じています。また、私が担当している子ども達へは基本動作や礼儀作法をしっかりと指導しようと再認識しました。

最後に今現在私は5段の昇段審査を受けるため筆記試験の勉強をしています。その中で「剣道指導者としての心構え」という受験項目があります。ここでその内容をご紹介します。  

     

剣道の修練で指導者は最も重要な立場にあり、指導者が適切な指導をしているか否かは指導を受ける者の人間的な成長や技術的な成長の全てを決定していると言っても過言ではない。剣道では指導者と指導を受ける者とが、互いに身体をぶつけ合って修練する事が多いので、指導者の人格や技遣いが、指導を受ける者に肌を通して直接受け入れられ、影響を及ぼすことになる。

基本的な心構えの例

○確固とした信念と情熱、愛情と誠意を持って指導する。

○指導を受ける者の人格と個性を尊重しながら指導する。

○自らの人格を養い、信頼される指導者となるように努力する。

○指導を受ける者とともに修練に励み技能の向上に努める。

○能率的、合理的な指導法の研究を心がけ、指導を受ける者が理解しやすい指導の方法を研究する。

○指導を受ける者の健康や安全に留意する。

   

以上がその内容です。この事は試験の為に丸暗記するのでなく、常に頭の中に入れ稽古や指導に励まなければいけないと思いました。剣道が好きだから・・・剣道を多くの人に知ってほしいから・・・


指導と稽古

2006-12-08 10:30:12 | インポート

12月7日(木)久しぶりの新規記事作成です(^∀^;)ゞ

今回も準備運動は私の号令で行いました。先週は声が出ていないので出るまで何度も素振りをしました。その甲斐あって今回は気合十分でのスタート!稽古の始まり方で内容も変わってきます。毎回その調子で頑張りましょう(^-^)b

今回の出席はのんちゃん、ゆかちゃん、さつきちゃん、裕人くんの4名、足は大分動くようになってきたので最近は手の内や握りを注意して見てます。口であれこれ言うよりも何本も素振りをする事でしっかり身に付くよう指導したいと思います。

内容は素振り・すり足・踏み込み足・鬼ごっこ・打ち込みでした。先週から始めた鬼ごっこは人気です。コート内で走り回る事によって自然にコートの広さを体で覚え、足腰の瞬発力を鍛え、体も温まります。気分転換にもなって冬場のいい稽古です。

防具を着けての稽古は井桁くんと古野くんでした。井桁くんは背が高いなぁ~成長期なのでまだまだ高くなるでしょうねw主に地稽古をしました。打ち込むスピードは中々あるのでタイミングや剣線での攻め等の研究が必要やね。今回は払い小手を教えました。ポイントは右手首での半円運動です。次に古野くん、彼と防具を着けて稽古をするのは初めて。素振りや、すり足の基本稽古を指導していた頃とはうって変わってたくましい少年剣士になっていました(*≧∀≦)ビックリ!!声も十分、打ち込むスピードもあり、本人も活き活きしてて、いや~正直嬉しかった!今日は何だか得した気分 '`,、'`,、(´艸`*) '`,、'`,、

自分の稽古ですが、稽古の後、秋吉先生から中段の構えと鍔迫り合いからの竹刀の崩しを教わりました。ポイントは竹刀の握りと足裁きで今度稽古で使ってみようと思います。