しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

第23回嘉穂ライオンズクラブ杯

2013-06-04 10:30:20 | インポート

6月3日(月)大隈小学校体育館で行われました。

先ずは、新期生の日頃の稽古内容のお披露目です。5名が6月から正式入会ですので、まだまだ構えや素振りすら覚束きませんが、元気いっぱいでかわいいです♪流石に1年前からやっている子達は、シャンシャンこなします!あと少しで防具を着けて稽古出来るところまで来ているので頑張りましょう!!

そのあとは、今週の日曜日に昇給審査が行われますので、2級を受験する小学高学年の子達が基本稽古法を見て頂きました。

さて、試合です!試合はトーナメント方式で、小学3・4年の部、5・6年の部、中学生の部の3つで行います。公平を規するため「くじ」にて対戦相手を決めます。

3・4年の部は、6名の参加者です。シード2名はこの時点で銅メダルw上級生を3位まで表彰して3・4年生が無いのはかわいそうなので準備しました。まぁ大会に出て何か貰えると今後の励みになるでしょう

優勝は大雅くんです。全体的に昨年と比べると確実に上達してます!特に杏衣ちゃんが良かったですね果敢に攻めて打って行ってます!全体的に言える事ですが、もっと声を出しましょう!気持ちを充実させて打って行くと、伸びのある打突になります!

5・6年生の部は、面紐が緩んだり胴紐が外れたりと序盤から、心が緩んでいました。これはとってもいけない事です。ましてや上級生!下級生のお手本になりますか?日頃の稽古に取り組む姿勢から改善しないといけませんね~

全体的に、足と技の研究が必要です。良かったのは、和香ちゃんが良い所を打っていました。3月の九電杯で、その才能を発揮してましたので、こそっと楽しみでしたw思った通り、前に攻めてるし、相手の技の尽きた所を打ったり、自分のリズムで技を出したり、小手・面の2段技を出したりと試合を自分のペースに持って行ってます。決勝では、真由ちゃんの必殺面に敗れましましたが内容は良かったですよ!優勝は真由ちゃんです。気迫・スピードは抜きん出ていますが、打突の機会の研究が必要ですね。

中学生の部は、1年生と3年生の男女混合なので、ちょっと体力の差があったかな

しかし、飯塚少年や九電杯では、団体で出場すると男子と当たる事もあるのでイイ経験になります!!女子頑張れ!!特に桃恵ちゃん♪文悟くんと当たりましたが、打たせてませんでした。なんと!3分頑張って延長までいきました!団体戦だと引き分けですからね~よく頑張ったと思います。私の主観ですが、正樹くんが良かったと思います。打突の姿勢に癖がありますが、思いっ切りの良さや、技の多彩なところは、他の人にはありませんでした。選手に選ばれようと一生懸命頑張ってるんだなぁ~っと感じました。

優勝は貴晴くんでした。んん~イマイチ!!強引に一方通行な剣道でしたね~確かに面は王道です!そこまでして面に拘る理由は?(今度聞いてみようw)

 

全体的に感じた事は、「打たなくてもいい時に打って行って、打つべき所を打ってない」人が目立ちました。打たなくてもいい時とは、打って行っても当らない所です。むしろ出端や返し技を打たれる危険が大です。そこは、相手がしっかりと構えて、姿勢が崩れてないから簡単によけられます。じゃ相手の姿勢を崩しましょう!!

やり方は、①竹刀を触って手元を上げさせる。②二段技を打つ。③フェイントを掛ける。

打つべき所を打ってないとは、相手が一本調子で打って来て、しっかり構え直すまで何もしていない。相手が一本調子で毎回同じ技を出してきている所。鍔迫り合いでの別れ際の中途半端な間合い。

やり方は、①常にどこでも打てる体制と心構えをする事。遠間でも近間でも打てる技のバリエーションを増やす。②相手を良く見て、良く知る事。どんな技が得意でどんな技が苦手か。③鍔迫り合いは休憩ではない!常に優位な体制から技を出すことを考える。

参考になればと思います。分らなければ、ご相談ください。