しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

指導と稽古

2011-03-29 10:25:38 | インポート

3月28日(月)春休み中の稽古です。参加人数は少なかったですね~インフルエンザが流行ってるみたいですね。気を付けてください!

幹太くんが坊主にしてました。試合の反省とこれからの気合を込めてでしょうか、清々しいですねしかし、見学でしたw

準備運動は、知博くんにお願いしました。「中学校に入って剣道部に入るのか?」っと聞くと気持ちよく「はい!!」っと返事を頂きました。文悟くんも入部すると言ってましたしかし、京祐くんは・・・私は無理して剣道を続けることは無いと思います。今まで剣道に携わって得た経験を他のものに活用して頂ければ十分ですし、今から色んなものを選択する事になりますが、それを決めるのは自分ですし、それが京祐くんの人生です。否定も肯定もしませんが・・・ただ思うことは、折角伸びて来ている所なので勿体無い気がします。色んな事を経験するのも良い事ですが、1つの事を貫く事も大切だと思います。良く考えて選択してください

さて、稽古です。準備運動を知博くんにお願いしました。みんな元気良く声が出ています。先日の九電杯を見て、全体的に良くなってきました。その調子で頑張ってください!

今回も上級生を指導しました。長い切返し、連続面打ち、大小の面打ち、一息の切返しです。今回新たに指導したことは、「円を切らない」事です。連続面打ちの最後の相手を打った後、気が抜けて打ちっ放しになってますので、すり抜けて最後まで気を抜かず構える事。面打ちの時も同様です。ここを注意するだけで、締まりのある稽古になります。

居残り稽古は、元生くん、豊晴くんでした。二人とも気合が入ってますね。

元生くんは、切返しの時の左腕が上がってませんので、左腕を軸にすることを意識して大きく打ち込む事と、竹刀は刀ですので、相手の打突部位をチョンと捉える打ち方でなく、切る様に打つ事を指導しました。

豊晴くんは、踏み込む時、右足が高足になってます。高足になるのは、左足で体を押し出せてないのが大きな理由です。何度か打ち込みますが、どうしても上手くいきません、原因は、左足のカカトが上がりすぎてます。左足のつま先だけだとパワーが足りませんので、左足裏前半分に十分に体重を乗せ前に押し出すように踏み込みます。

この一年間、上級生の指導をしてきて少しづつながら成果が出てますし、子ども達も素直で意欲的です。この益富剣友会は、子ども達に恵まれていると感じました。4月から私は新期生の指導を行います。上級生たちは居残り稽古などで指導できますので、これからもガンガン指導していきますw


第12回九電杯 少年剣道大会

2011-03-22 17:34:09 | インポート

3月21日(月)祝日に行われました。

個人戦は全員出場で団体戦は、Aチームが先鋒:楪 次鋒:溝口 中堅:伊藤知 副将:中村 大将:越智 Bチームは先鋒:古野 次鋒:大淵貴 中堅:矢野文 副将:大淵豊 大将:矢野敬です。

今回も審判員でしたが、その合間に見ながらの感想です。

全体的に足が出るようになりましたそのため、打突もしっかりしてきて、相面で勝つようになりました!一回戦敗退者が少なくなりましたね。三回戦まで進む子が増えました。

今後の課題としては、構えが崩れやすい所、竹刀の使い方、足を使っての連続技、地稽古や練習試合による試合運びです。

あと少しの場面が多く見受けられました。少しづつですが、良くなってきてます!!

やはり、日頃の稽古です!日頃の稽古を一生懸命している子はそれなりの成果が出ていると感じました。試合に勝つことが目標ではありませんが、頑張って成果を出す経験をもっと多くの子ども達に感じて欲しいですし、それを勉強や日常生活に役立てて欲しいと思いました。

今回悔しい思いをした人は、気持ちを切り替えて次に良い結果が出るよう頑張りましょう!!良い結果が出た人は、慢心せずに謙虚にとらえて、もっと良い結果が出るようにしましょう!!

 

PS24日は、益富杯の紅白戦です!私は所用のため出席できませんがケガの無いように頑張ってくださいm(_ _)m


指導と稽古

2011-03-11 10:02:43 | インポート

3月11日(木)寒さも和らぎ、日も長くなってきました。春が近いですね

長かったケガの治癒もすすみ、1カ月ぶりに防具を着けて稽古しました。

子ども達の集まりは少ないですね~準備運動は文悟くんにお願いしました。取り掛かる前に先日の練習試合の結果を聞いてましたので、「ベスト8、頑張ったなっ!」と言うと「いえ、運がよかったし、シードでしたから・・・」と謙虚な姿勢天狗にならず、結果だけにこだわらず、きちんと内容を認識してますねその調子で頑張ってください!

しっかり声を出して準備運動を終了し稽古に入ります。稽古に入る前、「一眼・二足・三胆・四力」の話をしました。一眼とは目の事ですが、「活きた目」の事を言います。すなわち「活きた目」とは、やる気のある気持ちの入った目です。声を出すと気持ちが高揚しやる気が出て活きた目になります。なので毎回しっかり声が出るまで素振りを行います。一番大切な事はやる気を持って取り組む事です。

さて、稽古です。試合も近いので連続技の稽古を中心に行います。先ずは、長い切返しです。足から打つ事、肩の力を抜く事、声を出す事を意識して一本一本丁寧に行います。続いて連続面打ち、面打ち、小手打ち、小手面打ち、面すり抜け引き面打ち、面体当たり面打ちを行います。連続技は、足捌き、柔らかい手の内が肝心ですのでしっかりと体で覚えてください。最後は、一息の切返しで終了。

今回、豊晴くんを稽古から外しました。原因は、声が出てなかった事ですが、やり直しをさせた時も声を精一杯出していませんでした。稽古前に「一眼」の話をした矢先でしたので、きつく叱りました。本人も謝って来ましたが、チャンスは一度しかない事、目の前にある事を一生懸命する事を知って欲しくての罰でした。彼はもっとやれる事を私は知っていますし、自分の良い所を自分で損なわないようにして欲しいです。今回の経験が少しでも将来の役に立てればと願っています。