二銭銅貨

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18国立劇場1月/世界花小栗判官/歌舞伎

2018-01-21 | 歌舞伎・文楽
18国立劇場1月/世界花小栗判官/歌舞伎

世界花小栗判官(せかいのはなおぐりはんがん)

発端    (京) 室町御所塀外の場
序幕 <春>(相模)鎌倉扇ヶ谷横山館奥庭の場
          奥御殿の場
          江の島沖の場
二幕目<夏>(近江)堅田浦浪七内の場
           湖水檀風の場
三幕目<秋>(美濃)青墓宿宝光院境内の場
          万屋湯殿の場
          奥座敷の場
大詰 <冬>(紀伊)熊野那智山の場

菊五郎、時蔵、松緑、菊之助
彦三郎(亀三郎)、坂東亀蔵(亀寿)、梅枝、右近、片岡亀蔵

菊之助は貫禄があって美しい。典型的なベビーフェイス。松緑は元気よく動き回って劇に活気を付けた。海岸での立ち回りを一手に引き受けて活躍。右近は気品のある姫。梅枝は情熱的な娘。右近は白の、梅枝は赤の衣裳。2人で菊之助を取り合う場面が面白い。前半に荒くれ馬に菊之助が乗る場面がある。馬が見得を切ったり、菊之助を乗せたまま碁盤の上に立ったりと、面白い演出があった。恒例の時事ネタに関しては、時々流行語を使った部分があった他、橘太郎が笹を持ってシャンシャンのメークで出て来て大ウケだった。

18.1.08 国立劇場


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