ニセコ移住を夢見て

ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

VPCJ218FJのSSD換装とWindows10アップグレード

2016年07月27日 21時52分14秒 | PC・インターネット
先日実施した妻のPCに続き、私のVAIO VPCJ218FJのSSD換装とWindows10アップグレードを行います。
結果を先に言うとうまくはいきましたが、紆余曲折 かなり苦労しました。
7月20日から始めてWindows10アップグレードに成功したのは7月25日でした。
妻のPCは半日で完了したのですが・・・

最初にスタンド部に収納されているHDDをSSDに交換します。
PCを裏返しにして4本のネジを外してスタンド部を外しますが、

スタンド部から本体に2本×4辺 計8本の爪で固定する構造のため容易には外れず、強く力を込めて引っ張ります。

3本のネジを回して取付金具ごとHDDを取り出します。

代わりにSSDを取り付けます。
最終的には取付金具に穴あけしてSSDを固定する予定ですが、とりあえずガムテープで本体に貼り付けます。

前回同様5年間に溜まった〝ゴミ”一掃のため購入時の状態に戻すリカバリ作業から始めます。
4枚組のリカバリディスクを使い進めていきます。
空っぽだったSSDにWindows7がインストールされます。OSの認証もOKです。

次にWindows10にアップグレードしますが、その前にWindows7の時にインストールしておくソフトを入れたり、転送ツールによるソフトの設定などを戻しておきます。

いよいよWindows10にアップグレードです。
リカバリしたので今までPC右下に出ていたWindows10化を催促する田マークはありませんので、マイクロソフトのHPから「Windows10アップグレードアシスタント」をダウンロードしアップグレードを進めます。
プログラムのダウンロードは順調でしたがインストールの段階に入ると画面に出る「完了した割合」の進み具合が少しづつ悪くなります。6時間を過ぎても99%から先に進みません。 

一度Windows10にアップグレードして〝唾”を付けておけばWindows7に戻して再度Windows10にする時は無料とのことなので、あらかじめダウンロードしてUSBメモリに入れたWindows10アップグレードプログラムを使ってインストールを試してみました。
最初にUSBメモリから起動するようBIOSの起動順序を変更します。

プログラムが起動するとPCの適合チェックが行われ、ライセンス認証のためプロダクトキーの入力を求められます。
PCの背面に貼ってあるプロダクトキーを入力しますがなぜか?認証されません。 

「スキップ」を選ぶと先に進みますが、ドライバを確認する所でバージョンが適正でないのか?USBメモリを抜いて再起動を求められます。
しかしそれに対応する画面が用意されておらず普通に再起動をすると何事も無い画面に戻っていました。
いづれにしてもライセンス認証が通らない状況なのでこの方法は諦めました。

再度「Windows10アップグレードアシスタント」によりダウンロードからやり直してみる事に。
12時間見守りましたが「完了した割合」が99%で止まったまま。 

ネットで99%で止まる原因を調べると、Windows7リカバリ直後で最新状態にアップデートされていない事が原因との記事を見つけ、最新の更新までアップデートすることにしました。

最新状態にアップデートするために、まず「KB3020369」を適用。その後SP1以降の更新を1つにまとめた「KB3125574ロールアップ」を適用すれば過去からの更新を延々と待つ時間が短縮されることが分かりやってみました。
ところがこれがいつまで経ってもインストール中を示す棒グラフが見えてきません。

再度ネットをあれこれ調べて、更新のスピードを上げるための「KB3138612,KB3145739,KB3153199」をインストールしようとしましたが、いづれもWindows Update スタンドアロン インストーラーの動きが進まず。
八方塞がりの状態でWindows10アップグレードは諦めてWindows7のまま使い続ける事にしました。

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Windows10アップグレードを断念しWindows7で使用していますが、Windows Updateが一向に行われません。
シャットダウンしようとした時に50個位のアップデートありの画面になり、実行されるかと思ったらすぐにシャットダウンされるおかしな状態です。
さらにsvchost.exeも常時CPU25%利用で冷却ファンの音もかなりうるさくなっています。(svchostは今回のリカバリ以前からの問題で困っています)

そんな中、Windows10が諦めきれず無料アップグレードの期限(7月29日)までまだ数日あるのでネットの記事を見ていると、スリープするまでの時間を30分から適用しないに変更、合わせてマイクロソフトサイトの「USB,DVDまたはISOの作成が必要な場合」の「ツールを今すぐダウンロード」して「今すぐアップグレード」から実施するとうまくいくと云う記事がありその通りやってみました。

「更新プログラムを確認しています」の処理で3時間延々と続いているので一旦処理を中止、「元のWindows7に戻る」を選んで朝まで放置しました。
翌朝起きてWindows Updateを見ると82個の更新が待機状態にあり、これをインストールして再起動したところ最初にWindows10アップグレードの案内画面が出てきました。
この画面に従って進めた結果、あんなに苦労した例の99%もあっさりパスし無事Windows10アップグレードが完了しました。


Windows10アップグレード後の動作を心配していたソフト・機能などの変化について
  〇:問題なく移行できた  △:まあ我慢できるか  ✕:移行して不具合発生


(1)〇 GigaPocketDigitalはここを参考にVer.5にアップした結果、テレビの視聴・録画は従来通り可能
   ただし、✕ ネットワーク配信メニューと△ビデオ解析設定メニュー(解析自体は正常)が消滅
✕ ビデオ一覧で、カタログビューメニューが消滅
(2)〇 CyberLink PowerDVD BD Ver.9(Win10非対応と言われたが) ブルーレイディスクの再生可能
(3)〇 MediaBrowser Ver.2.5 正常
(4)〇 MS Excel2007,Word2007 正常
(5)✕ 画面の輝度調整が不能で最大輝度のまま(インテルグラフィックで明度を下げて使用中)
(6)△ SDカード挿入時の自動再生が不能
(7)〇 svchost.exeの暴走?が無くなり音も静かになった

起動スピードはSSDに交換した効果によりOSの起動時間は20秒、シャットダウンは19秒、テレビの立上りは6秒とかなり早くなりました。

Windows10はWindows7との違いが多く戸惑いも多いですが、これから追々慣れていきます。


【2020年1月9日追記】
Windows10アップグレード後、不具合のあった「(5) 画面の輝度調整が不能」は、レジストリ書き換えで解決しました。


【2020年4月28日追記】
(2)の「CyberLink PowerDVD BD」ですが、2013年7月にバージョン「9.0.6426.52」アップデートプログラムが提供され、それ以降のアップデートプログラムは「CyberLinkカスタマーサポート」より提供される形に変わりました。

インターネットに接続し、PowerDVD BDを起動。画面上部の青い上向き矢印(=アップデート)を押してバージョン12をダウンロードしてインストール。
更に同じ手順で現在はバージョン14まで無料でアップデートできます。


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