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VAIO VPCJ218のCPU交換

2020年04月18日 16時00分54秒 | PC・インターネット
購入して8年ほど使用しているVAIOのVPCJ218ですが、最近始めたDTMやフライトシミュレータを動かすともう少し高い性能が欲しいと感じる場面があり、延命策としてCPUを交換して性能アップをはかります。

現在付いている第二世代CPUインテルCore i5-2410M(2コア/4スレッド)をCore i7-2670QM(4コア/8スレッド)に交換します。

Core i7-2670QMも第二世代(Sandy Bridge)でソケット形状は同じですが、TDP(最大放熱量)が45Wとi5-2410Mの35Wよりも高い冷却性能が要求される点がチョット心配です。(他にもBIOSやチップセットがこのCPUに対応しているか等の不安もありますが)

難関の裏ブタ外しですが、2ヶ月前にCPU冷却ファンの掃除で経験しているので今回は割と容易に進みました。

冷却ファンのフタを止めている小ネジ5本を外して

CPUを覆っているヒートシンクの固定ネジ4本を外すと

CPUが現れます。

CPUソケットのネジをマイナスドライバで反時計回りに180度回してロックを解除し、現在付いているCPUを外します。

こんな機会でないと見る事ができないソケット

向きを確かめてi7-2670QMをソケットの上に置いてネジを時計回りに180度回してロックします。

ヒートシンクのフィンは清掃して2ヶ月しか経っていないのでほとんどホコリが溜まっていませんでした。

CPUに新しいグリスを塗ってヒートシンクを元通りに取り付けます。
8年経過したので、内部時計用のボタン電池も新品に交換しました。
金属カバー、裏ブタ、光学ドライブなどを元に戻します。

電源を入れて動作を確認。緊張する一瞬です。
すんなりWindowsが立ち上がりました。
CPU-Zで見るとCore i7-2670QM が正常に認識されています。

ベンチマークツールを使って交換前・後の性能を比較してみます。

(1) Windows10内蔵の「Windowsシステム評価ツール」で比較
 測定手順は、Windows PowerShellを管理者として起動後「winsat formal」と入力してEnterキーを押す。数分経過後測定が終了したら「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力してEnterキーを押すとスコアを確認できます。

 ・CPUScore:CPUの1秒あたりの計算速度に対する評価
 ・D3DScore:ゲームなどの3Dグラフィック処理性能に対する評価
 ・GraphicsScore:一般的な2Dグラフィック処理性能に対する評価
 ・WinSPRLevel:パソコン全体の性能に対する評価


Windowsシステム評価ツールのスコアでは、少し数字が上がっている程度でチョットがっかり。

(2)「CINEBENCH R20」で比較  100%負荷を掛けてCPUが高温で落ちるかどうかも確認します。

CINEBENCHのスコアでは、487→921と2倍近くのスピードアップ評価です。
測定中CPUは常時100%で約10分稼働していたのでこの程度時間なら冷却性能も大丈夫のようです?

FSX-SE+TileProxyで長時間プレイしてもCPU使用率が60%程度でシステムも落ちないので、私の使い方では冷却性能は問題ないと思います。

FSXでビル群の中を低空飛行しているとFPSが7あたりまで落ちる場面がありましたが、CPU交換後は設定値の15を保っているのでCPU交換の効果が出たと思います。


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