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かいつぶりの日々

山林関係に強い不動産鑑定士「合同会社鳰不動産鑑定」のブログです
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不動産の鑑定評価・相談・コンサルティング

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【講師】まちゼミ講師終了しました。

2022年11月16日 | 実務

先日からお知らせしてました商工会主催イベントの「まちゼミ」
「不動産鑑定士による失敗しない住宅選び」講座終了しました。

初めての試みでしたので、一体どうなるんだろ、受講生いらっしゃるかな?と思いながらの準備してましたが、住宅購入、買い替えに興味持たれてる方が募集開始からすぐにお申込みをいただき、皆さま熱心に講義を聞いて、講義終了後は皆様と質疑応答や雑談を交えて、アットホームな形で終了しました。

不動産広告と、業者さんとの打ち合わせや内覧の注意点を画像を交えてご説明し、
「住宅選びはご自身の人生プランを照らし合わせて検討する重要性がある」、という話を中心に話をさせていただきました。

道路の考え方の一部について、私自身も受講生からのご質問で気が付いたこともございました。(あ、こんなケースがあるんだなっと)

講義終了後は住宅購入のタイミングなど、現在のトピックにマッチした内容で(特に円安)受講生の皆様と雑談。
一名のかたから「不動産って面白いですね」と
別角度での不動産の見方に気づいていただけたのが
私的にはやった甲斐ありました。


今後も機会があれば、このような「住宅購入者向けセミナー」はやってみたいと思います。皆様に何かしら気づきの機会となれば良いと思います。
ご参加者の皆様、ありがとうございました。

【経済】円安と不動産価格

2022年11月09日 | 実務
タイムリーな話題ですが、
最近の円相場、1ドル=150円を行ったり来たり、
私が学生の頃は80円とかでしたから、ほぼ倍近く違いますね。
学生の頃は日本の皆さん海外ツアーに出てましたが、今はその逆の風景ですね…

景気とか経済とかに悪影響が出ているという報道が目立ちますが、具体的に不動産の価格にどのように影響しているかを検討してみます。

円安のきっかけはアメリカの金融市場の利率上昇、これに伴い、ドルを買う投資家が増えたので円の価値が安くなったのが原因の一つ。

不動産の価格にどのように影響があるのか
・エネルギー(石油)、輸入材の高騰→極端な例ですが、今まで100円で輸入して買えたものが150円くらいに値上がり。

・物価が上がるので、住宅に回せるお金が無くなる。
ウクライナ侵攻などいろんな要因がありますが、円安も手伝って現在物価高、小麦もサラダ油もガソリンも上がっているので財布に余裕がない。企業も値上げをぎりぎりまで我慢しているのでサラリーマンの給料もあまり上がらない。


・海外投資家は日本の都市圏のマンションなどの物件が安いってことで買いまくる。安く変えて高利回りの日本の物件が人気。また、すぐに転売しやすい築浅マンションはさらに人気→マンション価格の高騰→都会在住の方は予算的に都心で家が買えない。

ということで、上記を簡単に並べると

①材料費の高騰で戸建住宅、マンションの建築費が高騰→購入控える。
②物価高なので、住宅に対する予算に余裕がない。→ 買い控える、都心は難しいので郊外へ。
③海外投資家が豊富な資金力で都心の物件を購入、転売することによりさらにマンションをはじめとする物件が高騰→ 都心ではマンション買えない状況となる。

ので、不動産も値上がりしているけど、なかなか景気に結びついてないという現実が見え隠れしますね。

じゃぁ、今後どうなるの?ってことなんですが、アメリカのインフレ対策での金利上昇は今後もつづくと思われます、ただ、日本が低金利のままなのでしばらくは(来年春までかな)このままでしょう、ただし低金利がずっと続くのかと聞かれるとその可能性は少ないかもとしかお答えできません。

仮に金利上昇となれば、もちろん住宅ローン利率も上昇となります。

ですので、現在であれば住宅ローンで郊外の住宅を購入されるのが得策かと私的には思いますね。

都心のマンションについては、投資家の熱が落ち着くまでは手を出さないほうが良いかもしれません。



野洲商工会主催 まちゼミ
不動産鑑定士が教える「失敗しない家選び」

日時;11月12日(土)午前の部(AM10時半~12時)
          午後の部(PM1時半~3時)
※午前、午後とも最大5名様程度入場可(満員の場合はお断りすることがございます)

場所;弊社事務所フリースペース

資料;弊社提供資料(教材費1000円)※ご自身の相談される不動産の資料があれば終了後相談対応させていただきます。

不動産(住宅)を買おうと思っているけど

①不動産屋さんに行くまでに知っておきたい知識ってなんだろ。
②広告を見てもよくわからない、
③値段が高いか安いかもわからない。
④実際、住宅を買う上で注意すべきところってどこなの?
⑤現地で何を見たらよいのだろう?

この①~⑤のお悩みを持つ方は受講をお勧めします。

住宅を買う上で気を付けるべき点を、不動産のプロフェッショナルである不動産鑑定士が不動産の見方、広告の読み方などを説明します。
ある程度、知識と資料の読み方がわかれば不動産屋さんでお話もしやすくなりますし、自分にとってぴったりの不動産が見つかるかもしれません。

よろしくお願いします。(^^♪





【宣伝】セミナーを行います。

2022年10月26日 | 実務



私が加盟している野洲商工会のイベントの一環ですが、

以下弊社のセミナーを開催します。


不動産鑑定士が教える「失敗しない家選び」

日時;11月12日(土)午前の部(AM10時半~12時)
          午後の部(PM1時半~3時)
※午前、午後とも最大5名様程度入場可(満員の場合はお断りすることがございます)

場所;弊社事務所フリースペース

資料;弊社提供資料(教材費1000円)※ご自身の相談される不動産の資料があれば終了後相談対応させていただきます。



受付は電話のほか、弊社ホームページお問合せ、FAX、ツイッターDM等でお願いします。
(駐車スペースは先着3台あり、満車の場合は近隣コインパーキングまでお願いします)

mailフォームは以下↓



セミナーはこういった方が対象です(*'▽')
😊 不動産(住宅)を買おうと思っているけど

①不動産屋さんに行くまでに知っておきたい知識ってなんだろ。
②広告を見てもよくわからない、
③値段が高いか安いかもわからない。
④実際、住宅を買う上で注意すべきところってどこなの?
⑤現地で何を見たらよいのだろう?

この①~⑤のお悩みを持つ方は受講をお勧めします。

住宅を買う上で気を付けるべき点を、不動産のプロフェッショナルである不動産鑑定士が不動産の見方、広告の読み方などを説明します。
ある程度、知識と資料の読み方がわかれば不動産屋さんでお話もしやすくなりますし、自分にとってぴったりの不動産が見つかるかもしれません。

よろしくお願いします。(^^♪

※コロナウィルス対策として、マスク着用、手の消毒、検温をお願いする場合がございますのでご協力くださいますようお願いいます。


【社会】石山団地に見る高齢化率とその対策

2022年10月19日 | 実務
地元ネタになりますが

大津市郊外にある石山団地(JR石山駅3.5㎞)で今月医療クリニックがオープンしました、


この団地、昭和の後期に造成された団地ですが、地域内の高齢化が進み高齢化率は50%、また医療施設も撤退して生活の利便性が落ちていき、また健康に不安を抱えるお年寄りにとっても大きな課題となってました。

地元の法人が協力して診療所を設置、現在4科の診療となりますが、今後は医療体制の拡充を進めるとのことです。

この団地、平成26年くらいから高齢化への取り組みを行っておりました、今回はその取り組みの一つが実現したという形となります。

ちなみに場所はこのあたりです(^_-)-☆


ところで高齢化率、大津市の今年五月時点の高齢化率は全体で27%ですからかなりピンポイントで高齢化が進んでいる地域であると思われますね、

地価の動向はどうなっているか見てみますと、ちょうどこの団地に地価公示の地点がありましたので調べました。


※地価公示大津-20、みんなの地価マップより抜粋

平成15年の下落は結構きついですね…。
基本的に2%-3%弱の下落率で推移しています。
平成2年が205,000円/㎡ですから現在は54,000円…、1/4の価格ですね。

このように滋賀県の郊外の住宅地で高齢化が進むと地価下落の大きな原因となります。
バブルの頃に造成された郊外の団地、
住環境維持や世代交代が上手くいっている地域もありますが、
地価下落の一途をたどる地域もあります。

この地域では今後も再生計画が策定されているとのことですので、今後の動向に期待、他の同様の地域についても「何が一番必要か」という観点でアイデアが出てくると良いですね。




【実務】不動産関係お役立サイトの紹介

2022年09月28日 | 実務
最近はネットで調べられることが多くなりました。
役所に行かずとも…都市計画や道路などが調べられます。
ただし、官民境界等や、正確な情報については役所に行くこととしております。

でも、ある程度の下調べが出来れば助かりますよね( `ー´)ノ

下調べに使っている、もしくは価格バランス検討などに使っているサイトをご紹介していきます。

まず、地価マップ関係ですが、
皆さん、国土交通省の標準地検索システムをご利用かと思いますが、
私がフル活用しているのが
「みんなの地価マップ」
グーグルマップ対応でわかりやすく、しかも地点の詳細データも出しやすいので利用しやすいです(これ、個人の事務所が管理されてますね)
ただ、最新価格のアップデートが少し遅いですが、十分に活用できます。

次に地番検索サービス
法務局のサイトにて運用されていますが、中々所在不明な土地の検索に大きな効果を発揮しております。
ログインして(一時利用でアカウントを取得する必要があります)
目的の地番を入れるとニアピンで地番にヒットすること多いです。

次に埋蔵文化財

文化財は各市町のHPに掲載されていることが多いですが、
これは全国の文化財のデータベースとなっております。
ですので、検索せずともたどり着くことは可能です(詳細はやはり窓口まで)

色々とご紹介しましたが、これからもどんどん便利になるものだと思います。しかし、最後はやはり目で見て、役所の所蔵資料を確認して…というのが鑑定士の仕事ですので、なかなか全部を「WEBで効率化」というわけにはいきませんね。(^^♪