えっと・・・タイトル通り(笑)ですね。
澤村伊智氏のショート怪談って本です(と私は思っている)
短編というほど長くないものが多いので。ショート集でよいと思います。
いや~時々勧善懲悪的で
読後感もそれなりに(笑)納得できるものも(笑)ありますけどね。
殆どは・・・読後感は・・・読者に放り投げでして。
はい、私はこの「放り投げ読後感」が好きだから。
読んでいます。
好きな作家さんに平山夢明氏がいますが。
彼のホラー等々も、狂っている方々登場しますがね。
平山氏の方は、頭ン中のネジが壊れてしまったような方々が多くて。
それに対して澤村氏の方は、日常にチラッと出てくる歪み。
隠しているけど見えてしまう。見られてしまう。
自分でも自覚しているが、どうにもならない闇。
澤村氏の闇は、
闇を持つ登場人物自分自身で作り出したものが多いように思えます。
だから、また平山氏とは異なる怖さがありますね。
私のお気に入りは『保護者各位』『満員電車』『冷たい時間』ですね。
『保護者各位』は、ある小学校の保護者宛の通知が並ぶだけの作品。
児童の安全のための注意事項が並びます。
読んでいてもまぁ「よくある」文章ですが・・・何か・・・おかしい。
そしておかしくなってくる・・・
その微妙な変化が、面白さ(怖さ)になる。
『満員電車』は、通勤で乗車する電車内の物語。
毎日同じ時間、同じ車両に乗っていると、顔見知りも増えてくる。
って、実際に話すわけではない。勝手に顔見知りにしている。
ある日、その満員電車内で、1人の女性が倒れ込んでしまう。
主人公の女性、そして(勝手な)顔見知り達の連携で、女性は無事病院へ。
そしてその後・・・また同じ満員電車内で、1人の女性が倒れ込んでしまう。
主人公や顔見知り達は、騒然とする。
同じ電車、同じ車両…そして倒れている女性は以前と同じ・・・
これも、「何かがおかしい」となるのだけど、一応自分で理屈付けて。
納得したけど・・・その理屈を超えるものがいる・・・って怖さ(だと思う)
『冷たい時間』は、一応(笑)勧善懲悪(でいいのか?)なんですが
この男性達の抱えた闇が・・・いかにも現実にありそうで。
誰でも持つような闇。それを小さいまま昇華させるのか?
その闇を膨らませ大きくさせるのか?は自分次第。
これは澤村作品の「得意技」(笑)なんですけどね。
この作品は、とても巧みに語っていたと思います。
そんな作品群。
ちょっとクセもありますが。
澤村氏、推して正解!!!!で御座います(ペコリ)
澤村伊智氏のショート怪談って本です(と私は思っている)
短編というほど長くないものが多いので。ショート集でよいと思います。
いや~時々勧善懲悪的で
読後感もそれなりに(笑)納得できるものも(笑)ありますけどね。
殆どは・・・読後感は・・・読者に放り投げでして。
はい、私はこの「放り投げ読後感」が好きだから。
読んでいます。
好きな作家さんに平山夢明氏がいますが。
彼のホラー等々も、狂っている方々登場しますがね。
平山氏の方は、頭ン中のネジが壊れてしまったような方々が多くて。
それに対して澤村氏の方は、日常にチラッと出てくる歪み。
隠しているけど見えてしまう。見られてしまう。
自分でも自覚しているが、どうにもならない闇。
澤村氏の闇は、
闇を持つ登場人物自分自身で作り出したものが多いように思えます。
だから、また平山氏とは異なる怖さがありますね。
私のお気に入りは『保護者各位』『満員電車』『冷たい時間』ですね。
『保護者各位』は、ある小学校の保護者宛の通知が並ぶだけの作品。
児童の安全のための注意事項が並びます。
読んでいてもまぁ「よくある」文章ですが・・・何か・・・おかしい。
そしておかしくなってくる・・・
その微妙な変化が、面白さ(怖さ)になる。
『満員電車』は、通勤で乗車する電車内の物語。
毎日同じ時間、同じ車両に乗っていると、顔見知りも増えてくる。
って、実際に話すわけではない。勝手に顔見知りにしている。
ある日、その満員電車内で、1人の女性が倒れ込んでしまう。
主人公の女性、そして(勝手な)顔見知り達の連携で、女性は無事病院へ。
そしてその後・・・また同じ満員電車内で、1人の女性が倒れ込んでしまう。
主人公や顔見知り達は、騒然とする。
同じ電車、同じ車両…そして倒れている女性は以前と同じ・・・
これも、「何かがおかしい」となるのだけど、一応自分で理屈付けて。
納得したけど・・・その理屈を超えるものがいる・・・って怖さ(だと思う)
『冷たい時間』は、一応(笑)勧善懲悪(でいいのか?)なんですが
この男性達の抱えた闇が・・・いかにも現実にありそうで。
誰でも持つような闇。それを小さいまま昇華させるのか?
その闇を膨らませ大きくさせるのか?は自分次第。
これは澤村作品の「得意技」(笑)なんですけどね。
この作品は、とても巧みに語っていたと思います。
そんな作品群。
ちょっとクセもありますが。
澤村氏、推して正解!!!!で御座います(ペコリ)
