気分はいつも、私次第

希(まれに)の好きなモノだけを集めた、わがまま部屋。
私次第の、私のための場所。

刑事フォイル~覚書23

2019-06-04 13:04:29 | 『刑事フォイル』
『刑事フォイル』・・・・覚書もラストで(ペコリ)

ナチス見たさで、視聴を決めた『刑事フォイル』
英国が舞台ですので・・・・

WW2の英国を見ることは、私のとっては万々歳でした。
また・・・色んなことも思いました。

欧州を次々と占領していくナチス・ドイツ。
英国は島国という地理的利点もあり、占領はされなかった。
だから・・・・多分占領され、ドイツの統治下に置かれた国々とは
異なるナチス・ドイツ視点があるのでは?と思っていました。

占領されていないから、冷静な視点がある反面
占領され、心底恐怖に怯える市民を描くことはないだろうなって。

ユダヤ系の住民をはじめ、英国に住むドイツ人、また他の国々の人々・・・
差別的な描写は、かなり多かったと思います。
それでも・・・・ナチスや当局が連行していくってことはないし。
密告といっても・・・・
ナチスの恐怖は、ちょっと薄まっているかも?と思いました。
あぁ、ナチスキーなおばさんの意見ですが(ペコリ)

WW2の欧州戦線は、それなりに書籍で読んだ“つもり”だったのが
自分の単なる自己満足で・・・・その浅い知識に我ながらヨヨヨ(古ッ)と泣き、
あ~こういうことだったのね~と心と頭を新たに・・・・貪欲に視聴していました。

制作側は、戦時下の市民の意識を、描くことが巧かったなぁと思っています。
ちょっとしたこと・・・・それが心の大きな負担となる。
その描き方は、
戦後で、一層深まったと感じました。
戦争に勝ったのでは?
戦争に勝てば・・・・!と戦時下では我慢できた事が、戦後では不満となる。
政治に、社会情勢に、そして外国人に・・・・

もう、今現在の世の中に通じることが多々見受けられ
人間って・・・・いつでも同じなんだなぁって感じたことも。

またドラマでは、英国内でもあまり知られていないような・・・
つまり政治や当局(アレ、同じか?)なども
決して清廉潔白ではないのだよ、を何度も描いていたように思えました。

ナチス・ドイツの描き方は・・・・画一的だったことは・・・・無念ですね(笑)
英国のナチス信望者の描き方は、お約束通り狂信的だし。
ちょっとおかしい人(ゴメン)が、傾倒している風な描き方は「どうよ」と。

確かに戦後間もないのならば、そのような描き方が主流でしたでしょうが
もう、それは・・・・と思っています。
勿論、ナチス信望者は裏切者扱いですが
戦後は同じ連合国として戦ったソ連と通じる者が、裏切者となる。

なんか・・・・・総統の予言(ではないが)そのまんまでは?と思いましたがね。
あぁ総統は・・・・
英国やアメリカなどが、ソ連と同盟を組みドイツと戦うという図式が
どうしてもおかしいと・・・・
そう言っていたそうなので。
そう考えると、戦後をズバリ予言か?とか(笑)
総統の考えでは
英国などとドイツが一緒にソ連に立ち向かう、が正しい図式だったそうで。


おっと、ナチ話は自粛しなければ・・・・
というか、自分で止めなければ(笑)

ドラマについてのアレコレでは~

放映に関しては、「一体何を考えて?」と思いましたね(笑)
多分、視聴者の立場ではなく、放映側の立場で行ったのでしょうね。
・・・・・・受信料払っているのですがネェ(そうだッ!)
いきなりお休みして・・・・しばらくして復活して・・・
1エピソード90分が、2分割されて放映が続いて・・・
あぁ、そういえば放映時間も変りましたよね。
録画しての視聴ですので、その点はあまり気にしなかった(笑)

最初のお休みの時って、〇流ドラマの再放送が後番組じゃなかった?
そういう記憶がありますが・・・
「再放送のドラマを放送するのなら、フォイルさん放映しろよ」
とか思った記憶があります。

ドラマ自体のことでは・・・・
まぁ、サムですかかネェ。
戦後編=MI5編が最近ですから、余計記憶に残っている(笑)
ヘイスティングズの警察が扱う事件では
多少脱線的なことや、無茶振りを発揮しても、笑って済ませられる。
お堅いミルナーとの対比もあり、サムのちょっと破天荒な行動は
お茶目で楽しめるエピソードになっていたかと。

しかし・・・・戦後編になってくると・・・
最初は職を転々としているのは、まぁ納得できるが
ドコへ言ってもフォイルさんとの接点が~は「ヲイッ」と言いたくなる。
んでMI5に入局して・・・いや機密を盗み見するのはイカンでしょ。
加えて、それを私的事情で有効活用・・・・
あの~それって・・・・犯罪になるのでは?とさえ思ってしまう。
先ず、国会議員の夫がいるのに、MI5所属でいいの?と思うのですが。

加えて=何度も記事で書きましたが
ヘイスティングズでは、お茶目で和ませる言動が
MI5では、無鉄砲で考え無し・・・って・・・ゴメンネェ。
そう思いながら見ていました。
人気のあるサムを出さない、という選択肢は無かったのかな?
この辺は、正直「またかよ~」と思っていました(だからゴメンって)

とか、色々書きましたが・・・・・・・

私がこのドラマで最も感じたことは
戦争とは、人の命を軽く扱うのだな、ということ。
まぁそんなこと、以前から分かっていましたが・・・・
このドラマは、それを視覚的に描いてくれていました。

戦争だから、作戦だから、仕方ないから・・・・と言い
人の命が軽く扱われる・・・・
フォイルが警視正として当たった事件にも、多くありました。
また戦後編では、もっと大きな視点=政府側の視点で
そういうことを描いていました。

ひとりひとりに宿っている命。
それが・・・ひとりひとりではなく
何十万単位、何百万単位で数えられていく・・・・
そういうことが、丁寧に描かれていたように思えました。

さて、悔いに思うことは・・・・
いや~副総統のルドルフ・ヘスの英国単独飛行を、綺麗にスルーしたこと(笑)
一応数日後BBCが報道したってことですが・・・・
コレって・・・・国民に知れていなかった?
でも報道したって・・・・何の反応も無かったの?
分からないナァ・・・
あぁ、英国の政府要人の方々の反応ではなく、市民の反応ね。

ドラマでは言及すらなかった・・・・アレレ????って(笑)

これが悔い?残念?なんだよソレ?ですかネェ(スンマセン)


ナチス目的でしたが、ドラマ自体も楽しめました。

ありがとう御座いました、と御礼を(ペコリ)

最後に・・・・ナチスの方々を、金髪碧眼で描くのはもう止めよう!
と提言して、退場いたします(ペコリペコリ)


アラ、フォイルさんや他キャラではなく、
結局はナチス話で終っちゃったわ・・・・・・笑








刑事フォイル~エリーズのために(最終話)<2>

2019-06-03 11:58:33 | 『刑事フォイル』
・・・・・・続きです・・・・・


マイルズが妹の復讐のために、ですが。
3人の“プラトン”容疑者を登場させています。

そのひとりピーター・フォートリー 元暗号通信部の主任
フォートリーとマイルズの接点も自然ですし(とはいいつつ、偶然過ぎないか?とか思う)

マイルズが、銃で解決しようとせず、
マスコミ等に訴えるという手段もあったのでは?とお思いの方、いますかね?

多分・・・・当時ではどこも扱ってくれなかったと思います。私は。
それは・・・・・多くの国民が、家族や身内、友人などを戦争で亡くしている。
ソフィたちの死は、防ぐことができた可能性もあるが
戦争の犠牲である、ということもできる。
家族を失って悲しいのは、あなたひとりではない・・・・
そう言われる可能性が大、であると。

そうだろうなぁ、と思いつつ・・・・
ドラマでは、マイルズの死亡の時に、マイルズに優しさを見せていますね。
楽しい思い出の中で、死んでいくマイルズ。
妹ソフィとの楽しい子供時代・・・・自分達を呼ぶ父親の姿・・・・
笑顔を見せつつ死ぬマイルズ・・・・

その一方で、屋敷にひとり残された母親も見せます。
夫、娘、そして息子・・・・全てを失った母親・・・・
これも「戦争だったから」で済ます現実。


フォイルさんは、本当に優しさの中に現実を見せる。
そこは素晴らしいと思っています。
特に今回の最終回
まさに!ラストに相応しいフォイルのドラマの良さが、存分に出ていたかと。


そして、市民に現状を見せることも、このドラマの特徴で。
今回は闇市ですね。
市民の生活必需品を売る闇市・・・・
どこの国でもあります。日本もね。
それを取り締まることを避ける当局の姿・・・・
汚職警官もいれば、必要悪と考える議員もいる。

しかし、それが犯罪につながると・・・・大掛かりな・・・・
加えて、ソ連への状況提供までに発展するとは(笑)

ここで、闇市の帝王(笑)のようなホワイトを登場させ
(吹き替えの高木渉さんも、嫌な奴風に声を・笑)
犯罪、警官汚職・・・・ソ連への情報提供・・・・
もう金になればなんでも!の見本のようで(笑)

ここまで・・・・と、今回の主悪役と見事に一手に引き受けてくれました(笑)


ホワイトのソ連への情報提供
そしてアダムへの闇煙草疑惑
この2つも、まざ見事に結びつかせて、ネェ(笑)


ここで効いて来るのが・・・・
ある意味目立たないが(すまん)エリック・カプリンです。
元作戦訓練部の部長 今は国家公務員の要職に、という人物。
ちょっとオドオドしていますが・・・・
“プラトン”容疑者のひとりなので、当然フォイルさんは調べる。
と同時に・・・・ホワイトに脅されて情報を提供している人物として
MI5の仕事と闇市を、結びつける人物になっている。
だから・・・またまたやったのかよ!のサムの越権行動(そうだよね?)が
成立するので・・・・
ついでに言うと・・・・・潜入して写真を撮影・・・・それが決定打にって(まぁ)

まぁココは・・・ありえないだろッと突っ込みですが
まぁどうしてもサムの無茶振りは「お約束」なので・・・・言っても無駄だ(笑)

今回カプリンさんが、頑張ったナァ(私は)思ったのは
ぬぁんと!バレンタインさんにまでつながっているとは!!!
ホワイトとカプリンさんの接点・・・・脅されていたこと・・・・
それも、秘密のゲイ・バー(でイイのか?)通いのことで・・・
バレンタインさんが高笑いしたのが、微笑ましかったです(笑)

この部分は、さすが最終回であってか
ちゃんとキャラの見せ場もあるなぁと、感心しましたね。

それに反して・・・・エリザベス・アディスの扱いが・・・ウ~ンウ~ン・・・・
なんか・・・ちょっとフォイルさんとロマンス雰囲気?を出したかったのか?
でもここまで内部の秘密に通じていると・・・・
ちょっと「なんだかなぁ~」と思うのは、私だけでしょうか???

そして・・・・<1>でSOEのWiki情報貼りましたが・・・・
そこの記事のチェコスロバキアの項目を読んで下さるとありがたいのですが・・・
ナチスのラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画「エンスラポイド作戦」を
主として遂行したのが、このSOEと言われています。
この作戦も・・・勿論チェコの亡命政府の意向もありましょうが・・・・
結局、暗殺後、弾圧されたのはチェコスロバキアの国民で・・・・
亡命政府やSOEは、遠いロンドンにいて・・・・
チェコ本国のレジスタンスたちは「やめてくれ」と訴えていたにも関わらず・・・・

一体「誰のため」の作戦なのか・・・・
今回のドラマを見て、私はエンスラポイド作戦のことを思い出しました・・・・


ラスト・・・・ピアースの葬儀に集まる一同。
サムは、やっと(!)フォイルに妊娠を告げます。
そして「名付親になって欲しい」と・・・・
笑顔で承諾するフォイル。
サムを別れて歩き続けると・・・・エリザベスの姿が遠くに見える。
互いに見つめ合いながら・・・・
軽く挨拶?それともちょっと俯き?
・・・・・歩き去るフォイル・・・・・


また来週続くような気がしますが・・・・これで終わりです。


いや~見たわ~全話~
『刑事フォイル』、終了で御座います。
他局で放映済みのドラマですが
日本語吹き替えはNHKさんがお初、ということで
楽しんで視聴された方も多いかと思います。


楽しんで視聴された皆様!
お疲れ様でした!!
素晴らしいドラマに巡り合えて、良かったね(ウンウン)


では!(ペコリ)




刑事フォイル~エリーズのために(最終話)<1>

2019-06-03 11:55:38 | 『刑事フォイル』
コリガン夫人とソフィ
ソフィ、ベートーベンの「エリーズのために」を弾いている

「その曲は止めて」
「なぜ?」
「ドイツの音楽よ。マイルズも嫌がる」
「戦争をベートーベンのせいには、しないでしょ」
「分からないわよ・・・・」


1947年1月 ヒルダ・ピアースが、若い男性にいきなり撃たれる。
男性は「エリーゼの仇だ」と言っていたという。
エリーゼという名に、覚えはないと言うバレンタイン。
ピアース銃撃事件を捜査しようとするフォイルだが
マイアーソンは、フォイルとバレンタインに、異なる任務を命じる。
相手は、ダミアン・ホワイト。
闇取引商人のホワイトだが、偽装配給券にも手を染めている。
また全国規模の犯罪組織を牛耳っているという。
そして・・・・ソ連の外交官というゴルフ仲間がいて、
情報をソ連に流している疑いもある・・・・

ピアースの部屋を調べるフォイル(一緒にサムも・笑)
エリーゼという名は、ピアースの昔の仕事に関係があるかも?
仇と言ったのならば・・・・
ピアースの部屋で、手がかりを見つける。
特殊作戦クラブ・・・特殊作戦執行部や情報局員のクラブだ。
ピアースは、会員である。
クラブを訪ねるが・・・・勿論門前払い状態だが・・・・
1人の男性が親切に声をかける(さすが、ドラマだ!笑)
男性の名はスタッフォード。ピアースと面識がある。
撃たれたと聞き、驚き心配するスタッフォード。

スタッフォードは、SOE=特殊作戦執行部の名を口にする。
戦時中は最高機密を扱っていた部署だが、戦後解散に。
エリーズという名を聞き・・・・ヒルダの所の娘達では?と推測するスタッフォード。
自分なりに調べてみると、フォイルに約束する。

「当時の工作員の平均余命を知ってます?・・・・・たったの6週間だ」

ピアースの事件を、エリザベス・アディスに告げるフォイル。
自分の役目を白状するエリザベス。
ピアースの指示で、フォイルを見張っていたのだと・・・
顔には出さないが、心外と気落ちが窺えるフォイル・・・・

しかしエリザベスは、ピアース以外の人物ともつながっていた。
それはピアースの元上司であったウッドヘッド。
“プラトン”と関係があるのでは・・・・ピアース銃撃事件について推測する2人。

エリーズとは、工作員名で、本名はソフィ・コリガン。
コリガン家を訪ねるフォイル。
応対するのはソフィの母ジョイス・コリガン。
娘の任務については、知らない・・・話してくれなかった・・・・
ソフィは、勧誘されSOEに入ったのだという。
ソフィには兄のマイルズがいた。
マイルズは、とてもソフィを可愛がっていたという。
父親が死に、家族を大切に思っていたマイルズ。
マイルズが妹の仇を討つため、ピアースを襲ったのか?

アダムは、議員活動で忙しい日々を送っている。
少しでも世の中を、市民の生活を向上させようと・・・
しかし街は戦後から脱却できていない。
何よりも・・・・食糧や物資が不足しているのだ。
だからこそ・・・・闇市が当たり前のように商売している。
アダムは、このような闇市に、一定の理解を示している。
違法だが・・・・市民の生活を支えているという現実を無視できない。
必要悪・・・しかしアダムと行動を共にするグレンビルは苦い顔だ。
違法行為・・・・見逃してはいけない・・・・
と、警察に通報するようアダムに進言する。

アダムの通報を受け、警視正のアズボーンが訪ねて来る。
しかし・・・・闇市摘発には意欲が見えない・・・・
どころか、肯定的に受け止めているようだ。
しかし、口には忙しくて取り締まるつもりはない、と。
ちょっと戸惑うアダムだが・・・・

その後、アダムの自宅が家宅捜査される。
偽造配配給券を所有しているとの通報があったという。
捜査の結果、数箱の煙草が見つかる・・・・
捜査を指揮していた警部補は、アズボーンの部下だった。
嵌められた・・・・と憤るサム。
その前に、ガス漏れ検査員が自宅を訪問していたのだ。
何も疑わず家に招きいれたサム・・・きっと、あの時だ、と。
アダムのことは、新聞で大々的に報道されてしまう。
自分の失態を悔いるサムだが・・・・

フォイルに電話が。相手はマイルズだ。
マイルズに会いに行くフォイル。
マイルズは、母親からフォイルのことを知ったのだ。
そして・・・妹をフランスに送り込んだ奴らを殺すという。
危険を知っていて・・・・ソフィをフランスに送り込んだのだと主張するマイルズ。

マイアーソンと話すフォイル。
ピアースの話を聞くことが、解決につながると。
そして入院中のピアースの元へ。
撃った相手がソフィの兄と知り・・・・話し出すピアース。
知性も容姿も兼ね備えていたソフィ。フランス語も流暢だ。
工作員として訓練を受け、フランスに入ったソフィ。
到着して3日後、パリのカフェに入ったら、ゲシュタポが待ち構えていた・・・
その数ヶ月で失った工作員の女性は、ソフィを含めて9人・・・
なぜ、情報が漏れたのか?
考えられる理由は2つ。
フランス側の情報網が崩されたか。
あるいは・・・・内部に裏切者がいるのか。
ウッドヘッドは、内部に裏切者がいると考え、その裏切者にコードネームをつけた。
“プラトン”と。

調査は外部の人間に頼んだ。当時カイロ支局にいた人物を・・・
それがエリザベス・アディスであったのだ。

エリザベスを訪ね、話を聞くフォイル。
1944年初め、ウッドヘッドから“プラトン”を突き止めるよう依頼があった。
工作員が9人も殺された・・・・
SOE内部に、ドイツと通じていいる裏切者がいるはずだと。
最終的には3人に絞った・・・・
ウッドヘッドとピアースを含めれば5人になるが・・・・
エリック・カプリン 作戦訓練部の部長 今は国家公務員の要職に
ピーター・フォートリー 暗号通信部の主任 しかし辞職した 今は行方不明
リュック・テリエ 夜間特別飛行部隊のパイロット
テリエが、9人の工作員全てを北フランスまで送ったのだ、と。
エリザベスは、自身はテリエが最も疑わしいと思っていたが・・・・
証拠を見つけることはできなかった、と。



『刑事フォイル』最終話、で御座います。「エリーズのために」です。
原題『Elise』 はい、そのまんまですね。
さすがラストに相応しい、重厚なメッセージを感じたドラマだったと思います。

このドラマで扱っている。SOEのフランスへの工作員を送り込む作戦。
SOE=特殊作戦執行部、が仕切っていました。
さて・・・・ドラマではフランスへの工作員が~ですが
史実ではオランダへの工作員が~がありまして
制作側は、このオランダでの出来事をフランスに置き換えて、ドラマにしたと思います。

とは言っても・・・・なかなか日本語では作戦自体が見つからなくて。
おひとり、詳しく書かれていた方がいましたが・・・・
個人様ブログなので、御紹介は御遠慮させていただいたほうが宜しいかと。
もし検索するのなら、御自身でお願いします。

このオランダのSOEからの工作員のことは・・・・
「Operation North Pole」または「England Game」と呼ばれるものです。
北極作戦=イングランド・ゲームと呼ばれているものですね。

えっとね・・・・
SOE=特殊作戦執行部のWiki情報、貼っておきます。
この記事の中の「7 作戦」の中の「オランダ」で調べて下さると
概要が分かります。
またSOEが欧州各国や他の地域の国々への関与についても
概要が書かれていますので、宜しかったら読んで下さいね。



特殊作戦執行部




また英語ですが、短いながら概要を伝えているWikiがあります。


Englandspiel



内容はドラマを見れば御理解いただけるかと。
暗号通信が解読され、
ナチス・ドイツには、工作員の動向が分かっていた。
その結果、工作員が殺され、またSOEが送った物資等がナチスの手に渡った。
ナチスは、通信を続け、作戦が成功しているように見せかけていた。
このように騙され続けることになるSOE。
疑問を持ち捜査するよう進言した者もいたが、
執行部は真剣に取り合わなかった。
この状態は約2年間続いたという・・・・

ドラマでは、全てを承知しながら
工作員達を死地へ赴かせたウッドヘッドは、言い訳をしています。

ウッドヘッド
「・・・・・・・
 なぜだか分かるか?
 当時我々執行部への風当たりは強かった。
 国に政府、MI5、MI6、ド・ゴール率いる自由フランス・・・
 奴らはあっさり執行部を潰しただろう。
 
 だけどそれだけじゃない。
 君(ピアース)も私も、望みは同じ。
 D-Day(ノルマンディー上陸作戦)の一端を担うこと。
 フランス側の情報網を潰されたと知れたら、我々の存在価値はなくなっていた」


ドラマでは、全てを知ったピアースが、ウッドヘッドを道連れに自爆します。
手榴弾・・・・
せめて自分の命、そして全てを知りながら沈黙したウッドヘッドの命で・・・・
って、今更・・・・ですが
やはりピアースの責任感の重さを、自身がどれだけ感じていたかを伺えさせます。
同時に、
ヒルダ・ガールズとまで呼ばれていた工作員の女性たちへの愛情・・・
ドラマではソフィひとりしか出てきませんが、
他の女性たちへの愛情も・・・分かってきます・・・・

悲しい最終回でしたが
ピアースさん御本人の人柄などなど考えれば・・・・
やはり、この責任の取り方には敬意を、と思ってしまいます。
死ぬことを肯定しているわけではありませんが・・・・



長くなったので、続きます・・・・(ペコリ)


刑事フォイル~エルサレムの悲劇

2019-05-27 14:25:22 | 『刑事フォイル』
色んなことが散りばめられていますが・・・・
物語本来は、それほど複雑ではないと思います。

最も強く印象に残ったのは!!!
バレンタインさんが、素晴らしく優秀であること!!!
アラ、できる男だったのね!!!と改めて・・・
って、この部署で頑張っているのだから、そうなんですけどね。
爆薬を解除するシーンには、惚れ惚れ!
このまま続いたら・・・惚れるかも??などと(笑)
しかし、次回が最終回で御座います(笑~)

バレンタインさん
フォイルさんが辞職する際にも、引き止めていましたし
またラストで、スパイのグリフィンを殴るのも・・・・イイですネェ(笑)

原題『Trespass』=不法侵入、違反する、罪を犯す・・・

さて、パレスチナとイスラエルですね。
未だに紛争が起こっている地域ですね。
この紛争のことを知らないと・・・・物語の理解に深みが出ないと思います。


Wiki バルフォア宣言


Wiki パレスチナ分割決議


この2つ、知っておくと、より理解が進むかと(ペコリ)
貼っておきますね。


主となっているのは、パレスチナ平和会議ですが
そこは、市民生活のアレコレも描かれています。

戦後も生活が良くなったと実感できない市民たち。
一方、裕福なユダヤ人がいる・・・・
また外国人も、街でよく見かける。
この市民の不満を、国際統一党のルーカスが、代弁しています。
まるで・・・・ヒトラーか?と思わせる描き方ですね(笑)
髭も・・・・ネェ。

私も、そういう意図があって描いていると思いますよ。
多分・・・・ドイツのヒトラーの演説でも(小規模ね)
こんな感じで、興奮した市民が・・・・はあったと思います。

ルーカスは、自分も興奮して・・・ユダヤ人を標的とした発言をします。
ウヮッ!と盛り上がり興奮する聴衆たち・・・・

一方で、妻を亡くし、幼い息子は病気で苦しむという
労働者男性が登場します。
金がない男性は、息子の病院費や薬代も出せない。
隣人のポーランド人の老夫婦が、助けを申し出てくれます。

この男性も、ルーカスの演説に参加します。
しかし・・・多くの聴衆のように暴動には参加しない。
「一体、どうしたんだ」的に、困惑しています。
これも・・・・市民のひとつの姿なんでしょう、と私は思いました。

「おかしい」「なぜこんな風に暴動になるんだ」
と思っていても・・・いつの間にか自分も巻き込まれている。
いつの間にか渦中にいる・・・・
そういう姿をも描いていたかと。

ユダヤ人を含め、外国人を排斥しよう・・・・
別に、ナチス・ドイツの専売ではないでしょ?
ねぇ?
いつの時代でも、どこの国でも起こりえること。
ドラマでは、WW2後ですが・・・・
今現在の姿、と言われても納得できる部分はあるかと思います。

タイトルにエルサレムと出ていても
って、レアが父親の敵!と狙った会議の妨害=爆破事件。

当局に確保されたレアに
ロンドンでの身元引受人となっていたラビが

「・・・・ユダヤ人にとって祖国建設は長年の悲願だ。
 でもそのために、ここまでやる必要があるのか?」

と問うていますが、レアは無言・・・・

親切にしていた息子まで巻き込もうとしていた・・・・

このレアの行動は、主流から逸れた扱いのようになっていますが
これ、ちょっと見逃せませんよね。

パレスチナとエルサレム・・・・この状況を作ったのは誰?
長年の悲願・・・・同胞皆同じ思いだが
温度差もあることも事実では?
他者を蔑ろにしてまで、祖国建設を果たすことが大儀なのか?

正直、未だに紛争中ですので
私が、どうこう言えない、と思っていますが。

ただ・・・・ドラマのことですが・・・・・
真っ直ぐのレアの視線が、強固な意志、
そしてある意味他を受け付けない硬くなさ、を感じました。

ユダヤ人は裕福・・・・いつでもそう言われるのね・・・・っても、思いました。

んで、黒幕は・・・外務省政務次官クライブ・オード・スミス、でした。
なんか・・・・MI5、犯人は内輪、多いぞッ!(笑)

それとサム!そんな・・・・無茶苦茶な・・・・(笑)
もう文句は言うまい・・・・次回で最終回だからね(笑)

アダム~誠実な政治家は生き残れるのか???!!!(笑~)

ということで・・・・ほら~最終回にもナチスの方々登場で。
戦後もナチスですか??と思いつつ・・・・では来週で(ペコリ)

フォイルさんに親切にしていた・・・親切すぎるぞッ!な
エリザベス・アディスさんが・・・・・なんですって!!!(知らんけど・笑)












刑事フォイル~ハイキャッスル<3>

2019-05-22 15:11:00 | 『刑事フォイル』
・・・・・・・・続きです・・・・・

「ハイキャッスル」の感想と突っ込みのコーナーです(笑)


戦争犯罪を裁くニュルンベルク裁判。
その実業家対象裁判、ってことですね。
軍人や政治家ではない・・・・ナチスに加担した企業ってことで。

IGファルベンは有名で有名で・・・・

アウシュヴィッツ第3=モノヴィッツ、が舞台となっています。

このブログでも、アウシュヴィッツのことを何度も何度も
しつこく書いていますが・・・・
大きな収容所です。基幹収容所と言われています。

第1=アウシュヴィッツ強制収容所
第2=アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所
第3=アウシュヴィッツ・モノヴィッツ労働収容所

と、大雑把に書き分けると、こうなりますが・・・・
お役所仕事の縦割りのように、きっかり分けられているわけではなく
強制収容所や労働収容所だから、絶滅収容所ではない、といえない。
この場合、最初から死亡させようとするのではなく・・・・
散々摂取して摂取して・・・・労働力もね。
食べさせないで働かせる=死亡しても“代え”はいくらでもいる。
こういう考えですから・・・・・

企業にとっては、安価も安価な労働力・・・・大喜びだったでしょうね。
そう思いますよ。

ドラマに戻って・・・・

リンツ・・・・IGファルベンの幹部だったそうですがね。
アッ、モノヴィッツには、他企業もありましたから。
ドラマ内ではIGファルベンが焦点を当てられていますがね。
まぁIGフアルベンが最大の規模であったことは、事実です。

リンツが、モノヴィッツの自分の事務所に隠していた書類・・・・
これを隠したの?ってビックリしましたよ。
だって・・・・アウシュヴィッツは、ソ連が開放しました。
だからソ連の支配地域ってことになります。
リンツが隠した額が、そのまんまあるのが????ですがね、私は(ゴメン)
ソ連兵が、なんでもひっくり返して探すでしょ?
金目のものとか・・・額も当然ひっくり返し対象だと思いますがね。

それが残っていて・・・・それが自分の身を守るって・・・・
そう考えるかナァ?そして実行するかな?
そして残っているかなぁ?とかとか・・・・
そう考えた私で御座います(ペコリ)

またフォイルさんが、そんな簡単に行けるなんて・・・・行けるの??
これもビックリ・・・英国のMI5所属なのに??

この辺は、ドラマのご都合に・・・・ゲホゲホゴホゴホ(ゴメンなさい)

“ヒムラー友の会”・・・・・こんな名称かどうかは???だが
あったと思いますよ。
まぁヒムラーを囲む実業界の皆様って感じで。
資金が欲しいナチス。国=ナチスと懇意になりたい企業側。
欲と欲との相乗効果・・・・

収容所に収容されていた人々を、労働者として企業に提供する。
このドラマ内では、労働力として送られていたことが描かれています。
あの~生還者であるプリモ・レーヴィは・・・
この方大学で化学を勉強し、科学者なんですよね。
アウシュヴィッツに収容されていた時に
「化学に詳しい者を」という問い合わせに、応じて仕事へ。
1人で行ったのかナァ?複数で行ったのかナァ?
この辺、うろ覚えなのですが・・・・
まぁドイツ人の研究室のような場所へ行ったそうです。
普通に研究しているドイツ人の男女・・・・
その中に、収容所で身体も洗っていない、痩せこけた自分が・・・
確かに屋内の仕事ですから、身体の弱りも低減されるし、理想的なのに
自分の姿が恥かしい・・・・という記述が著書にありましたね。

だから・・・・労働と言っても色々あります。
元画家さんが、SSなどの肖像画を描いていた・・・もありますしね。

しかし圧倒的に多かったのは、過酷な労働です。
食わせないで働かせるのだから・・・・
しかし・・・・ほんの少し・・・・ですが・・・
労働力をアップさせるために、食事の改善を・・・・どれだけだったやら・・・ですがね。

それと、ノールズが妻に持ってきたダイヤモンド。
モノヴィッツにあった・・・・んでしょ?
えっと・・・・どうやって手に入れたの?ノールズがね。
モノヴィッツに行ったの?行って、隠し場所、どうやって分かったの?
これって、リンツが教えたの?
リンツが個人的に隠してきたの?
申し訳ないが、コレは信じられないわ!(キッパリ)
そりゃ、絶対ない、とはいえないですけどね(そうそう)
でも・・・・そんな財産を残して(隠して)いく、意味が理解できない。
自分の身が危ないのならば・・・・自分が持ち出すでしょ?

この部分は、「ハァ?」となってしまいました(ハイ)

・・・・・・もう、イチャモンつけるの、やめよう・・・・
でも、ど====しても=====ネェ(笑)

アッ、ニュルンベルク裁判所は、本物?かも?と思ったが
モノヴィッツは・・・・異なる場所=ロケ地、でしょうねぇ(と思うぜ)

いや軽く見るつもりが・・・・・こんなに書いちゃった(アァァァ)

でも最後に・・・・

ダイヤモンドの件ですが・・・・
モノヴィッツでダイヤを手に入れたリンツは、
撤退する際に、ダイヤも当然持参した(と思うよ)
そして・・・・逮捕されて裁判に被告人として・・・となって
懇意となったノールズに、自分が助かるよう行動してもらうことを依頼。
その報酬として・・・
拘置所ではなく・・・・どこかに隠していた(家族に渡していたかもね)ダイヤを
ノールズが手に入れて・・・・妻に渡す。

ドラマでは端折られていましたが・・・
こんな背景じゃないかなって思います。

そしてね・・・フォイルさんが、ヒラリーに
ダイヤモンドはどこから?問います。
ヒラリーは、モノヴィッツからだと・・・・

モノヴィッツでダイヤモンド発掘していたわけでもなく。
リンツが、自分で買い求めたわけでもなく。

このダイヤモンドは・・・・移送されてきた人々が持参していたもの
と考えるのが・・・筋でしょうネェ。
勿論取り上げる。
または騙して(後から返還しますよ、と言って)提出させる。
などなどして・・・・SSやドイツ側の人々の手に渡る。
そういうダイヤモンドだと思いますよ・・・・

それを・・・・ヒラリーが自分の治療代とする・・・・

良い悪い、を言っているのではありません、私は。
ただ・・・・・ドラマですけどネェ・・・・
そういうダイヤモンドなんだろうなぁってことを・・・・
知っていて欲しいと思いつつ・・・・

「ハイキャッスル」、〆させていただきます(ペコリ)





刑事フォイル~ハイキャッスル<2>

2019-05-21 15:08:31 | 『刑事フォイル』
・・・・・・・・・続きです・・・・・

エレノア・リー・・・・
テネリフェ経由でNYへ向かったアメリカの商船。
積荷は2000ガロンのウィスキー。
そしてこのウィスキーを盗もうとした事件があったのだ。
(ココで冒頭の事件につながるって、ことで)
そして船の持ち主は、グローバル・アメリカン・オイル。
デル・マーの会社だ。

エレノア・リーに盗みに入った2人の少年。
1人は謎の死を遂げている。
生きている青年に話を聞くフォイル。
2人は、ウィスキーを盗もうと船に潜り込んだ。
樽を見つけ・・・・ウィスキーを吸い上げようと、ホースを口に付けて・・・
しかし間違って口に入ってしまった。
死んだ少年だ。直ぐ逃げ出したが・・・・その晩から体調不良に。
その後発作を起こし、突然死亡してしまった。
樽に入っていたのは、ウィスキーなんかじゃない・・・

樽に入っていたのはテトラエチル鉛だったと分かる。
(モノヴィッツで見つけた書類に化学式があったよね)
燃料に転化できる化合物・・・・
エレノア・リーに積まれたテトラエチル鉛は、
アメリカではなくドイツの手に渡ったのだ。
その燃料はアメリカ空軍の燃料となり・・・・
ロンドン空襲や、その他の英国都市の空襲に使われたのかも。

デル・マーの隠されたものが明るみとなった。
未だ渋るサー・マイヤーズも、ここまで明るみに出ては・・・
デル・マーを連行することに同意する。

デル・マーは、中東へ旅立とうとしている。
屋敷から出ようとすると・・・・いきなり刺されてしまう。
運転手を装った男・・・・ソ連からの暗殺者だ。
中東の石油の巡り、存在感を競っていたソ連が、
デル・マーを消したのだった。

こうして事件は、デル・マーの死で終わる。
デル・マーの父親は息子の死を知り、どう思うのか・・・・

再びノールズの妻を訪ねるフォイル。
妻はアメリカへ行く予定だという。
腎臓病の最新の治療である透析を受けるために。
しかし透析治療は高額だ・・・・どうやって費用の都合を?
ダイアモンド・・・・ノールズが妻のために用意したものだ。
ハイキャッスルの瓶の中身は、コレだったのか?
そしてダイヤモンドをどうやって得たのか?
・・・・・・モノヴィッツからなのか・・・・・・?

このダイヤモンドが、自分の命綱になる・・・
懇願する妻。
目をつぶるフォイル・・・・


デル・マー家へ潜入したサム。
サムは、妊娠中だが、夫アダムの「仕事をやめろ」にウンザリしている。
自分は仕事が好きなのだ・・・・
頭ごなしに、当然のように言うアダムとは険悪状態になっている。
一方で労働党の国会議員となったアダムは、多忙だ。
ある女性が訪ねて来る。エラ・スティーブンズ。
ラジオ製作の企業リチャードソン工業に勤務している。
戦時中は仕事に頑張って・・・・主任の地位を得た。
しかし戦後男性達が復員してくると・・・・
元社員の男性を雇用するので、製造ラインの仕事に戻れといわれた。
また給与の半分にすると。
社長も、そして組合も相手にしてくれない。
だから・・・・陳情に来たのだと。

早速リチャードソン工業を訪れ、話を聞くアダム。
しかし、そこには止む得ない現状が・・・
エラの後任として主任となった男性は、戦争前は主任の地位にいたのだ。
この元社員の男性は、負傷し身体障がいとなり復員してきたのだ・・・・
社長は、エラに諦めてもらう以外、解決策はないと説明する。
アダムも、苦しい表情に・・・・

と、働く女性のことにも焦点を当てています。
ただ・・・・戦時中と戦後、という今の時代とは異なる背景があって。

戦時中は、男性の代わりに女性の労働力が期待された。
多くの女性が、労働に従事した。
それは労働力の補完でもあるが
実際収入を得る必要のある女性が、沢山沢山いたのだ。
そして・・・・働くことに生き甲斐を見出す女性も出てきた。

戦後、男性達が復員してくる。
働く場を提供しなければ・・・・女性に身を引いてもらわねば。
そして、子供を増やして欲しいという国の思いもある。
女性には今度は家庭で・・・・

という・・・・視点が描かれています。
ちょっと・・・・まぁ解決策はドラマでは提示されませんでした。
また、提示できるものでもなく・・・・

しかしアダムを通して
ある意味男性の二面性を見せてくれていたと思います。
仕事として陳情してきた女性には、理想的な思いを説き、
妻であるサムには、家庭に入り子供を育てて欲しい。
エラの言葉から、仕事に生き甲斐を感じていることが察せられます。
だから・・・余計難しいってことなんでしょうネェ。

アダムはサムにも理解を示していましたが・・・・どうなる?(笑)

また今回はサム&バレンタインと言う、新たなコンビが!!
バレンタインさん、なかなかカッコいいぞッ!
設定は優秀な捜査員ですから・・・・ネェ。MI5よ!!

でも・・・・サムの潜入捜査は・・・・あまり喜べないなぁ、私は。
サムが盗んできた写真が、ある意味決定的なことに貢献しているのですが。
あんまり・・・・
エッ?ドラマだからイイって??ってことですかね??



もういちど続きます・・・・ゴメンね(ペコリ)
なんかごちゃごちゃ・・・・突込みみたいなこと(笑)









刑事フォイル~ハイキャッスル<1>

2019-05-21 15:07:13 | 『刑事フォイル』
戦争犯罪ビジネスマンな方々版、てな感じで宜しいでしょうか?
などと・・・・

でも、アメリカの企業ですよね。
ロンドンに本社を置くアメリカの石油会社って設定で。
会長はデル・マー。
今は息子が現職だが、戦時中は父親が頑張っていた設定で。
この一族は、MI5に協力して、
英国が石油を獲得できるよう尽力を尽くしたということ。
今は中東の石油を巡り、なんとかうソ連を出し抜き
英国の影響力を大きくさせようと・・・・サー・マイヤーズも応援中(笑)

冒頭の船舶に盗みに入った少年のことが
ラストで、ココまで響くとは・・・・
まぁ!てな感じでした。
また“ナチスを支援するヒムラー友の会”まで・・・
何の互助会でしょうか?(笑)
ということは・・・・多くの会員が名誉職をいただいていたのかな?
SS名誉将校ってことね。名前だけ。大金を支援すれば得ること可能(笑)
この時は・・・えっと問題とされた写真が撮影されたのは1939年とか。
まだ・・・・ソ連との開戦(バルバロッサ)はないから
でも・・・何?この時期に、ソ連領内の石油を狙っていたの?
って・・・・もうドイツがソ連侵攻するのは周知の事実???(エッ?)
などと・・・・突っ込みが沢山あるエピだったですね(私としては)

大学教授ノールズが殺害される。
ポケットに残っていたメモ。
ある住所が書かれていた・・・・石油会社会長デル・マーの住所だ。
デル・マーは英国にとって、重要人物。
ぬぁんといっても!英国の石油輸入がかかっている。
この殺人事件とは関連が無いことを証明すべく!フォイルが命を受け動き出す。

しかし動けば動くほど・・・・
デル・マーに裏があることが濃厚になってくるという流れに(笑)

殺されたノールズは、ニュルンベルク裁判で通訳をしていた、
ということが分かる。
(ナチス高官の裁判じゃない、です)
ドイツから帰国していたのだ・・・・そして殺された。
ノールズの勤めていた大学へ赴き、部屋を捜索するフォイル。
その時・・・ノールズの同僚のエリザベス・アディス博士の協力で
(その前には、楽しいやり取りがありましたが・・・英語音声の方が楽しいかと)
ノールズが、大学の記録保管質から写真を持ち出していたことが分かる。
(分かるのは後日だが)
一体何の写真が?

ノールズの妻ヒラリーは、夫の死を知り愕然とする。
自分には夫しかいないのに・・・・
腎臓を患っているヒラリーは、途方にくれる。
ここで!タイトルの「ハイキャッスル」のウィスキー瓶があり
ノールズがお土産として持ち帰ったとのこと。
ふ~ん・・・・勿論タイトルだから・・・ナンなんだ?ですよね。
それと・・・・ノールズがニュルンベルクに通訳として赴いたのは
まぁドイツ語に堪能ってこともありましょうが
報酬が良かったのかも=妻の治療費にってことも考えましたね。

ノールズが持ち去った写真・・・・
そしてデル・マーも、写真を気にしている・・・・
そして持ち出された写真の情報が分かる。
1939年に撮影された写真。
“ヒムラー友の会”の写真・・・・一体誰が写っているのか?

ドイツ企業IGファルベン(有名どころだわ)の幹部であった
ヘルマン・リンツ。
今はニュルンベルク拘置所にいる。
ノールズは、リンツと親しくしていたという。
フォイルは、ニュルンベルクへ飛ぶ(空軍の輸送機でね)
そこには、以前知り合った(「反逆者の沈黙」)
弁護士のアラン・ディーキンがいた。
ディーキンは、裁判のオブザーバーとして赴任しているという。
(アラ、結構優秀&お偉いさんだったのねby私・笑)

早速リンツに会おうとするフォイルだが・・・
リンツは死亡した、と知る。
発作を起こしたようだが・・・・
差し入れされたロンドンの新聞。
その紙面の記事には、ノールズの事件が掲載されていた。
ノールズが死んだと知ったリンツが、興奮したのか?
リンツはしきりにノールズを恋しがる言葉を発していた。
信頼できる・・・・分かってくれる・・・・と。

ディーキンは、発作を起こしたリンツを介抱した1人だ。
その時リンツが口走った言葉。
「オフィス・・・・オランダ人・・・裏に・・・」など断片的だ。
リンツは、アウシュヴィッツ第3=モノヴィッツに建設された
IGファルベンの工場の責任者であった。
モノヴィッツに何かあるのか?
モノヴィッツへ行こうとするフォイル。
ディーキンは、ソ連の支配地域であり、難しいと難色を示すが
行っちゃったし(笑)

ディーキン
「・・・・・
 モノヴィッツから毎日フランクフルトの本社に、報告が送られていた。
 だから、知っていたはずです。現場の実態をね。
 だが無視した。
 ビジネスが優先だったから・・・
 
 IGファルベンは飛行機を作り、爆弾を作り、焼却炉を作り
 ガス室で使われたチクロンBの結晶を作った会社です。
 IGファルベンあってのヒトラーだった。リンツもその1人・・・・」

モノヴィッツ収容所。
“少しでも通い易く、仕事に力が発揮できるように”
IGファルベンの工場の近くに、バラック(収容施設)がある。
リンツの遺した言葉は何を意味するのか?
リンツが使用していたという事務所に入るフォイル&ディーキン。
オランダ人、裏・・・額に飾ってある楽劇『さまよえるオランダ人』のポスター。
額の裏に隠されていた封筒・・・・
数枚の書類と写真・・・・
写っているのはリンツと・・・・
そして書類に書かれている内容は、ある船の積荷のこと。
船の名は・・・・エレノア・リー。

リンツは、自分が釈放されるためには
この写真が決定的なものになると確信していたようだ。
だから、最期の時に言葉を発したのだろうか。

そして大学の保管室である写真を見つけたであろうノールズは
その写真をデル・マーに見せ、リンツの釈放に力を貸してもらおうと・・・・
と推測される。
しかし、この写真はデル・マー家、そして石油会社の命運を左右する。
だから・・・・デル・マーは写真奪い、ノールズを殺した。

デル・マーが奪った写真。
潜入捜査=デル・マー父の朗読&話し相手として潜り込んだサムが
何とか見つけ出した写真だ。
そこには、ヒムラーとデル・マー父が写っている。


・・・・・・・・続きます・・・・・





刑事フォイル~ひまわり

2019-05-13 11:30:52 | 『刑事フォイル』
1944年9月 北フランス
アメリカ兵26人が、ドイツ軍に殺害された。
降伏した兵士達を、銃殺したのだ。
英国人であるが、当時アメリカ兵を行動を共にしていたトミー・ネルソン。
彼も銃弾を受けたが・・・・生き延びることができた。

復員したネルソン。
ある日彼は、見覚えある顔を見つけ、その場に立ち尽くしてしまう。
アメリカ兵達への虐殺指示を出した男。
武装SSの将校だ。
一体なぜ、英国に?
奇跡的に生還したネルソンは、身体そして精神的疾患の治療をしていた。
やっと仕事復帰の目処もたった矢先に・・・・
再びフラッシュバッグに襲われるネルソン・・・・


いかにも!ナチです!!なシュトラッサーさんですね(ちょっと苦笑)
どうしても!多くの場合!!
ブロンドで碧い瞳(でしたっけ?)にしたいのかね?
実際・・・・ドイツの方々でも、幾らナチスでSSでも、
皆が皆・・・・そんな容姿じゃないって・・・って思うのですがね。

このシュトラッサーさん登場で、申し訳ないが、一気に気持ちが下がって(スマンです)

幾ら残虐行為に携わっていても、利用価値ありならOK。
という連合国軍の華麗な、裏技が存分に疲労されていますね。
今回のドラマでは、アメリカ側が、何とかシュトラッサーを捕まえようとしますし
ラストは、まぁシュトラッサーは、アメリカ側に拘束されて・・・
正義が!と・・・・いやいや・・・

アメリカにも、利用価値ありナチスの方々、沢山いましたでしょうしね。
仮に、英国側が「そいつを引き渡せ」と申し出ても
「ウチでは、利用価値あるんで」と断るでしょうし・・・

という具合に、さすがスパイもの(??)として
いやいや・・・・突っ込み満載のドラマでしたわ。

そして、と戦時中の土地摂取も絡んで。
アダムが、議員さんとして頑張っていますが・・・・

でも、サムがアレコレ調べ上げて・・・・まさかの盗聴??
これは、さすがにやりすぎでしょ?
と、私は思って、一挙に興醒めでした(だからゴメンって)

引っかかった部分があって。
これ、アメリカ兵への銃殺事件って・・・・「ひまわり作戦」なの?
ってことが・・・・
作戦名?
確かにネ、「ゾネンブルーメ作戦」って作戦はあります。
ゾネンブルーメは、」独語でひまわりだしね。
しかし・・・・これは1940年の北アフリカでの作戦名で。

んえ、調べる・・・・Operation Sunflowerという作戦があります。
文字通り「ひまわり作戦」ですが・・・
この作戦はフランスで展開されたようですが
作戦期間が1944年6月内で終わっている。数日間だったみたい。

んじゃ・・・・ドラマの中のひまわり作戦って???って思う。

でも・・・・ドラマ内でも「ひまわり作戦」って言っていた気もしますが・・・・
でも、事件が起こった季節=夏 ひまわりが咲いている。
虐殺とひまわりが、一緒になってしまっていて・・・・
何度も何度も、ひまわりの花と虐殺が、一緒に映像となって出てくる。

ネルソンの告白からですが
ドイツの将校は「第12SS装甲師団に所属~」とあったので、検索GO!!!!(笑)
第12SS装甲師団=「ヒトラーユーゲント」 出た出た!!!
早速調べる・・・・
私の私的検察結果ですが・・・
この事件が起こったのは、「リュティヒ作戦」ではないかと思われます。
モルタンという場所で行われたそうで。
確か・・・・モルタンって言っていたかと。

貼っておきますね(一応)


リュティヒ作戦


これだと、私は思いますがね・・・

でもドラマは、どの作戦かということよりも
残虐行為に関わっても、それでも利用価値があれば匿う当局・・・・
それでは、自分たちも同じでは?という複雑な思い。

これは、アダムが絡んだ土地摂取問題にも通じます。

綺麗ごとでは生きられない。
確かに戦時中は、敵を憎んでいればよかった。
我慢もできた・・・・理不尽さにも目を潰れた。
しかし、戦争が終わった新たな世界でも・・・・同じではないか・・・・

何のために犠牲になったのか?
何のために命を捧げたのか?

追い詰められた精神状態は、多分治癒することはないだろう。
ネルソンの、言葉を詰まらせながら訴える話は、
戦争を生き抜いてきた多くの人々を、彷彿とさせるのではないでしょうか?

私は、ホント正直に書きますが
今回は、ドラマ的に「どうよ?」と思っています。

しかし、決して綺麗ごとではないという世の中のことを
語っているという風には、受け止めています。

一体誰と戦ってきたんだろう・・・・?
シュトラッシャーがアメリカで裁かれても・・・
そういう思いをしたドラマでした。

ペコリ(ペコリ)









刑事フォイル~エヴリン・グリーン

2019-05-08 14:59:48 | 『刑事フォイル』
人違いかよ!と思って「なんじゃそれ?」でしたが
仕組まれた人違いであったので・・・・ホッとしました(なんだそれ?笑)

よりも・・・ゴールド中佐が、
なんとなく・・・・ド・ゴール将軍風では?と思ったら
その視点から離れられなくなって・・・・
ドラマ視聴中、ずっとゴールドではなくド・ゴールになっちまった。
アッ
フランスのシャルル・ド・ゴール将軍のことです。
大嫌いな人物で・・・・でもスターリンの方がキライだ(ウンウン)
って、今書いていたら・・・・ゴールド→ドゴール・・・・制作側もその意図で??(?)
などと思ったわ・・・・
興味を持った方は、ド・ゴール将軍で検索の旅へ!(Go!!)

前回同様、ソ連のスパイ絡みのエピソード。
舞台設定は、1946年8月。これは前回エピ「新たなる戦い」と同様です。
前回エピの続き、と言ってよいかと。
サムの夫アダムの選挙活動エピの流れが、自然ですよね。

事件は、エヴリン・グリーンという名の女性が失踪することから始まる。
エヴリンは、外務省のロシア課で翻訳業務をしていた女性。
またソ連からの亡命者たちとの連絡係でもあった。

そしてソ連からの亡命した高官3人が殺される事件が発生する。
当局の保護下で匿われていたのに。
犯人は、内部状況に詳しい人物だと、推理される(当然ね)
そして・・・・エヴリン・グリーンが失踪した時期と、合致している・・・・
エヴリンが手引きしたのか・・・・

そして労働党からの候補者として選挙活動を開始するアダム。
労働党は、どうも受けが悪く・・・門前払いが続く。
その中で、ある女性が、訴える。
「3日前から娘が行方不明」と、名はエヴリン・グリーン・・・・

と、このエヴリンという名を、効果的に使っていますよね。
多くの視聴者は「同一人物?」と思ってしまうし。
母親の話すエヴリン像は、ちょっと外務省所属のソ連側内通者とは思えないが
「母親をも騙してのスパイ活動?」とも思えるしね。

しかし中盤で、フォイルとサムがグリーン夫人の自宅を訪ね
エヴリンの写真を渡されるシーンで・・・「およ?冒頭に出てきたエヴリンと違うぞ?」
と思った方々も居られるかと・・・・
私も「およ?」と思って・・・・人違いか??と思いましたが・・・・

計画された人違いとまでは・・・・ネェ(そうだ!笑)

血だらけのロシア人男性が病院へ飛びこんで来る。
治療する間もなく、男性は死亡してしまう。
血だらけ・・・・自分で手首を切った自殺にも思えるが。
診断したロス医師は、ドアの隙間から人の気配を感じるが・・・・・

このロス医師関係で、
ロス夫人(と言ってしまおう!法的には婚姻関係はないそうで)が
ユダヤ人で、強制収容所(アウシュヴィッツと言っていましたが)に収容されていた、と。
腕に番号が彫られている・・・
この番号を見られて、ハッとして隠すシーンは、ある意味お約束なのですが・・・・
あの~そんな中途半端な袖の長さの洋服は着ないと思うのだが・・・・
長袖、ですよね。
それを家事などなどで腕まくりしているのは、分かりますが。
ココ!ナチスキーおばさん(私だ)は
「あ~リアリティ無いなぁ」とプンプン(スンマセン)

・・・・・・・・こんな細かいシーンでプンプンしなくても・・・・笑

また、細菌や感染病の研究もしていたというロス医師。
ここで・・・・ダニが媒介する脳炎のことが出てきますね。
そしてロス夫人が、収容所では感染者が沢山いた、と語っていますし。
(語っていますよ。この言葉通りではないですが・・・ココ重要!!)
そして、ラストになりますが
エブリンを東ベルリンまで送り届けたマクドナルド少佐が、
この感染症に罹っている、という設定になっていますね。

当時の東ベルリンは、ソ連勢力圏内、ですね。
収容所もありました。
舞台設定が1946年8月ですので、戦争は終わりましたが
収容所で生き残った方々のケア・・・・感染症も含みますよね。
まだまだ混乱状態であった状況が、透けてくるように思えました(私だけ?)

核心は・・・・バートン・ホール・・・・ソ連の無線通信を傍受し解読する施設。
と言われているが・・・・実は実はの秘密施設で・・・・
ソ連捕虜をはじめ様々な容疑者を、尋問する専門施設。
当然・・・・拷問も・・・それも心理的拷問も含めて・・・・

ここで!フォイルさんが冒頭にMI5採用面接官をしていたことが効いてきます!
フォイルさんは、感触良さ気でしたが
バレンタインが難色を示した・・・・元特殊作戦執行部所属のウィリスが!
ウィリスが、フォイルさんから依頼された無料バイト(笑)、
そして任務達成後の言葉から・・・・
尋問施設の惨さが説明されます。
WW2時において
内情を知っている様子のウィリスの言葉は、重みがあります。

この尋問施設で、囚われていたのがエブリン・グリーン。
コチラはスパイ容疑もなにも関係ない、一市民の女性。
同姓同名であった故に・・・・身代わりとして意図的に誘拐されてしまった。

しかし・・・・ウィリスとの脱走劇で・・・「無理ッ!!」と(笑)
いくらウィリスがプロでも・・・・ずっと監禁されて足腰弱っている女性を・・・・
根性で走ったから?いやいや・・・・ドラマだから??(笑==)

そして、エブリン・グリーンの謎は解けて・・・
でも、コレでは終わらない。
ロス医師殺しのこと・・・・地元警察に「ヤレヤレ感」満載のフォイルの視線が(笑)
また、血だらけのロシア人のことも・・・

マクドナルド少佐の告白で、全てが明るみに。
は、ちょっと・・・・と思いますが、
コレだけ事件を散りばめて、コレだけゴチャゴチャ人が出てきて
それでも、収まるのだから・・・・大したものかと(ウンウン)

結局は・・・・マクドナルド少佐の純愛、で、宜しいでしょうか??(笑)
悪役感満載のゴールド中佐は、「テン・アイ」というダイイング・メッセージ本人ですが
それでも・・・・悪のまとめは、マクドナルド少佐で。

ですがですが・・・・どうしてもゴールド中佐がどうも・・・と思うのは
私の偏見でしょうか??などと・・・・笑

フォイルさんも、どこでも首を突っ込んでいますが
サムも負けじと・・・・MI5所属?助手ですが・・・・コレもまた・・・・
ココに、最もご都合主義を感じる私で御座います。
サムのファンの方々、ごめんなさいね。
以前のように運転手さんならば、アレコレ突っ込んでもOKなのですが
ここまで来ると・・・・特殊な世界になりますから。
まぁ、そのような世界と市民レベルを繋ぎ合わせる役割もあろうでしょうが、ねぇ。

と!
フォイルさんの活躍~で事件は解決ですが・・・・
尋問施設は、そのまま・・・・必要悪なのだから。
コレには、怪訝顔のフォイルさんですが・・・・
彼自身も、常に正義で正しい訳ではない。
だから、面白いのでしょうがね。
今回は、ロス夫人が英国に在留できるよう便宜を。

ドラマの流れ上、この行為は正義で納得できるものである反面
法を逸脱していることには変わらない。
勿論ドラマなのだから、そんな硬いこと言わなくても・・・・だしね。
でもフォイルさんも、ちゃんと利用できるものは利用する。
この描き方は、フォイルさんの人物像に深みを与えているように思えました。

はいはい・・・・長くなりましたが・・・・コレにて(ペコリ)




刑事フォイル~新たなる戦い

2019-05-07 15:13:06 | 『刑事フォイル』
刑事フォイル、ある意味新章スタート!てな感じ?でしょうかね?

警察を退職したフォイル。
過去エピである「50隻の軍艦」に登場したハワード・ペイジの件に
決着をつけようとアメリカへ渡り・・・で終わった前回。
アメリカでの活躍=面倒(笑)は、語られるだけで(笑)
英国に戻ったフォイルに接触したのは・・・・

Wiki情報に寄りますと
この「新たなる戦い」の英国初放映は、2013年3月24日。
前回エピである「反逆者の沈黙」の英国初放映は、2010年4月25日。

しかしドラマの舞台設定では、1ヶ月しか経過していないそうで・・・
だから!
役者さんは3歳年を重ねているので・・・・
まぁね。英国の初放映日も、約3年間があるから
その役者さんの年齢の重ねにも、違和感を感じなかったかも?だが。
今日本では・・・・1週間前でして・・・・
いきなり!申し訳ないが!!・・・・「ン?老けた?」とか思ってしまう(ゴメン)
ついでに・・・サムのパートナー=アダムの役者さんが代わっていて。
「ちょっと!違う男性では??」などと思った次第で(笑)

と、ちょっと違和感からスタートの今回のドラマでしたが。
オープニングも変りました。
秘密の文字が目立つオープニングで。
私的には、以前も良いが、変更後も良い感じ、と思っています。


原題『The Eternity Ring』=エタニティ・リング。
ドラマで語られているソ連のスパイ網の名称。
しかしこれは架空の組織であり・・・・
NI5が、組織内に存在すると目される二重スパイを炙り出すために
ある意味工作された組織、と設定されている。

信憑性を増すために盗撮された写真も用意される。
原子爆弾の情報、そして知識がソ連に流れている?疑惑があり
物理学者フレーザー教授に、その疑いがかけられる。

盗撮写真に写るのは、サムの姿。
サムは、フレーザー教授の秘書(兼自宅の用事も色々)になっているのだ。

MI5のピアースの誘いを受けるフォイル。
スパイを洗いだす仕事・・・・そこに警察の手法が新たに加われば!
渋るフォイルだが・・・・アメリカFBIから睨まれているフォイルは
MI5の力で、その圧力を払拭しても良くてよ、と勧誘され(違う・笑)。
そして、サムに疑惑がかけられている事実も。
見逃せないってことで、参加します。

新展開では、フォイルさんはMI5に所属することになります。
警察の手法を買われて・・・・ですね。
どうでしょ?
このフォイルさんの立場と仕事、そしてドラマ・・・・
どうしてもスパイ絡み?関係が基礎になっている。

が~私は・・・・・それほど「変わっちゃったね~」って気にはなりませんでした。

単純ですが、舞台がMI5でスパイものになっちゃっていますが
フォイルさんの仕事は、あまり変わらない気がしました。
事件の真相を突き止める・・・・そのために捜査を行う・・・
それに大きな代わりはないように、思えました。
だから、今回視聴していても、あまり違和感を感じなかった・・・・
ドラマ展開にはね(笑)役者さんの変化には、違和感が・・・・(笑笑)

原子爆弾の情報をソ連側に流している疑惑のフレーザー教授。
これまた、架空の疑惑で。
しかしフレーザーの周辺に、怪しい人物も。
マックス・ホフマン・・・・同じ物理学者だが、共産主義者だ。
それに何かを隠している様子が・・・

そこにサムが加わりますので・・・・
ちょっと逸れますが・・・サム、スゴイことになっていますが。
ココまでフォイルさんの追っかけ?状態は、さすがに・・・・現実味ナッシングで(笑)

まぁね・・・・パートナーのアダムが、労働党の補欠選の候補者候補になっているので
その選挙活動を通して、
市民の不満や本音を聞ける、展開はなかなか凝っているなぁって思いつつも
あまりにもサムのスーパーウーマンレベルの設定が・・・どうよ?って。

その他の展開は、面白かったと思っています。
保安部の責任者であったチェンバーズが、ソ連の二重スパイであったという真実。
架空の組織であるエタニティ・リングについて知らないチェンバーズ。
当然・・・・罠なのだから。
しかしチェンバーズは、ソ連側と接触する。
エタニティ・リングのことを聞き出すために。
それを待っていたのが、ピアーズたち。

しかし、まだ終わらなかった。
架空のスパイであったフレーザーが、実は本当にスパイであった、ということに。
まぁ・・・吹き替えが郷田ほづみさんなので(『メンタリスト』=パトリック・ジェーン)
あら、この教授が真犯人カァ~などと(笑)

でも結局は2人ってことで・・・ですね。
フレーザーは、共産主義には反対だが
科学者同士が情報や知識を共有することが、世界の平和につながる
という持論を持ち、行動に移したってことね。

でも・・・・放射能物質を・・・・水筒??ですか??
いやもっとちゃんと保管できる・・・・ですか???

この展開は、ちょいと安易?ともいえるが
この無造作が、学者さんらしいともいえる(かな?笑)

怪しかったホフマンは、なかなか義理堅い人物ってことで。
亡くなった息子と友人だったポーランド人青年。
パイロットとして戦争を戦ったが、脱走してしまった。
身分を保証するものも無い脱走者・・・・
息子を忍び、密かに匿っていた・・・ということで。

またフォイルさんの元部下であるショーが復員して。
家族と再会するも・・・・家族は大黒柱不在の家庭を維持していた。
その中にいきなり帰還したショーの苛立ち・・・
これは、このドラマでは何度も何度も繰り返し描かれています。
何度描いても、描き切れないし、
また市民の本当の心のひとつを映し出しているのでしょうね・・・・

多分日本のドラマならば、一辺倒で終わりってなると思う(ゴメン)

最終的には、フォイルはMI5に所属して~になります。
相対するのが、国家やスパイや軍部やあれやこれやで
話が大きくなっている印象は拭えません。
海沿いの田舎街ヘイスティングズの事件捜査とは、違う。
でも・・・・やっぱりフォイルさんが変わらない。
そう思ったエピソードでした。

サムの関わり過ぎが、ちょいと引きましたが
それ以外は、面白く視聴できました(ペコリ)