▲ 「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
年始休業が始まり、「陸王」も終わってしまったこともあり、録り溜めておいた映画を少しづつ見ることにしました。
そこで昨夜は、宮藤官九郎が脚本・監督を務めた、「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」を鑑賞しました。
修学旅行で乗っていたバスが事故に遭ってしまった男子高校生・大助(神木隆之介)。ふと目を覚ますと、炎が渦を巻く中で人々が苦しめられている光景が目に飛び込んでくる。地獄に落ちたと理解するも、同級生のひろ美に思いを告げずに死んでしまったことに混乱する大助。そんな彼の前に、地獄農業高校軽音楽部顧問にしてロックバンドの地獄図(ヘルズ)のリーダーである赤鬼のキラーK(長瀬智也)が現れる。彼の指導と特訓のもと、地獄から現世に戻ろうと悪戦苦闘する大助だが……。(シネマトゥデイより)
転生されるのが畜生道ということもあり、生まれ変わるのが動物。
その動物達の演技(?)が素晴らしい。
チープな地獄は最初こそ戸惑うものの、演劇なんだと思うとすぐに慣れます。
そして豪華なミュージシャンの共演者。
ギタリスト、チャーとマーティー・フリードマンはすぐにわかったものの、野村義男やシシドカフカなどは鬼メイクがキツすぎて全くわかりません。
当作品、実は昨年7月に劇場で鑑賞していて、エンドロールに出ていた役者・ミュージシャンが本当に出演しているのかが判らず、もう一度劇場で確かめようと思っていたくらいでした。(その後7月にシン・ゴジラ鑑賞後は当作品のことをほぼ全て忘れてしまいましたが)
宮藤官九郎らしい下ネタ満載・ギタリストネタ満載でツボを突かれた者にはとても受けるでしょうが、家人のようにあまり面白く感じられない向きも多いでしょう。
ただ、地獄から生還したい、生まれ変わりたいとの神木隆之介の力強い意思が、男子高校生ならではの「純愛」というのが泣かせるところです。
セレクトショップ ブティック自由が丘101
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