ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

属を考えてみる。

2010-11-17 13:08:46 | ニホンオオカミ
犬属は8種です。4種がヨーロッパ、アフリカ、アジアのジャッカルで、あとは、灰色オオカミ、赤オオカミ、コヨーテ、それに人間に飼われている家畜犬です。ニホンオオカミは独立種としてここに入り、犬属は9種になるのか?それともこの8種の組み合わせで生まれたハイブリッドなのか?これは非常に大きな問題であり、絶滅宣言がなされているとはいえ是非とも研究して解決してほしい問題なのですが。


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12 コメント

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それにしても (miyuri@徳島)
2010-11-27 01:48:35
チワワとセントバーナードが同じ犬という枠におさまるというのがなんとも不思議。
見た目ではわからないものですね。
ニホンオオカミ、私は独立種に1票ですvv
ほんと一刻も早く解明してほしいですね。
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私も1票。 (銀狼)
2010-11-27 17:51:25
miyuri@徳島さん、私も独立種に1票です。私が気になっているのは、ユーラシア大陸では、ジャッカルを除くとなぜ灰色オオカミだけなのか?オメリカ大陸にはユーラシア大陸から渡っていったはずなのに、なぜ3種の犬属がいるのか?分化したとしてもなぜユーラシア大陸では分化が起こらなかったのか?わからないことだらけです。
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Unknown (ヤマイヌハイキング)
2011-04-25 17:20:24
銀狼殿こんにちは、またおじゃまします。先日は狼爪の件で画像までUPして下さりありがとうございました。今回は南米に生息するコミミイヌの画像をネットで見かけたので話させて下さい。南米にはヤブイヌとかちょっと変わったイヌ科動物が多く生息しています。コミミイヌもヤブイヌも頭の傾斜角度が直線で、そして短足・胴長なのです。いつ頃から南米大陸にいたのかはわかりませんが、北米大陸と繋がった時にハイイロオオカミやコヨーテに追いやられて
南米に住み着いたのではないでしょうか?ヤマイヌも17万年前に原始的なイヌ科動物として日本に入り込んだ。また3万年前大陸と繋がった時、ハイイロオオカミも入り込み、平原を大型のハイイロオオカミに奪われたことで山中になわばりを持ったのではないでしょうか?ですから後ろ脚にあのように大きな狼爪が残っていたのでは?2000年九州のヤマイヌの後ろ脚に狼爪があったかどうかわかりませんが仮になかったとしても
3万年前九州は大陸と繋がらなかったのでハイイロオオカミが入り込まず山中に追いやられなかった為に狼爪が退化したとも考えられます。
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Unknown (銀狼)
2011-04-26 13:10:26
ヤマイヌハイキングさん、コミミイヌとヤブイヌの説は興味深いです。日本において、ニホンオオカミとハイイロオオカミにも起こったとしてもなんら不思議はありません。ニホンオオカミは小さいといわれていますが、日本で1番大きい固体は九州産だということを考えれば九州というのは以外に盲点だったのかもしれません。
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頭胴長の大小 (ヤマイヌハイキング)
2011-05-02 12:36:41
こんにちは、またおじゃまします。わからないことがありますハイイロオオカミ(Canis lupus lupus)の化石頭骨は九州や四国でも発見されているのでしょうか? 九州と四国では大型のニホンオオカミ頭骨が発見されていますからlupusは入り込まなかったのではないでしょうか? よって平原になわばりを持つことができエサに不自由しなかったので大型化したのでは。本州でもlupusはいつ頃まで生息していたのでしょうか? 本州にlupusが入り込んだ頃、ニホンオオカミは山中に追いやられて大型化できなかった。その後lupusは絶滅し平原のなわばりをその当時の野犬達が引き継ぎOokameと呼ばれていたのではないのでしょうか。 また、lupusが仮に四国や九州に入り込んでいたとしてもその当時の気候との兼ね合いでエサになる動物と共に北へ移動していったのでは?(仮説)   四国や九州が本州と切り離された時期とその当時の動植物相と気候とが絡み合っていそうです。
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私の意見。 (銀狼)
2011-05-03 16:01:11
ヤマイヌハイキングさん、前置きをしておきますが、化石オオカミと呼ばれている種と今日のハイイロオオカミは全く同じものかどうかはわかりません。ただ、九州はどうかは確認できていませんが、私のいる四国では化石オオカミは化石が確認されています。私の仮説ですが、化石オオカミとニホンオオカミは同時期には存在していないと思います。(この種が絶滅して、そのあとニホンオオカミが入り込んできた。大分古い時期のようです。)
ニホンオオカミが入る、九州、四国が分離される、(ハイイロオオカミは入らなかったか、少数)ハイイロオオカミが入る、本州では先住オオカミであるニホンオオカミが、ハイイロオオカミに追いやられる、あるいは混血する、ハイイロオオカミは大型なので、限られる獲物のため数が減っていく(狩猟対象になる等も考えられる)。ニホンオオカミも狂犬病の影響等のため、人間に目の敵にされ、駆除される。その結果、数が減り、近親交配の弊害(子供ができない、体格の矮小化等)、犬との混血などによって、晩年のニホンオオカミは小さいと考えていますが、いかがでしょうか?
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体格はエサ次第? (ヤマイヌハイキング)
2011-05-03 19:10:59
銀狼殿いろいろとご教示下さりありがとうございます。私は体格の大小は、その時の獲物の量次第だと考えています。例えば北海道の羆ですが知床半島に生息しているものはサケが豊富ですから他の地域のものより平均サイズで15%~20%大きいそうです。イヌ科の動物においてもあてはまるのではないでしょうか。但しおっしゃられるとおり近親交配の弊害による体格の矮小化は充分ありうると思います。私はニホンオオカミはハイイロオオカミとは別種であり、混血はなかったのではないかと考えております。
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はっきりさせておきます。 (銀狼)
2011-05-04 10:32:04
私の考えはニホンオオカミはCanis hodophilax!
オオカミはCanis lupus!で別種だと思っています。混血の可能性が0というわけではないというだけで、ニホンオオカミがハイイロオオカミとの混血によってできたとは考えておりません。
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リカオンと同級生 (ヤマイヌハイキング)
2011-05-07 23:56:48
銀狼殿 リカオンも神経孔が6つでしたね。現生リカオンの頭骨を基にいろいろ調査研究してほしいですね。外見は全然違うのですが頭だけを見ていると横から見た傾斜角度といい口の長さが非常に似ているように思えます。(けど耳はでかいし足は長いし前肢の指の数も確か違ってたな)属がちがうのは明らかなのですが歯のエナメル質を作る遺伝子の塩基配列がニホンオオカミに近いかもしれませんね。
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外見の違い。 (銀狼)
2011-05-08 09:41:29
ヤマイヌハイキングさん、今回一筋の光明が見えた気がしましたが、リカオンを含め、詳細な研究が必要ですね。現生リカオンは暑い気候に適応し、(汗腺のない犬科の特徴に漏れず)体温を下げるように耳が大きくなってます。乾燥した草原生活で獲物を追うため、足は長く長距離の追跡に適した体型になっています。これは生息する環境に適応した変化であって大きな問題ではないと考えております。
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