
紀州犬について書いたんで、ついでに柴犬のことも書いてみます。ご存知の通り、柴犬は日本犬の中でもダントツに多く飼われています。最近の柴犬はペット用に改良され、昔
各地にいたようないろんなタイプが姿を消していっています。私は、ニホンオオカミのこともそうですが、古い日本犬にも非常に興味があります。展覧会に勝てないからといって、いろんなタイプをなくしてしまうのは反対です。柴犬も信州柴、美濃柴、山陰柴etcなどを独自に保存している人たちがいますが、ぜひとも応援したいです。将来は中型みたいに紀州、四国、北海道、甲斐、琉球みたいに個々に保存できればいいなと思っています。
画像はペット用に多く飼われている普通の柴犬(左)と山陰柴犬(右)です。
山陰柴犬は山陰地方の地犬で、因幡犬と石州犬を祖先に持つ小獣猟に適した柴犬だそうです。
各地にいたようないろんなタイプが姿を消していっています。私は、ニホンオオカミのこともそうですが、古い日本犬にも非常に興味があります。展覧会に勝てないからといって、いろんなタイプをなくしてしまうのは反対です。柴犬も信州柴、美濃柴、山陰柴etcなどを独自に保存している人たちがいますが、ぜひとも応援したいです。将来は中型みたいに紀州、四国、北海道、甲斐、琉球みたいに個々に保存できればいいなと思っています。
画像はペット用に多く飼われている普通の柴犬(左)と山陰柴犬(右)です。
山陰柴犬は山陰地方の地犬で、因幡犬と石州犬を祖先に持つ小獣猟に適した柴犬だそうです。
といっても、山口県なので山陰柴の本場とは少し離れていますね。
世古さんの本を読んでから、犬の種を残すのがどれだけ大変なのかが分かりました。
近く引っ越すので、犬を飼えるようになるまで、しばらく時間がかかるとは思いますが、いつかは日本犬の保存のお役に立てればと思っています。
犬がオオカミから家畜化されたことは定説になっているが、現存する犬種とオオカミとの交配は学問的な裏付けがない。しかし平成15年3月に現岐阜大学の石黒直隆教授が、ニホンオオカミのミトコンドリアDNAの中に紀州犬と非常に似た配列があるとする研究成果を発表した。
「これで幅が広くなってきました。紀伊半島産のヤマイヌとオオカミと紀州犬との関係を、オランダにあるタイプ標本に立ち返って突き詰めていけるのではないかと思います。
実行に移してほしいですね。