ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

現場の声。

2013-05-10 19:10:19 | ニホンオオカミ
ヤマイヌハイキングさんから、すばらしい情報をいただき、更新に入りました。フォーラムの中で、各種の目撃談からわかること、大の大人が作り話をして何の特にもならないこと、これが作り話なら、みんな動物作家にでもなれます!
私自身、山陰柴犬という古いタイプの柴犬を飼っています。(今のショー用の柴犬とは全く違う)さらにフォーラム中にもある古いタイプの四国犬専門に保存されている方も存じ上げています。昔は日本にはこういうタイプの日本犬しかいませんでした。これらは猟犬として人に飼われ、非常に野性味に溢れ、オオカミに近い形態をしたものも多くいましたが、それらとは明らかに違う犬科動物を目撃していたのです。ある意味現在、改良された日本犬しか目にすることのない私たちより余程信用できると思いませんか?1905年絶滅ということを繰り返す、どこかのバカより、こうした現場の声のほうが何千倍も信用がおけるはずです。私自身,初めて聞くことも数多くあり、着実に進歩しているのを実感しました。陰ながらこうした活動を応援すると共に、実態が解明されることを望みます。



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8 コメント

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読んでみます (やまいぬビリーバー)
2013-05-20 20:26:11
とりあえず、PDFファイルをダウンロードしました。
時間を見つけて読んでみるつもりです。
ちょっと、覗いてみましたが中々面白そうです。
Unknown (銀狼)
2013-05-22 19:17:31
やまいぬビリーバーさん、おもしろく読めますよ。是非!
シーボルトの見識 (ヤマイヌハイキング)
2013-05-30 16:01:07
シーボルトの見識は非常に高かったと考えられます。日本産淡水魚の中にカワムツという種がありますが2003年迄1種と見做されA型B型と言われていたものが実は別種で同一河川に生息していても交雑しないことが判明しました。2003年からA型はヌマムツと言う種名がつきました。このカワムツの2型についてシーボルトは既に別種掲載していたのです。シーボルトはエゾオオカミについては大陸にいる現生のハイイロオオカミと見た目が変わらないので特に記載せずヤマイヌについてハイイロオオカミにもイヌにも見えない為、記載し本国に持ち帰りました。やはりヤマイヌはハイイロオオカミにもイヌにも見えないイヌ科動物であったんだろうと確信します。
ヤマイヌとは野生のイヌ科動物 (ヤマイヌハイキング)
2013-05-30 16:34:31
ヤマイヌという言葉は元来、もともと野生のイヌ科動物と言う意味だったものを日本の狼研究者がいつのまにか野犬やノライヌと言う意味に変えてしまったんだと思います。
同類語にヤマネコと言う言葉がありますが誰もイエネコ・
ノラネコと思う人はいません。ヤマネコとはもともと野生のネコ科動物と言う意味で現在も使われています。明治以前にヤマイヌと言われていた動物はもともと野生のイヌ科動物だったはずなのです。
犬から見た狼の家畜化 (ヤマイヌハイキング)
2013-05-30 19:55:21
2012年9月のある方のブログ【犬から見た世界(12)狼の家畜化】に最新の様々な情報から犬は13万5千年前に狼から家畜化されたのかもしれないと言う記述がありました。この方の考えが正しいかどうかは判りませんが私も犬の家畜化の時期が現在主流となっている1万5千年前頃というのには大きな疑問を感じていました。というのはそんな短い時間で狼とはかけ離れた多種多様な犬種ができるのだろうか? と思っていたからです。そしてこの中に温帯域に出現した小型の狼の可能性が記載されています。モスバッハオオカミよりもずっと後の時代となりますが新たな考え方です。非常に興味をそそられました。早く続きが見たいという気持ちにさせられます。
Unknown (銀狼)
2013-06-04 14:47:21
ヤマイヌハイキングさん、シーボルトは最初からエゾオオカミをCanis lupus lupusとして認識していて、記載するまでもないと思っていたのでしょう。次に、ヤマネコはツシマヤマネコ、あるいはイリオモテヤマネコを指す言葉であって、イエネコと区別する意味で使っています。ヤマイヌの呼び名もイエイヌと区別する犬科の動物を指すことを意味していると思います。犬の家畜化にはいろんな説があって、特定は難しいですね。このブログにあるアラビアオオカミが小型のオオカミとして例にあげられていますが、小型でもCanis,lupus,lupusであれば、なんの解決
にもなりませんから。一度Canis,lupus,lupusの全亜種の頭骨を調べてみて、ニホンオオカミの特徴と比べてみたらいいのにと思います。そうすれば、亜種扱いされている中にも近いものがいるかもしれないし。関係ない別種という結論が導き出せるかもしれません。それさえも曖昧なままなんですよね。絶滅宣言しているものを研究する必要なしというとこですか?
今泉吉典先生の論文 (鹿もいた)
2013-06-05 22:32:36
貴ブログでもブックマークされている「NPOニホンオオカミを探す会」の中の「meseum」の「science」に今泉吉典先生が1970年にCanis lupus の亜種の頭骨ニホンオオカミの頭骨を調査された論文が2編あります。これには銀狼様の6月4日のご意見にあることが一覧表となっていて,それらの近似の度合いから世界中のオオカミ各種類の近さが推測されています。この2編の結論により、今泉先生はニホンオオカミはlupusの亜種ではなく,別種であると確信されて、次の論文に進まれたのです。上記2編の論文はオオカミ研究の中で,非常に高い位置にあると思います。今泉先生は既に40年以上前にその位置にいらしたのです。
Unknown (銀狼)
2013-06-07 18:58:55
鹿もいたさん、コメントありがとうございます。今泉先生の説く説は否定されることが多いですね。しかし、エゾオオカミもニホンオオカミも同じような時期に絶滅宣言を出されていますが、それ以降の研究で、エゾオオカミのDNAはカナダのシンリンオオカミにピタリと一致して、エゾオオカミはハイイロオオカミの亜種と断定され、ニホンオオカミは一致しないのに、ハイイロオオカミの亜種にすぎないというのは、いくらなんでもこじ付けも甚だしいですね。骨格のうえで、プロポーションの違いは明らかな違いが説明がつきますので、尾骨の違いをもっと研究して違いを明らかにしてほしいですね。(ニホンオオカミの尾は丸く終わる)

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