ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

なんとかならないものか?

2011-03-09 12:28:32 | ニホンオオカミ
画像はベルリン自然史博物館にある、日本狼の毛皮です。ここには毛皮、頭骨、足の骨もあるようです。1905年に捕れた、最後のニホンオオカミとよばれる、毛皮が大英博物館にありますが、画像がありません。日本にある大昔に作った3体の変な剥製より、海外にある毛皮とか利用して本当のニホンオオカミの姿は再現できないんですかね。全身骨格や毛皮の色、プロポーションなんかは現代の科学ではできると思うんですが、研究のために大英やベルリンに一時的に貸してもらうとか。そんなのも外交になるんじゃないですか?もう絶滅しているから放ったらかしというのではあまりにも!

画像はcanishodophilaxmuseumからお借りしました。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
毛皮ですか (三太郎)
2011-03-09 23:45:14
銀狼さん、こんにちわ。ニホンオオカミにも様々な模様があるんですね。以前、四国の祖谷に、一つ目小僧伝説の森や、かずら橋を訪れていた時、たまたま2匹の四国犬を連れた愛犬家にあいました。広葉樹林の木漏れ日の下、落葉の上の四国犬の毛皮が完全な保護色になっていたのに感動しました。写真の毛皮もばっちりの保護色です。自然というのは摩訶不思議なものですね。
返信する
保護色 (銀狼)
2011-03-10 15:37:59
三太郎さん、四国にこられたことがあるんですか。四国犬に出会うとは偶然ですね。野生の動物や、日本犬のように改良があまり加えられていない犬は保護色が多いですね。生きていくうえでそのほうが都合がいいため残ったのでしょうか。
返信する
今西錦司 (三太郎)
2011-03-10 22:22:12
進化論はダーウィニズムだけでないようです。京都大学の今西教授の説では、ある種が危機に陥った時、その種自体が、このままじゃダメだ、変わらなきゃだめだ、と一気に変わっていくというのです。初めて読んだ時はトンデモ本かと思いましたが、多くの実例が示されています。進化は適者生存だけではなく、自主的に住み分けしてきた形跡もあるようです。ニホンオオカミが絶滅したのは人間による殺戮という説が有力ですが、遠野地方のように、人とオオカミが互いに尊重し合っていた地域でも一気に居なくなった、というのはどういう事か、疑問が疑問を呼びます。まさか人間がざんぎり頭になって意識改革した時、オオカミも意識改革して協調性を身に付けて犬になった、なんてこと言い出したら、さすがにこれはSFですね。
返信する
何か良い新技術ないですかねぇ? (やまいぬビリーバー)
2011-03-10 23:10:50
ロンドン大学のものは「保存のため毛皮のままにしてある」と聞いてはいますが、確かに写真すらみたことがありませんね。

何世紀にもわたって保存することのシリアルさ分る気がしますが、そのままでは何の進展も望めません。

毛皮をもとにコピーを作るのは無理(ドラえもんレベル)としても、CGでなんとか毛皮から剥製の3Dモデルでも作れませんかね。

きっと、どこかに使える技術はあるのだろうけど、使ってくれなければ無いも同然ですよね。

しかし、ヤマイヌの毛色ってどの位のバリエーションがあったんでしょうね。
将来的に、ゲノムの解析がすすめば少しは期待できるかも知れませんが、何時になる事やら...。
DNAサンプル自体が少なすぎますし...。
返信する
とどめ。 (銀狼)
2011-03-11 17:54:04
三太郎さん、今ではダーウィンの説は否定する人が多くなっています。ニホンオオカミが激減したのはやはり、環境破壊で餌がなくなり、近親交配で数が減り、犬との雑種化、病気の蔓延でしょう。とどめは杉の植林でしょうね。ばかなことをしたもんですね。
返信する
Unknown (銀狼)
2011-03-11 17:58:22
やまいぬビリーバーさん、色に関しては灰粕色というのと、褐色というのが多いみたいですが。虎毛というのは犬との混血でしょうね。CGや3Dなんとか期待したいものです。
返信する
ロンドンの仮剥製 (山羊)
2012-03-31 22:36:00
奈良県鷲家口で採集された標本は、現在大英自然史博物館に保管されています。非常に太いパイプでも無ければ撮影は勿論、視る事さえ叶わない様です。今泉博士は生前一番大事な標本は仮剥製!だと仰って居ました。「捕獲された状態で殆ど人の手が掛けられて居ない為」だからです。剥製も毛皮も、製作段階で人間の手が掛けられ過ぎるのです。15~6年前に為りますが、新潮社でSINNRAと云う月刊誌の中で山根一眞氏が二ホンオオカミを題材に19ヶ月に渡り著した事があります。その中で鷲家口の仮剥製は当然取材対象になり、写真も掲載されています。それから、このページに掲載している写真・・・借用先に礼を尽くすべきと考えますが!
返信する
Unknown (銀狼)
2012-04-03 08:01:25
山羊さん、シンラは私も持っています。大英自然史博物館の1905年の標本、なんとか日本での研究にいかせないかと思っています。
それからこの画像の件でcanishodophilaxmuseumにはメールを入れていますが何か?
返信する

コメントを投稿