ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

属を考えてみる。

2010-11-17 13:08:46 | ニホンオオカミ
犬属は8種です。4種がヨーロッパ、アフリカ、アジアのジャッカルで、あとは、灰色オオカミ、赤オオカミ、コヨーテ、それに人間に飼われている家畜犬です。ニホンオオカミは独立種としてここに入り、犬属は9種になるのか?それともこの8種の組み合わせで生まれたハイブリッドなのか?これは非常に大きな問題であり、絶滅宣言がなされているとはいえ是非とも研究して解決してほしい問題なのですが。

狼犬といわれているもの。

2010-11-12 08:32:01 | ニホンオオカミ
画像は狼犬といわれている動物です。いつごろの写真かわからないし、(そんなに昔ではないような感じ)全身がわかるような画像でないのが残念ですが。見た感じ、そんなに野性味を感じさせるようにも思わないし、顔もやさしいし、?なんですが!(これなら甲斐犬のほうが獰猛な感じがする)検証2で掲載した昭和49年頃の狼犬とはちょっと違う感じ!ニホンオオカミの血が入っているといわれてもそうなのかな?と思ってしまいます。あくまで参考までに。

検証2

2010-11-07 15:12:08 | ニホンオオカミ
画像は紀伊山地の猟師がニホンオオカミと紀州犬をかけて猟に使っていたオオカミ犬でF3にあたるそうです。(昭和49年撮影)どうですか?ちまたで言われているニホンオオカミの特徴がよく現れているとは思いませんか?前足が短い、背中が盛り上がっている、胴の後半が切れ上がっている、耳が小さいなど。F3でこれですから、F1なんかはもっとオオカミらしいことが予測できます。この地方の猟師がいうオオカミの毛色、灰滓、黒いもの、赤いものの赤いものに近いのかな?こんな感じのオオカミとのF1固体が野生でみられたらニホンオオカミと思いますよね。このような例もあったのではということです。

画像は世古 孜著 ニホンオオカミを追うより。

検証1.

2010-11-07 14:41:50 | ニホンオオカミ
画像は三峰神社のお札です。はっきりしませんが、このオオカミたち、虎毛だそうです。なぜでしょう?こんな話がありました。「昔、奥秩父には「秩父虎毛」という甲斐犬を大きくした犬が居たそうです。」 この辺には虎毛の地犬がいたようですね。これとニホンオオカミが交配した狼犬が野生化していたとは考えられませんか?こういう固体が、主にこの地方の人たちに目撃され、オオカミと信じられていたとういことは考えられませんかね。中には本物も混じっていたことは十分考えられますが。続きは検証2にて。


謎。

2010-11-06 19:22:20 | ニホンオオカミ
ニホンオオカミは足が短いといわれます。頭骨は真ん中に重心があって、前後がつかないそうです。日本列島が大陸から切り離され、狭い地域に取り残されたとはいえ、骨格などがそんなに変化するものでしょうか?例えばツキノワグマに対する大陸のヒマラヤグマ。小さくはなっていますが、誰が見ても同種です。大陸の灰色狼が日本に取り残されて小さくなり、骨格のプロポーションまで変化?昨日ブログに書いた佐川オオカミみたいな大きい固体も同時に存在?ますますわからないことだらけです。

本当の大きさは?

2010-11-05 08:22:00 | ニホンオオカミ
画像は高知県仁淀川町で保存されていた江戸時代(1837年)に捕れたニホンオオカミの頭骨です。この頭骨、236mmもあります。なんとエゾオオカミに匹敵する大きさです。ニホンオオカミによく間違われる四国犬の頭骨が200mmいかないくらいですから、やはりニホンオオカミと四国犬は見間違えはありえないでしょう。ニホンオオカミは小さいといわれますが、janjannewsでは小さいのはオオカミと犬の混血で、本当のニホンオオカミは江戸時代にはほとんど見られないほど少なくなっていたのでは?と書いてます。剥製は日本では3体しか残っていませんが、そのうち1番大きい和歌山大学の剥製でも普通サイズで残りは亜成獣か、オオカミと犬との混血かもしれないですね。