神秘の瞳・ドラゴンアイ ~八幡平の幻の絶景
前日、荒天のため、断念したドラゴンアイだったが、以後の予定をすべてクリアして、翌日、リベンジを果たすことにした。
旅はよく人生に例えられるが、そんな決断も時には必要だよと旅神に教えられたような気がする。
その日は前日の悪夢が嘘のように晴れ渡った。輝く岩手山。
(以降、樹海ラインを行くバスからの車窓)
バスは岩手山を仰ぎながら、高原ムード一杯のコースを経て、1540mの頂上駐車場に到着。
前日の真白な世界と怒涛のような暴風雨が・・・何度も言うが、嘘のようだ。
早速、ドラゴンアイに取り掛かる。ここからは優しいコースである。
分岐点、到着。ここからはドラゴンアイ(鏡沼)までは雪が残るトレッキングコース。
雪間にフキノトウが顔を覗かせる。
そして、やっと、ドラゴンアイを拝むことができた。リベンジ成功!
「鏡沼」は火口湖だが、冬から春にかけて大量の雪解け水が沼に流れ込み、中央部が浮力で持ち上がる。
さらに暖かくなると中央部の中心の雪から解けはじめ、龍の眼が形成される。
これを「ドラゴンアイの開眼」という。
(5月25日撮影)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます