八幡平温泉郷 ① ~岩手山仰ぐ白樺林とレンゲツツジ
八幡平温泉郷(東八幡平温泉)は岩手県の最高峰である標高2,038mの「岩手山」の北側麓に広がる。
単純硫黄泉で、ほのかに硫黄の香り漂う温泉地である。
一帯は日本の地熱発電第一号「松川地熱発電所」の自然エネルギーから生まれた温泉を引湯した高原リゾートでホテル、ペンションなどが点在する。
東八幡平から松川温泉までの松川渓谷沿いは、ブナ、カエデ、モミジなどの落葉樹が多く、紅葉、新緑、渓谷美が楽しめる。
また360haの広大な森林公園「岩手県民の森」では白樺林とレンゲツツジが印象的だった。
松川渓谷
雄大な岩手山は小さな富士山を思わせる。
宿はペンション村の一角にある「温泉ゲストハウス やすもり」さん。こじんまりとした宿だったが、オーナーさんとも旅の話などコミュニケーションできて良かった。
硫黄の匂いと湯床には黄色の湯の花が沈殿している。