ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

関西の「雛めぐり」情報 ~雅な女の子の節句

2017-03-03 | 催事・イベント
 関西の「雛めぐり」情報 ~雅な女の子の節句

              

 女の子の節句「雛祭り」の季節がやってきた。

  ♪あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花
  ♪五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ) 今日はたのしい雛祭り

 この音楽が流れてくると、我ら男の子は(そんな時代もあったんだ)、何だか疎外されてるようで、恨めしげに、このお祭りを眺めていたものだ。

 この10数年くらい前からだろうか、「雛めぐり」と冠したイベントが、この時期、各地で開催されるようになってきた。
 いわゆる、「町おこし」、「町の活性化」の一環として、各家庭に眠っている雛人形を展示して、観光の目玉にすることは、手っ取り早い方法だったようで、自治体や商工会、NPO団体らによって、瞬く間に全国に広がっていった。

 町をあげて、雛めぐりを開催しているのは、奈良県高取町。
 城下町土佐街道の「町家の雛めぐり」は約100軒の民家や商店を中心に展示しており、雛めぐりの元祖的存在である。

              

              

 奈良県内では、金魚の町、大和郡山市の「大和な雛祭り」も元遊郭「川本亭」を中心に見応えがある。

              

              

              

クリック 大和な雛祭り・2016

 高取町に匹敵する規模の「雛めぐり」が大阪府富田林市で開催されている。
 「富田林じないまちの雛めぐり」である。

 クリックじないまち雛めぐり」   

 「雛祭り」はいつ頃から始まったのか歴史的には判然としない。
 平安時代の京都で既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録がある。
 川へ紙で作った人形を流す「流し雛」があり、「上巳の節句(穢れ払い)」として雛人形は「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になった。

 京都の下鴨神社では、3月3日に「流しびな」が執り行われる。

 雛祭りが現在の形になってきたのは江戸時代からである。
 「古今雛」、「享保雛」などが飾られるようになっていった。
 (写真は大阪歴史博物館で撮影)

              

              

 <関西各地の主な雛めぐり情報2017>

 奈良県高取町「町家のひなめぐり」   3/1~3/31

奈良県大和郡山市「大和な雛まつり」     2/25~3/5

 大阪府富田林市「じないまち 雛めぐり」    3/11・12



            
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