極彩色の飛鳥美人 ~橿原考古学研究所附属博物館 ①
日本人なら誰もが、ご存知であろう高松塚古墳の ”飛鳥美人” 壁画発見から50周年を迎えるという。
「よみがえる極彩色壁画」という50周年記念展が開催されている(現在、閉展)というので、初めて、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館を訪れた。
橿原考古学研究所附属博物館は想像以上に大きな博物館だった。
エントランスには法隆寺金堂壁画のお出迎え。
そして、お目当ての明日香村の高松塚古墳壁画。
1972年3月21日、古墳の石室で見つかった極彩色壁画は7世紀末から8世紀初めのものだという。
16枚の凝灰岩でつくられた石室の内面に漆喰(しっくい)が塗られ、その上に極彩色の男女群像や「四神」の青龍、白虎、玄武などが描かれている。
レプリカといえど、最近の技術の進歩は目覚ましく目を見張るものがある。
発掘現場の展示も興味深い。
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