ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

蓮の咲くころ・双頭蓮(そうとうれん)の蕾 ~試しみの大仏殿・喜光寺

2023-07-10 | 花めぐり~7・8月

蓮の咲くころ・双頭蓮(そうとうれん)の蕾 ~試しみの大仏殿・喜光寺

 

 奈良時代の僧、行基ゆかりの喜光寺(奈良市)は薬師寺、唐招提寺、西大寺とともに蓮の寺「ロータスロード」の一角を成す。

 東大寺大仏殿の建立以前に大仏殿のモデルとして建てられ、「試しみの大仏殿」とも言われた重要文化財の本堂に蓮の花はよく似合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その喜光寺で、1本の茎に2つの花が付く「双頭蓮(そうとうれん)」が2本現れた。

 吉兆とされる「双頭蓮」が二つも出現するというのは100年に一度ではないかと副住職はおっしゃる。

 ウクライナはじめ、各地の戦争が終結することを願わずにはいられない。

 

 清らかなミズアオイや睡蓮も咲いていた。

 

 

 

 本堂に安置されており、国の重要文化財でもある本尊「阿弥陀如来坐像」は、平安時代に制作されたもので、高さは2.3メートルほどの比較的大きな仏像で穏やかな雰囲気をお持ちである。

 

 

 本尊の左右に安置されている「脇侍」の「観世音菩薩坐像」と「勢至菩薩坐像」。

 こちらも本尊同様、穏やかな雰囲気と優しい微笑みを浮かべておられる。

 本堂内部が写真撮影可なのはブロガーにとって嬉しいかぎりだ。

 

 

 

 

 天に舞う菩薩さまたち。

 

 

 

 

 弁天池のお堂に鎮座する宇賀神。

 

 

 

 

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