蓮の咲くころ・双頭蓮(そうとうれん)の蕾 ~試しみの大仏殿・喜光寺
奈良時代の僧、行基ゆかりの喜光寺(奈良市)は薬師寺、唐招提寺、西大寺とともに蓮の寺「ロータスロード」の一角を成す。
東大寺大仏殿の建立以前に大仏殿のモデルとして建てられ、「試しみの大仏殿」とも言われた重要文化財の本堂に蓮の花はよく似合う。
その喜光寺で、1本の茎に2つの花が付く「双頭蓮(そうとうれん)」が2本現れた。
吉兆とされる「双頭蓮」が二つも出現するというのは100年に一度ではないかと副住職はおっしゃる。
ウクライナはじめ、各地の戦争が終結することを願わずにはいられない。
清らかなミズアオイや睡蓮も咲いていた。
本堂に安置されており、国の重要文化財でもある本尊「阿弥陀如来坐像」は、平安時代に制作されたもので、高さは2.3メートルほどの比較的大きな仏像で穏やかな雰囲気をお持ちである。
本尊の左右に安置されている「脇侍」の「観世音菩薩坐像」と「勢至菩薩坐像」。
こちらも本尊同様、穏やかな雰囲気と優しい微笑みを浮かべておられる。
本堂内部が写真撮影可なのはブロガーにとって嬉しいかぎりだ。
天に舞う菩薩さまたち。
弁天池のお堂に鎮座する宇賀神。
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