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「新聞紙」が結んでいたコミュニケーション

2005年04月18日 | エッセイ・日記・意見
昔は、市場の魚屋さんとかで、ものを包む場合、そういえば、「新聞紙」を使っていたなぁ~という事を思い出した。何故思い出したかというと、長男と次男に買っている「学研の科学」の付録に、「サボテン栽培セット」がついていて、それを作るのに、子供たちはベランダへ出て、新聞紙をひいて、土がこぼれない様にして、サボテンを植える作業をやっていた。それを見ていて、「この風景、どっかで見たなぁ」と思った事から始まった。
八百屋や魚屋では、薄い茶色の油紙?にまず商品を包んで、それから、その上から、新聞紙を被せ、輪ゴムでそれをとめて、客に渡してくれた。そこでは、常連さんと店の人の会話が弾んでいた。
「新聞紙」が結んでいたコミュニケーションは、今はなく、コンビニの白い可燃性の袋に変わってしまい、「人の心の絆」が薄れてきたのではないだろうか。強引な論理だろうか・・・。
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