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「Gコード」とは?

2007年02月11日 | テレビ
Gコードとは、新聞やテレビ情報誌に掲載されるテレビ番組表に掲載される録画予約番号のことをいう。

概要
Gコードの始まりは1988年で、アメリカのジェムスターTVガイド・インターナショナルがビデオの録画予約をする際の入力作業が簡略化できる様、最大8桁の数字を入力するだけで予約が完了する「VCR Plus」というシステムを開発した。地方紙「ロサンゼルス・タイムス」でそれを掲載した後、全米各地の新聞に掲載し、ビデオ利用者からの絶大な反響を得た。

日本では1992年4月1日に朝日新聞(夕刊)で独占掲載を開始し、それに合わせて日本法人のジェムスター・ジャパン社から「ビデオ・プラス」という専用リモコンを発売した。その後夏には朝日新聞系スポーツ紙の日刊スポーツ(東京首都圏版のみ)でも掲載、12月1日には朝日新聞の朝刊と読売新聞の朝夕刊にも掲載され、翌1993年以降、全国各地のほとんどの新聞やテレビ雑誌などに幅広く掲載される様になった(但し一部の地方新聞(埼玉新聞、山口新聞、高知新聞など)では掲載されていないものもある。またスポーツ紙に関しては日刊スポーツの東京首都圏版とサンケイスポーツの東京・大阪版・道新スポーツ・中日スポーツ・東京中日スポーツのみしか掲載されていない。)。この背景には、朝日新聞が単独でのGコードの普及に限界を感じ、ライバルの読売新聞に泣きついて歩調を合わさせた過去がある。

これに合わせて、ジェムスター社とのライセンス契約を結んだビデオデッキにGコード入力機能が搭載される様になり、現在では多くのVTR・HDDレコーダーなどがGコードに対応し、その利便性から積極的に利用している人も多数存在する。ただ、最近はEPG(電子番組表)に対応した録画機器が増えて来ている事、BSデジタル放送にGコードが非対応である事、一部のテレビやチューナーからはIrシステムによるVTRコントロール機能を用い、EPGを使用した連動録画予約ができる事などから、Gコードの需要は次第に減少しつつある。


記録情報
Gコードは、録画に必要な4つのデータを8桁の数字に圧縮し、暗号化している。

放送日:1日~31日
開始時刻:0時00分~23時59分(原則5分刻み)
録画時間:5~480分(同上)
チャンネル:1~99

参考
番組表には時々1~2桁のGコードが出現する事がある。概ね以下の条件の時に出現する傾向がある。

月初め
チャンネルはNHKもしくはガイドチャンネルが1桁の民放
録画(放送)開始時刻がXX時00分(正時)
録画(放送)時間が30分
2005年6月1日放送のNHKきょうの料理では、一部新聞でGコードが「1」と掲載されたため、同番組の出演者が珍しく「当番組をぜひ見てほしい」と宣伝した事もある。

その他
番組の放送時間が変更になった場合、Gコードで予約された番組は録画されず、別の番組が録画されてしまうため、Gコード自体は無効となる。



Gコードも、月刊のテレビ誌などは、最後の週の情報は間違っている場合も多く、録画予約には便利には便利だが、不確定要素が常に付きまとう。テレビ欄に「番組延長の可能性あり」とか書かれていると、Gコードで予約した上にもう一度、延長を見越して録画終了時間を延ばさなければならない。

素朴な疑問だが、桁数の多い番組と極端に少ない番組・・・数字はどうやって決められているのだろう?

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