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「社名」って、意外な経緯で決まったことが多いんだ・・・

2007年03月26日 | 本・雑誌・漫画
誰かに教えたくなる 「社名」の由来

講談社

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有名企業の社名の由来は、しばしばビジネスパーソンの間で話題となる。ただ、ブリヂストン(創業者の姓に由来)しか知らないというのでは、いささか心もとない。また、社名の由来は知っていても沿革や事業内容はよくわからない、というのも恥ずかしい。
本書では、気になる社名の由来を、創業時のエピソード、事業内容を加えて310社紹介している。電話帳の冒頭に掲載されるのを狙って名づけたというアートコーポレーションや、ギリシャ神話の英雄アキレウスに由来するアキレス、中国の故事で「医師」を意味する「杏林」を冠した杏林製薬、勝利の女神「NIKE(ニケ)」を英語読みしたナイキ、波を丸くおさめ、漁の無事を願うという意味のマルハ、創業者が好きだったシェークスピア生誕の地を社名としたエイボン、長嶋茂雄の現役時代、巨人のクリーンナップトリオにあやかってつけられたクリナップなど、じつにユニークな社名の由来が並んでいる。主要企業の社名の由来と同時に事業概要もわかるので、ビジネスパーソンの教養にうってつけの1冊である。(土井英司)

出版社/著者からの内容紹介
知っていますか?有名企業310社
社名に「夢」を託した青年創業者たちの熱い思いと秘話(ドラマ)意外や意外!戒名あり神話あり中国伝説あり。
「泣ける」創業の理念も、再発見できます。
●「トヨダ」を「トヨタ」に決断した意外なドラマ
●「易経」の「万物資生」から誕生した「資生堂」
●海外のヒット接着剤を攻め出せ「セメダイン」
●「ワコール」はフランス語などでなく「和江を留める」
●なぜカメラの「ミノルタ」が「稔る田」にこだわったか?
●「ハエと蚊の殺し屋」そのままに「フマキラー」
●「味精(みせい)」で売り出し家族会議で「味の素」に逆転
●「香王」も捨てがたかった「花王」
●「株式会社ぞうきん」に固執した「ダスキン」の創業者すべての社名には、創業者(命名者)の夢や願いが秘められている。社名は、会社という事業を通じて、創業者が社会に向けて発信した何らかのメッセージである。
たとえば、スナック菓子を“発明”した「カルビー」には、菓子づくりを通じて食糧難時代の子どもたちを救おうとした創業者の情熱が込められていた。日本で最初の本格的な接着剤を開発した「セメダイン」には、日本市場を席捲していた外国製接着剤に対する創業者の宣戦布告の覚悟が込められていた……。
社名の由来をエピソードをまじえてたどることで、創業の精神や創業者の熱いメッセージに触れ、消費者はもとより、ビジネスマンや就職活動の学生にとっても、有名企業がより身近に感じられるようになるのではないか――。



確かに、「社名」を最初に決める時は大きな決断が必要。「Livedoor」って、どうやって決められたんだろう?

現在、ライブドア社のホームページに掲載されている社名の由来は以下の通りです。

ポータルサイト「ライブドア」を軸に様々な革新的なインターネットサービスを提供していくことを考えており、このような当社の変革を広く印象づけるために、商号を「株式会社ライブドア」に変更する。

これを見る限り、「ライブドア」という名前が先にあったと言うことがわかります。ちなみに、現在のライブドア社の当時の社名は「エッジ株式会社」でした。この会社の設立は1996年4月に「有限会社オン・ザ・エッヂ」で行われ、1年ほどで「株式会社オン・ザ・エッヂ」に、2003年には「エッジ株式会社」へ、2004年に「株式会社ライブドア」へと社名を変更しています。

実は、もともとライブドアというサイトとそれを運営する会社がありました。2002年にその会社から営業譲渡をうけてオン・ザ・エッヂがライブドアを運営していました。当時のオン・ザ・エッヂは一般向けにはソフトウェア販売の方が有名だったと記憶しています。なお、CD-Rライティングソフト等を販売するPRO-G社が子会社です。

そもそものライブドアの由来は、旧株式会社ライブドアのプレスリリースに見て取れます。

ライブドア(livedoor)の社名ならびにロゴは、“インターネットの世界への、無限の「入り口」”というコンセプトを表現世の中でからかわれていわれる「どこでもライブドア~」とうのは、あながち間違っていないのかも。


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