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「関西テレビ」とは・・・

2007年03月29日 | Weblog
出資構成はフジテレビジョンが筆頭株主(19.85%)であるが、第2位の阪急阪神ホールディングス(19.10%)の持分法適用会社であり、一般的には阪急阪神東宝グループの一員として認識されている。ただし、文化放送が第5位、産業経済新聞社が第7位の大株主であり、フジサンケイグループの影響も弱くはない。

概説
産業経済新聞社(産経新聞)が免許申請した「関西テレビジョン」と京都新聞社、神戸新聞社、京都放送(KBS京都)、神戸放送(現・ラジオ関西)などが免許申請した「近畿テレビ放送」の2社が統合し、京阪神急行電鉄(現・阪急阪神ホールディングス)が資本に加わって「大関西テレビ放送株式会社」(だいかんさいテレビほうそう)として設立された。開局直前に「大」の字を取って「関西テレビ放送」と商号を変更した。
毎年1月に開催される『大阪国際女子マラソン』は同局がキー局となり全国へと放送(1995年だけは大会前に阪神大震災があったため中止)。1996年からはインターネットによるライブ中継も実施している(国際的なマラソン大会でインターネットによるライブ中継を初めて取り入れたのがこの大会だった)。
イメージキャラクターについては、1995年から、「ハチエモン」というキャラを採用している。
関西テレビの設立母体の一社で、神戸市に本社を置くラジオ関西(CRK)は新聞のテレビラジオ欄に共に「関西」と略して書かれるが、現在は関係が薄い。
2007年2月15日に日本民間放送連盟は関西テレビに対し、当分の間、民放連会員としての活動を停止すると発表した。(「『発掘!あるある大事典II』に於ける捏造事件」を参照)

沿革
1958年(昭和33年)2月 阪急電鉄や産経新聞社、京都新聞社、京都放送、神戸新聞社、神戸放送(現:ラジオ関西)などが出資し、大関西テレビ放送を設立
1958年(昭和33年)7月 関西テレビ放送に社名変更
1958年(昭和33年)8月 免許獲得(8ch、コールサイン:JODX-TV)
1958年(昭和33年)11月22日 本放送が開始(シンボルマークはフジテレビと同じくチャンネルナンバーを図案化したものだが、フジテレビのものは丸みを帯びているのに対し、角張っている。1964年から使用開始)。
1959年(昭和34年)3月1日 東京のフジテレビが開局し、同局をキー局とする。また、フジテレビと名古屋の東海テレビ、福岡の九州朝日放送との間で番組交換協定を結ぶ。
1964年(昭和39年)9月1日 福岡地区が九州朝日放送からテレビ西日本にネット変更、ネット協定を結ぶ。同時にカラーテレビ放送開始。(大阪地区では3番目)
1966年(昭和41年)10月 ニュースネットワーク組織FNNが成立。
1969年(昭和44年)10月 ネットワーク組織FNS発足。21社。
1970年(昭和45年)4月 フジネットワーク(FNS)確立。27社。
1986年(昭和61年)11月 文字多重放送(JODX-TCM)が放送開始。
1992年(平成4年)3月 東京・砧にレモンスタジオ開設。
1997年(平成9年)10月1日 本社を大阪市北区西天満から扇町キッズパークへ移転(旧本社は関連会社が入居)。
2003年(平成15年)12月1日 午前11時 地上波デジタル放送(JODX-DTV)が開始
2006年(平成18年)4月1日 地上波デジタル放送のワンセグが開始
2007年(平成19年)4月19日 日本民間放送連盟から除名予定。

特色
FNSの準キー局として、全国ネット向けには月曜22時枠に『SMAP×SMAP』(フジテレビと共同制作)、土曜8時枠に『ベリーベリーサタデー!』、日曜22時枠に『スタ☆メン』(フジテレビと共同制作)、水曜23時枠に『グータンヌーボ』、そして『火曜22時ドラマ』を制作。また西日本ブロックネット番組として『GO!GO!ガリバーくん』を制作していた。
かつて全国ネットで金曜19時枠にフジテレビと共同制作によるバラエティ番組があったが、『ザ!キャッシュマン』終了を機に関西ローカル枠となる(2006年現在『さんまのまんま』『ムハハnoたかじん』が放送されている)。
土曜日の23:00~23:30にも長年、全国ネットのバラエティ番組枠(スポンサーはMIZUNO→TEIJIN)を持ち、『ねるとん紅鯨団』や『ハンマープライス』『もしも体感バラエティif』などの大ヒット番組などを放送してきたが、2005年春のフジテレビの土曜23時台の番組改革に伴い、『グータン』を最後に撤退。関西テレビ制作枠は水曜日の23:00~23:30に移動し、同年4月13日から『空飛ぶグータン』を放送(2006年4月からは『グータンヌーボ』としてリニューアル)。
火曜22時ドラマは視聴率不振に陥っていた時期もあったが、1998年の『GTO』、最近では『僕の生きる道』『僕と彼女と彼女の生きる道』『アットホーム・ダッド』『結婚できない男』などのヒット作も生まれている。連続ドラマは東京支社制作部が企画し、外部の制作プロダクションに委託して制作されているが、2005年夏季の『がんばっていきまっしょい』は監督・スタッフなどを関西テレビの従業員のみで構成し、26年ぶりに完全自社制作によって制作された。在阪準キー局ではテレビ大阪を除く各局で過去にプライムタイム枠で全国ネットの連続ドラマ枠があったが、現在は関西テレビと朝日放送(2006年4月からテレビ朝日との共同制作)だけである。
1990年代初頭には関西ローカルで深夜ドラマ枠『DRAMADOS』を持っていたこともあり、映画『スワロウテイル』で知られる映像作家岩井俊二がドラマデビューしている。
月曜と金曜の19時台にはそれぞれ『快傑えみちゃんねる』や『さんまのまんま』や『ムハハnoたかじん』などのローカルバラエティを編成しているが、これらはいずれも10%台後半の視聴率を取っている。そのため、『HEY!HEY!HEY!』のスペシャル版などの2時間番組(主に改編期の特番)は20時台から1時間編集版の放送(生放送の場合は途中飛び乗り)となることが多い。
この特番短縮放送については視聴者からの苦情が来ることも少なくない。特に関テレの場合は特番を短縮することが他のFNN系列と比較しても非常に多く、短縮せずにフルネットで放送することはほとんど無い。本来この時間帯はローカルセールス枠である上、自主編成番組に差し替える放送局も多少ならずともあるが、ほとんどの局はスペシャル時には自主編成番組を休止する。
これについては沖縄テレビの月曜夜7時においても同じことが言えるが(沖縄県には日テレ系列が無いため)、これはスポンサーの圧力が原因ともされている。
元日恒例の全国ネット放送『爆笑ヒットパレード』を途中で一旦飛び降りて『えみちゃんねる』の正月スペシャルを放送していることで一部で苦情が出ている。
『快傑えみちゃんねる』『たかじん胸いっぱい』『ほんじゃに!』『トミーズのはらぺこ亭』など関西ローカルで放送されているバラエティ番組の一部は、BSデジタル放送のBSフジでの放送の他に、関東や東海地方の独立UHF放送局(一部は系列局の東海テレビで放送)に番組販売扱いでネットされている。
関西の人気ローカルタレントである上沼恵美子(上沼真平制作局付役員待遇ゼネラルプロデューサーの妻)、やしきたかじんを積極的に起用していることでも知られている。
関西ローカルワイドショーの老舗である『痛快!エブリデイ』が長年の強みであったが、2004年5月に裏番組でスタートした『なるトモ!』(読売テレビ)が好調なために、『エブリデイ』も一部リニューアルを余儀なくされている。
「フジテレビクラブ」と同様の有料会員制サービス「クラブカンテーレ」を展開している。
『FNNスーパーニュース』も2005年4月4日からはフジテレビと同じく16:55からのスタートとなった。近畿広域圏向けに放送している在阪局の中で、17時台からキー局制作のニュースを放送するのは初めてのケースだったが、裏番組のローカル情報番組の『ちちんぷいぷい』(MBS)、『ムーブ!』(ABC)に大きく水をあけられ、わずか1年で撤退。2006年4月3日から『スーパーニュース』の17時台が放送されていた時間枠をこれまでの『FNNスーパーニュースほっとKANSAI』の枠と統合して2時間のローカルニュース番組にリニューアル、『アタック ザ・ヒューマン』以来8年半ぶりに夕方のニュース番組に復帰する同局アナウンサーの山本浩之がメインを務める報道番組『FNNスーパーニュースANCHOR』がスタートする。
関西テレビのローカルワイド参戦で、『もっともっと関西』『かんさいニュース1番』(NHK大阪)『ぷいぷい』『ムーブ!』『情報ライブ ミヤネ屋』(YTV)と互角な戦いを展開している。
一方で、近年早朝時間帯の競争にはあまり熱心ではない傾向が見られる。
1980年代から1990年代にかけて『ザ・モーニング630』『朝特急630』『FNN World Uplink おおさか』『OSAKA発!730』など平日朝に自社製作の情報ワイド番組を制作してきたが、1994年の『めざましテレビ』スタート以降撤退。現在は『めざまし-』開始前に『music&weather おはよ!』を制作しているのみである。
フジテレビで朝4:00~(土曜は朝5:00~)から放送している『めざにゅ~』はネットしていない。系列他社の東海テレビ・テレビ新広島・テレビ西日本(いずれも5:00からの放送)でも放送されているのに、関テレで5:00からと言えども放送しないのは「関テレが異常なまでにフジを嫌悪しているから。」という説がある(後述)。
また「めざにゅ~」に代わるべき自社制作の番組を作らないのは「どうせABCには勝てないから」と勝負を捨てていると言われている。
ちなみに『めざにゅ~』の番組サイトを通じて「めざまし川柳」に投稿する『めざにゅ~』を放送していない地域の人が多くいる(それも大阪圏の人に限ったことではない)。
土曜日も『めざましどようび』をわざわざ1時間削って(午前7:00スタート。2006年10月以前は午前6:30スタート)『未来少年コナン』や『ちびまる子ちゃん』といったアニメ番組の再放送を放送するなど、早朝時間帯の戦略の不熱心さに対する疑問の声がある。
同社がこれに関する明確な回答を出していないので、今後も疑問の声が収まることは無いと考えられる。
なお土曜の早朝の空いた時間に『デジモンセイバーズ』が金曜日の夕方からこの時間に移動し、将来的な『FNNスーパーニュースANCHOR』の放送時間の延長への伏線という見方もある。
日曜日の正午(12:00)枠には長年、『花の新婚!カンピューター作戦』『紳助の人間マンダラ』などローカルのバラエティ番組を放送していたが、最近は視聴率低迷が続き、2005年9月末でローカルバラエティ枠から撤退。同年10月9日から、フジテレビから約2か月の遅れネットで『ネプリーグ』を放送している。
2000年7月より平日午後に西日本ブロックネットの情報番組『2時ドキッ!』→『2時ワクッ!』を放送していたが、裏番組の『っちゅ~ねん!』それに続く『ちちんぷいぷい』(いづれもMBS)に視聴者層を奪われ、2005年12月末で終了した。
2006年1月9日から情報番組『F-CUBE』(月~木16:25~16:55、金14:05~15:00)がスタートするものの3ヶ月で終了したため、午後の情報番組から撤退することとなった。
これに伴い、月曜から金曜のドラマ再放送枠が拡大し、14:05-16:54で1日最大3本を放送することとになった。
昭和50年代には番組の制作クレジットに「関西テレビ」ではなく略称の「制作:KTV'」の方を使用していた事がある。現在この「KTV」のロゴは主に関西地区でしかお目にかかれないが、フジテレビ系列のマラソンや駅伝中継では系列局応援で出張している同社の移動中継車が使われることがあり、中継車正面上部に「KTV」のロゴが赤で書かれているのでそこで見ることが出来るほか、関西テレビ公式サイト上の「KTVニュース」のページでも見ることが可能である。
FNSの系列局で一番最後に消費者金融会社のテレビCMを解禁したのも関西テレビである。1999年3月1日にフジテレビが消費者金融のCMを解禁して以降、関西テレビは局の方針で解禁を見合わせていたが、同年7月1日に「キー局の名のもとに」との理由で解禁に踏み切った。
関西テレビと共に消費者金融CMの解禁を見合わせていたTBSは2001年4月1日に解禁した。TBSラジオではテレビが解禁に踏み切る以前から消費者金融CMを放送していた。
8チャンネルにちなんで、平成8年(1996年)8月8日には特番が放送された。
一時期(1998年頃)、土曜深夜から日曜未明にかけて24時間放送を行っていた時期があったが、現在は24時間放送は行っていない。
『FNNスピーク』終了後にフジテレビ他で放送されている『笑っていいとも!』の1分間の番組告知(ジャンクション)が2006年1月6日から関西テレビでもネットされるようになったが、わずか6週で打ち切られた。
ここ最近の阪神タイガースのセリーグ優勝3回(1985年、2003年、2005年)の内、2回(1985年、2003年)の阪神セリーグ制覇の中継を放送できたという実績を持つ。
なお、阪神タイガースについては資本関係から朝日放送が優先中継権を持っており、関西テレビは中継する機会が少ない中での高確率である。

アニメ番組の製作・放送状況
アニメの製作には他の在阪局と比べると消極的で、開局以来3本しか製作していない。
フジテレビ製作の深夜アニメの放送についても余り積極的ではなく、かつて関西地区ではサンテレビやKBS京都などの独立U局でネットされた例も多い。
最近では東海テレビとともに、いわゆる「UHFアニメ」を放送する。
このきっかけに関しては「深夜アニメのフジテレビの深夜アニメ迷走劇とその影響」を参照。その為、他系列局とはUHFアニメを放送している事情が異なる[6]。
『藍より青し~縁~』(2003年10月-12月、第1作はフジテレビで放送)を皮切りにこれまでに5本放送、そして2006年10月からは『少年陰陽師』を放送している。
結果として、フジテレビの『ノイタミナ』枠ネット分を合わせて、UHFアニメを含めると関西テレビの方が深夜アニメ放送本数が多いと言う逆転現象が発生する時期もある(これは東海テレビでも同様である)。
ちなみに、関西テレビでUHFアニメを放送するにあたっては、東海テレビが必ずセットとなるのが通例となっており、この原則は破られたことが無い。
また、この局で放送するUHFアニメに関しては、在阪局ではMBSや近年のテレビ大阪とは異なりハイビジョンサイズ(16:9)のものは額縁放送になっているのが現状である。なおフジテレビ制作作品に関してはフルサイズで放送。これについてはABCでも同様である(自社もしくはテレビ朝日制作の作品はフルサイズ)。
関西テレビで放送されるUHFアニメは必ず関西テレビが幹事局を担当するため、アニメ雑誌でも「関西テレビ」の5文字をよく見かける。
2006年11月現在、関西テレビの深夜アニメ・UHFアニメ枠は火曜日の25:45-26:45頃の30分枠2本であるが、番組編成の都合で頻繁に放送時間の変更が行われている。

阪急電鉄(阪急阪神東宝)グループとの結びつき
関西テレビは阪急阪神ホールディングスの持分法適用関連会社であり、阪急阪神東宝グループの一員であるので、傘下の阪急電鉄及びその関係会社との提供や提携番組を多く放送してきた。

阪急ドラマシリーズ 主として阪急沿線各地を舞台にしたホームドラマや青少年向けドラマシリーズ群。
宝塚歌劇団舞台中継 主として土曜日を中心に毎週30分→のちに毎月1回90分「タカラヅカ花の指定席」と題して放映された。30分番組時代には毎年開かれた大運動会(西宮球場)の模様も取り上げた
阪急ブレーブス戦 主として土曜日・日曜日に西宮・日生・藤井寺、大阪の各球場でのデーゲームを中心に夕方16時から90分間の生中継(試合によって録画中継あり)を行った他、日曜日の深夜に「ブレーブスレポート」という番組も放映された。
当時は阪急ブレーブスに対しては独占中継権を獲得しており、阪急が日本シリーズに出場した年におけるパシフィック・リーグ側の制作局となっていた。
2006年10月に阪急ホールディングスが阪神電鉄と経営統合する関係で2007年以降は阪神タイガース戦中継が増加する可能性がある。
しかしキー局のフジテレビでは今後プロ野球中継(特に巨人戦)の放送回数を減らすことを示唆しているため動向については微妙である(独自中継を増やす可能性がある)。

フジテレビとの関係
フジテレビとの関係は「近年は幾分か改善されて来ている」という意見とともに、「在阪(準キー局)-在京(キー局)間では(他系列局より)最悪」とも言われている(かつてはフジテレビと毎日放送との方が仲が良いとまで言われた。フジとMBSとの関係についてはネットチェンジを参照)。名古屋地区に於ける、中部日本放送(CBC)と東京放送(TBS)との関係も、これに近いものがあると見られているが、これは、関西テレビの企業グループ(阪急阪神東宝グループ)が、フジテレビの企業グループ(フジサンケイグループ)より格が上であるからという説がある。ただ、後述の『発掘!あるある大事典II』での不祥事により、今後は同局のフジテレビに対する発言権が現状より弱まる可能性がある。

フジテレビ制作の深夜番組の放送には消極的である。ネットされるのは『FNSドキュメンタリー大賞』のような共同制作番組や、吉本興業[8]や松竹芸能(最近では笑福亭鶴瓶の『平成日本のよふけ』、オセロ松嶋尚美の『カワズ君の検索生活』など)の関西出身のタレントが出演する番組が中心である。
1980年代当時、制作プロデューサーだった上沼真平(現職は制作局付役員待遇ゼネラルプロデューサー、タレント上沼恵美子の夫)が、当時の日枝久フジテレビ編成局長と揉めてまで『オールナイトフジ』のネットを断り、自社制作の深夜バラエティ番組『エンドレスナイト』を放送。同番組をヒットさせ、彼は一時期、英雄視されていたと言う逸話がある。ちなみに現社長の千草宗一郎は上沼との同期入社である。加えて『エンドレスナイト』でプロデューサー時代の上沼と苦楽を共にした仲であったとも言われている。
また、ローカルセールス枠の番組はほとんどローカル番組に差し替えられている。大阪に本社を構える塩野義製薬一社提供の『ミュージックフェア21』こそ放送しているものの、その他の番組は基本的に全て自社制作番組や他のローカル番組に差し替えている。
フジテレビでは通常、月曜夜7時放送の『ネプリーグ』、金曜夜7時『Dのゲキジョー~運命のジャッジ~』など。『ネプリーグ』は日曜正午に遅れ放送を行っているが、『Dのゲキジョー』はフジフルネット局では唯一全くレギュラー放送をしていない。しかし過去にはレギュラー放送の穴埋め的に数回、単発放送された。同番組のスペシャル番組については(短縮版ではあるが)放送がある。ちなみに、関西テレビはゴールデンタイムに2時間ローカル番組を流している唯一の局でもある。
この影響で、月・金曜日の夜7時から放送が始まるフジからの特番は短縮されることが多い。他のFNS系列局が特番の時はローカル部を休止して特番を放送する事が多くなってきたのに対し、関テレは自社制作番組を優先し、フジテレビの特番を8時スタートの1時間短縮版として放送している(例:2006年9月25日『HEY!HEY!HEY!13周年3時間SP』)。関西テレビ以外で1時間短縮となった放送地域は、日本テレビの『おしゃれイズム』を放送する沖縄テレビのみであった。なお、2006年12月放送分は福島テレビも『ONE PIECE』の遅れネットと『弦哲也のFTVカラオケグランプリ』を放送するため短縮版となった。この時は何らかの事情で休止できなかった模様。また福井テレビも『FNSソフト工場』、沖縄テレビも自社制作番組と『おしゃれイズム』を放送したため同様に短縮版となった。
「スポーツの力」(『FNNスーパーニュース』内の一コーナー)は関西テレビは系列局で唯一放送が無い。同時間帯には自社制作分のスポーツコーナー『スポらば』(スポーツラバーズ「Sports Lovers」の略)を放送している。例外としてこのコーナーはオリンピックやサッカーワールドカップなどの世界的スポーツイベント開催時には『スポーツの力』を同時ネットする場合がある。なお、この枠はローカルセールス扱いなので、逆に通常『スポーツの力』をネットしているその他の局も不定期で休止してローカル枠を拡大する場合がある。
以前は報道番組において番組名だけ差し替えるということもあったが(『KTVワイドニュース』や『アタック600』など)、最近は基本的に統一している。
関西地区においてフジテレビの制作番組のグッズ販売や番組宣伝を放送するようになってきているが、グッズ販売については「単に関西テレビが製作するグッズが少ないから取り扱い品目を増やすだけ」と言う見方もある。
2005年4月から1年間、在阪局制作の情報番組を設置している夕方17時台の枠において『スーパーニュース』をフジテレビからそのままネットを実施したが、関東ローカル故に視聴率が振るわず撤退、現在は自社制作に切り替えて報道情報番組『スーパーニュースアンカー』を放送し他局との熾烈な視聴率戦争にしのぎを削っている。
なお、関東地区でフジテレビは2005年度の視聴率三冠王を獲得した。他のフジ系列各局も軒並み視聴率三冠王を獲得したが、関西テレビは「ゴールデン帯」1冠のみに終わった(当年度は朝日放送が「プライム帯」「全日帯」で2冠を獲得した)。フジテレビ制作の全国番組が比較的好調にも関わらず[10]、自社制作のローカル番組(特に昼間)の低迷、及び朝日放送がその同時間帯に視聴率が好調だった事が原因だと考えられる。
ライブドアによるニッポン放送株の買占め問題についてはフジテレビを全面的に支持する立場を取った。
フジテレビの重役筋によると「関西テレビの女子アナウンサーは面白味に欠ける」との事。実際、関西テレビの女子アナウンサーは情報番組などでの2、3の例外を除けば、全国ネット枠での登場は少ない。関西テレビでは「女性アナウンサーは知性重視の方針を打ち出している」というが、「フジテレビとは一緒にしてほしくない」と頑なになっているという見方もある。
関西テレビ制作番組にフジテレビのアナウンサーが出演する場合は逆により多く、全国ネット番組ではアシスタントをフジテレビのアナウンサーが担当している『発掘!あるある大事典2』。筒井櫻子がアシスタントを担当していた『土曜大好き!830』(小島奈津子(当時)、西山喜久恵も1995年にゲスト出演した)。ローカル番組での例としては梅津弥英子が『りえむら』に出演した。



関テレは「フジテレビのラテン系の血」と「阪急電鉄の実直な経営の血」の二律背反する血をひく不思議な会社だと僕は思う。
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1 コメント

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Unknown ()
2007-04-08 06:59:23
「TBS報道テロ全記録」を読んでみてください。

安いわりにはおもしろいですよ
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